河瀬監督

2007-06-09 15:37:34 | CINEMA
「殯の森」の河瀬直美監督ですが、奈良の出身なんです。
この作品に出てるおじさんも「ならまち」の一般人らしいです。
居酒屋で河瀬監督と意気投合してこの作品に出演することになったそうです。

人生なんてわからんもんですわ。

河瀬監督のプロフィールを見ると、私より二つ年下みたいです。
奈良市立一条高等学校卒業。
一条高校といえば、私も中二までは合格圏内でしたね(笑)
英文科じゃなく普通科ですけど
安心してボ~っとしすぎた結果ですな・・・

奈良の紀寺出身だとか?
私が住んでた井上町から近くですがな
もしかしたら何処かで顔を合わせてたかも
っていうか、2コ下なら中学一緒やん。
私が中三のとき彼女は中一やし。
へぇ~同じ中学の卒業生やん

そういや私の弟、2コ下やった。
顔見たことあるんちゃうかな?
でも弟の年って17クラスくらいあったし知らんかな?

んで、メールしてみた。


やっぱ知ってるって。

クラブ一緒にやってたって
そういや河瀬監督、バスケで高校の時国体まで行ったらしい。
へぇ~世の中狭いなぁ

2007-06-09 14:18:57 | いろいろ
河瀬直美監督の殯の森
カンヌグランプリ受賞おめでとうございます。
今更なネタですな。
映画の内容やカンヌ受賞よりも、私はこの「殯」が気になったんですわ。

そもそも「殯」というのは日本の古代に行なわれていた葬儀儀礼です。
死者の魂の復活を願い、
その後は魂の安らぎを祈る時期を殯といいます
この殯の時期、遺体を安置するために殯宮が建てられたそうです。
古事記や日本書紀にも貴人を殯にした記録やそれを連想させる記録が残っています。

現代でも天皇や皇后・皇太后・太皇太后の葬儀の場合、
遺体を安置する場所を皇居内に殯宮を仮設するそうです。
崩御後13日目に遺体を収めた棺は御所から宮殿内の殯宮に移され、
崩御後45日目を目処に行われる「斂葬」までの間、諸儀式が行われます(Wikipedia)

天智天皇(中大兄皇子)の殯は2ヶ月でした。
それに比べて天武天皇(大海人皇子)の殯は2年2ヶ月やったそうです。
後継者問題があったために長かったのかもしれません。
息子の草壁皇子(母は持統天皇)は父親の殯5ヵ月後に亡くなっています。
27歳で皇太子のまま亡くなりました。

殯の儀式は大化の改新以降に出された薄葬令によって、
葬儀の簡素化や墳墓の小型化が進められた結果、
仏教とともに日本に伝わったと言われる火葬の普及もあり、急速に衰退します(Wikipedia)

現代の通夜が殯の名残なんでしょうね。

でも古代の人って、死者が生き返るかもしれんとか本気で思ってたんかな?
2年も置いておいたら恐ろしいことになるやろうね。
2ヶ月でも強烈やろな
臭いも出てくるやろうし、虫も湧くやろに・・・
それを「今日は生き返ったかな?」なんて覗いたりするんか?!
白骨化して初めて「あぁぁ、もう生き返らんな・・・」って気付くんか?!
それも恐ろしい話やわ。
そもそもこんな儀式したのは一般民じゃなく皇室関係者だけやろ。
尊い人(なんか?)やからこそ、する儀式やろし。
一般人でよかったわ(笑)


さてさて、映画はどんな内容やろか?
ちょっと(かなり)気になってますねん。
奈良が舞台やし、ちょっと変わった内容みたいやし。
娯楽性ゼロの映画・・・ちょっと好きかも(笑)