ここは、全国初の火山体験学習施設です。日本一新しい山「平成新山」をつくった雲仙普賢岳噴火による災害と自然の脅威を肌で感じられるような工夫が各所になされ、体験しつつ学ぶことのできる施設です。平成大噴火シアターは火砕流と土石流の映像、床動揺、熱風噴射など臨場感があり評判です。島原大変劇場は子どもに人気があります。
平成大噴火シアターは、雲仙・普賢岳噴火に伴う「火砕流」と「土石流」を直径14mのドーム型スクリーンで再現し、災害を疑似体験することができます。熱風もでてきて、床も振動するなど、思考が凝らされていますよ!
展示室では、平成噴火の疑似体験や火砕流の体験、江戸時代の噴火、火山や人の共生など、知的エンターテイメントがいっぱい詰まっています。たくさんの資料で見て回るだけで軽く1時間はかかりますよ。
展示室中央にある火砕流の道では、火砕流の道火砕流によってなぎ倒された木々を、長さ約40mにわたって再現し、火砕流のスピードを、走り去る光により体感することができます。
これは、実際に普賢岳噴火の際に、テレビ局や新聞社が取材していたときに被災した実物の機器です。火砕流に飲まれ、自らの命も絶ってしまった報道関係者たち。何を置いてでも報道を優先するプロ意識の表れ。この被災で優れた報道者の方々がお亡くなりになられています。その貴重な映像もこの記念館にて上映され、すさまじい自然の猛威を伝える資料となっています。
自分の信念の限りない追究と、自然の猛威。いつもは穏やかな自然が突然牙をむく。なんでも融通がきくような社会のような気がしますが、人間は自然とは対等ではなく、ものすごく小さな存在であることを教えてくれます。
さいごのコーナーでは、ちょいとした火山系のクイズを交えたゲームができるパソコンが設置してありました。やってみるとけっこう難しい小学生に混じって頑張りましたけどなかなかゴールできません。
でも、無事、ゴールできると、写真右の紙がでてきます。景品はそのときのお楽しみ
ここは、がまだすドーム近くにある、『水無し本陣ふかえ』。実際に被災した家屋がそのままの状態で保存・展示してあります。当時の猛威の凄まじさを知ることのできる、貴重な施設です。
クイズゲームで疲れた人には島原城周辺でご休憩を。島原城前にある『姫松屋』。天草四郎が島原の乱の時に餅を兵糧として蓄え、山海の材料を集めて作ったという具雑煮。姫松屋の看板料理、具雑煮は丸餅、焼アナゴ、ゴボウ、鶏肉など15種類の山海の材料をぐつぐつ煮込み、ボリューム満点です!土鍋で出てくるのでアツアツですよ。
今回は島原半島をご紹介しました。町村合併により、市町村名が変更されています。ご来半島の際はお気をつけて下さい。私も久々いきましたが、同じ長崎とは思えないような文化に出会うことができます。こんな貴重な出会いを求めて、これからもドンドン出掛けていきたいとおもいまーす。早く休みがほしい・・・。
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