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プロレスはMotokawa、クルマはMazda、
ホッピー、ハッピー、フロッピー(^-^)/
「日刊ぴょん新聞」

森の記憶

2005年10月26日 00時49分41秒 | プロレス
平成10年10月25日。
今はなき千葉県逆井道場。山田圭介自主興行。
いまだ色褪せない記憶。そしてぴょん生涯最高
の興行。
その日、その場にいたレスラーにも特別な感情
はあるのだろうか。H11年秋、IWAを退団して
いた元川が、西堀幸恵引退に際し、「えみちゃ」
で語った言葉が今も印象に残る。
「(第二回)山田圭介自主興行があれば飛んで
ゆくのに」
「後ろ受け身を取らせない試合」
IWAを出ていった元川は西堀の引退セレモニー
には来なかった。いや来れなかったというべきか。
ひとりIジャ女子を守ってきた後輩に対する感情。
当時すでに山田もIWAを離れていた。もしその時
第二回山田圭介自主興行が開かれたならできたかも
知れない「元川vs西堀」。腰を傷めて記念試合を
することもなくリングを去る西堀。リングを下りる
前にせめて少しでもいい思い出を作ってあげたい・・・。
そんな願いがにじむ。元川はこうも語っている。
「いい思いをさせてあげられなかった悔しさは一生
忘れない」

月日は流れ、いまふたたびIWAにはかつてリングで
闘ってきたレスラーが少しずつ戻ってきた。元川、
B・B、そしてYOSHIYA。もうあの森は姿を消して
いるだろうけど、いつかどこかで、「彼」が夢を
見せてくれないか。あれから7年。ふとそんなことを
考えている。
コメント
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