読むクスリ

読んでいてクスリと笑ってしまうような、心の処方箋に。
道徳大好き小学校教諭です。
現在、双子の育児に奮闘中。

ゆうやけ 思考ツールは難しい

2018-09-27 00:45:09 | 1年 国語









第1場面

うっとりがわからなくて、難しい。

どうしてうっとりしたのかな?
に対する答えが、3つ。それぞれ分けて考えると、ぴたっと実態にハマった。

あたらしいから。

ポケットが2つもついているから。

ひとまわり大きいから。

それぞれに、自分も似た経験がある?とか、ポケットに何を入れたい?とか発表していき、最後にワークシートに書く。


ノートや第2場面の板書は、ルミさん。

きつねの子を黄色シール、
自分の経験を青シールにして貼り、書いて行く。

くさはらって、どんなところ?


から始まり、

〜たり、〜たりを使って文を作らせていた。

おおきなかぶ

2018-09-10 23:17:12 | 1年 国語
ルミさんとの雑談

学校図書のおおきなかぶ

おじいさんが、かぶをひっぱって、
おばあさんが、おじいさんをひっぱって、
まごが、おばあさんをひっぱって、

だれが、なにを、どうする。という文で書かれていた。

光村のおおきなかぶ

おじいさんが、かぶをひっぱって、
おじいさんを、おばあさんがひっぱって、
おばあさんを、まごがひっぱって、

だれを、だれが、どうする。という文で書かれている。

光村の方が、1年生にとって圧倒的にわかりにくい。

しかも、光村の挿絵はより外国感が強い。

こういう違いをふまえなごがらも、おおきなかぶは、魅力的な教材だ。

子どもっちが、
ねずみなんて、いなくてもいいじゃん。
そんなちっぽけな力で引いても意味ない。
と言う。

でも、
最後におじいさんが登場してかぶを抜いてしまったら、ほらやっぱり抜けた。となる。

でも、おじいさんから、だんだんと小さくなるところにこの話の良さがある。

あと少しで抜けるところまできて、
ねずみのような、非力で小さな存在がひっぱって抜ける。

こういう道徳的なところ、イソップ寓話のようなところに魅力があると思った。