ちょっとした謎掛け
二人だけの暗号が
甘いバニラに溶けて混じる
もう少しの我慢で
きっとどうでもよくなるから
そう思い込ませては
くすぐったさを噛み殺す
じゃれ合いなんて必要ないの
繰り返すだけ淋しくなって
いつか二つに割れてしまう
口を歪めた天使の戒め
不服そうな横顔に
安堵するのは餓鬼の洒落
傷つけるのは私だけなら
その優しさが罪の始まり
我慢してたご褒美に
名前だけの苺味を
舌の上で転がして
ホワイトチョコの香りを想う
お家にたどり着く前に
食べ切ってしまいそうな
甘くて苦い物語を
描く度に後ろめたいよ
沈む底も見えないのなら
狭い小瓶の蓋を開けて
早く私を閉じ込めて
二人だけの暗号が
甘いバニラに溶けて混じる
もう少しの我慢で
きっとどうでもよくなるから
そう思い込ませては
くすぐったさを噛み殺す
じゃれ合いなんて必要ないの
繰り返すだけ淋しくなって
いつか二つに割れてしまう
口を歪めた天使の戒め
不服そうな横顔に
安堵するのは餓鬼の洒落
傷つけるのは私だけなら
その優しさが罪の始まり
我慢してたご褒美に
名前だけの苺味を
舌の上で転がして
ホワイトチョコの香りを想う
お家にたどり着く前に
食べ切ってしまいそうな
甘くて苦い物語を
描く度に後ろめたいよ
沈む底も見えないのなら
狭い小瓶の蓋を開けて
早く私を閉じ込めて