広汎性発達障害児と軽度知的障害児・LGBTとかかわりが深い心理カウンセラーのブログ

悩みは希望の種。個性は希望。と言うわけでよろしくお願いします。

ケンカの時に相手が黙る。どういうつもりなんでしょうか。

2020年12月08日 | あの人はどんな人?

夫とケンカ。妻とケンカ。恋人とケンカ。我が子とケンカ。親とケンカ。上司と、友達と・・・いろいろな人とケンカするときに、あなたは黙る方ですか?それとも言いたい言葉がたくさん出てきますか?

ケンカした時に黙る相手にイライラするんです

 

相手にイライラしてしまう人。そしてイライラされてしまう人。どちらも嫌なものですよね。

「黙るってことは肯定?」

とキレる人もいますが、相手はただパニックになっているだけなのかもしれませんよ?

ケンカの時に相手が黙ってイライラ倍増。と言う方に読んでほしい記事になります。

どうして相手は黙ってしまうのでしょう。

相手がケンカの時に黙る理由

ではどんな理由があるのでしょうか。少し考察してみましょう。

怒られるとパニックになって思考が停止してしまう

相手が怒っているのを見てパニックになって思考が停止してしまう。だから何も言えず黙ってしまうんです。

本当に思考が真っ白になっている状態で、人によってはボロボロ涙だけで泣き出す人もいるかもしれませんね。

「言いたいことがあったら言え」

と怒鳴りつけられると余計にパニックになってしまうのです。

思考が頭の中にパンパンになってしまって何を話していいのかわからない

思考がバラバラに走ってしまいどれを取り出せばいいのかわからなくて、黙ってしまうんです。

頭の回転が速いと言えば早いのですが、制御できない速さはなかなか厄介なものです。車もスピードを出しすぎてしまうと事故をしてしまいますしね。思考も結構早すぎると困るんですよ。

思いはたくさんあるのにそれを言葉に出せず黙ってしまう

自分の思考を言葉にできる人ばかりではありません。とっさに自分の思いを順序だてて話すことができない人がいます。言葉と言うのはとても難しいものです。

そして相手がその言葉をちゃんと理解してくれるのか不安なときも黙ってしまいがちです。

先読みをしすぎて「言っても無駄だ」と判断してしまう

怒る相手を見て

「何を言っても無駄だな」

と冷静に判断して黙ってしまうタイプの人もいます。相手と話しても無駄だと思ってしまうと、話す気なんてなくなってしまいますよね。

ケンカは良いことだけれど・・・怒鳴っても一つも良いことはないんです

 

私はケンカすることは悪いことだとは思いません。一人ひとり価値観が違うのは当たり前で、時々は価値観と感情がぶつかってしまうことはあるでしょう。人間ですからね。

むしろケンカして仲直りするのはとても良いことだと思います。

怒鳴ってしまうこともあるでしょう。でも覚えていてほしいのは、

「怒鳴っても何も解決しないし、むしろこじれる非効率な行為である」

と言うこと。でもなかなかそうはいかないでしょう。だから怒鳴ってしまったら、相手に謝ってあげてほしいんです。

相手がそれでも口を開かないときはあるでしょう。

でもそれは怒りからの行為ではないかもしれません。ただびっくりした、思考が追いつかない。それだけかもしれないんです。

私もえらっそうなことを言いますが、感情的になるときはあります。

自分が悪いと思えば謝ります。悪いと思わないと謝らないけれど・・・。

相手が黙ったからとイライラしなくていいんです。

あなたの言うことを相手はちゃんと受け止めているからこそ、黙ってしまうのですから。

 



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