学級通信を書く意味は?
1 教師の成長
2 教育哲学を書く
3 教育活動を書く
4 子どもの成長を書く
では、教師の成長につながる学級通信にするには?
キーワードは、「一貫性」だと思った。
年度当初、一年の指針となる学級通信
↓
年度途中、教育哲学を補強する学級通信
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年度終盤、次年度に向けて
このように、視点を変えて、繰り返し伝えることで、子どもの成長を促すことができる。
そして、教育哲学に照らし合わせて、現在の子どもの育ちがどうか、育っていない部分の課題を次に繋げていくための学級通信。
あなたの教育哲学は?
みんな、すらすら答えられてすごい。まずは、ここを言語化できていなかった。
また、子どもの成長を書く。
結果だけを書いて褒めていた。そうじゃない、と。
子どもの向上的変容(成長)を書く。
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向上的変容の要因を書く
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面白い、なるほどと思ってもらうように書く。
※質問にあったように、課題を伝える時に配慮することは?
「こういうことがあった、そのおかげで!こうなりました。
だから、トラブルって、子どもの成長にすごく大切なことですね。
失敗を防ぐのではなく、失敗を成長の機会にするよい学びになりました。」
このように伝えることで、理解を得られる。
言語化すること、アウトプットすること、それを子どもや保護者に伝えようとする努力が、学級通信の根底にあるんだと思った。
学級通信は、苦い思い出がある。保護者からクレームが来て、そのせいで書くのをやめてしまった経験がある。
場当たり的に、よかった結果だけを褒めていた。
もっと、意図的に、学級経営の理念を浸透させるために学級通信があるのだと自覚して、点ではなく線で繋ぐ学級通信を書いてみたい。
働き方改革で、学級通信は「やらなくても良い仕事」と考えられることがある。
逃げずに、書いてこそ。
そして、言語化することが、教育にとってとても重要であることをもう一度考え直したい。
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