たまにっ記

ずぼらで毎日は書けないので、たまに書く日記「たまにっ記」です。

新型イストの誕生 その2 エクステリア編

2007-08-05 17:03:20 | クルマ

新型イストのデザインの変遷について前回はインテリアを取り上げましたが、今回はエクステリアについての考察です。

インテリア編で述べたように アーバンクルーザー が新型イストの原形であると紹介しましたが、エクステリアについてはほとんどそのようには見えません。


「イストプレスインフォメーション」でエクステリアを見てみると、イストの外観コンセプトが出ています。



フロントのデザインはアーバンクルーザーのイメージを継承しているようにみえますが、リアのデザインが全く違っています。リアコンビネーションランプの「くの字」型窓がおもしろくていいなぁと思っていたのですが、これが採用に至らなかったことは残念でなりません。

デザインとしては、RAV4のリアにそっくりになってしまいました。当初のコンセプトがミニSUVということだったので、このデザインに落ちついたのかもしれません。

新型イストは、今年シカゴのオートショーで北米仕様サイオンxDとして世界に披露されました。

全体的なイメージはコンセプト画通りですが、SUVらしさが全くみられません。ちょっと大きめのコンパクトカーという仕上がりです。

それに対して、日本仕様の新型イストはコンセプト画に見られるようなSUVらしいデザインを前後バンパーに残しています。

エンブレム付近の造形がサイオンxDとは明らかに違い、逆台形のデザインとなっています。コンセプト画のデザインを2つに分けて、2種類の車を創造した感じでしょうか。

新型イストは先代同様にSUVっぽいテイストを持った、ちょっと高級なコンパクトカーに仕上がりました。