ある日のmacchan

ワイン&グルメ、旅の記録

NICOLAS JOLY ニコラ・ジョリー訪問

2014年09月11日 | フランスワイナリー2014
今日はロワールのワイナリー訪問

ホテル7時20分出発。モンパルナス7:53発のTGVに乗り、アンジェ9:26着。

バスは来ていましたが、運転手さんが行き先を聞いていないとか、途中バスは通れる道ではないとかで、ニコラ・ジョリー氏のお嬢さんが誘導に来られるという多少のトラブルがありましたが、無事到着。予定より30分も遅れていたのですが・・・



なんとニコラ・ジョリー氏登場!

本物に出会えて皆さん大感激!

氏自ら案内して下さいました。

大きなジェスチャーを交えて熱く語られます。話し出すと止まらなくなるようです(笑)わかりやすい英語でしたが、知らない単語もあり、哲学的で理解できないところが多々ありました(汗)

土や太陽が葡萄栽培に影響を与えるのは4%くらい、残りの96%は外部環境が決める。その外部環境を整えるのがビオデナミ。ビオは難しくなく、ほとんどが外部環境が決めるので、その環境に少し手を加えてやればよい。ただ、ビオを始めてその成果が出るまで7年はかかる。またビオのやり方は、土地・人によって異なる。結局やり方は自分で考えないといけない。

ということだったと思います。

畑も案内して下さいましたが、サンダルのまま身軽に斜面を上られます。パワフルな方です。

ロワール最高峰のシュナン・ブラン




醸造所ではちょうど瓶詰めをしているところでした。


ニコラ・ジョリーでは醗酵時、デブルバージュも温度管理もしない、醗酵後3ヶ月間はバトナージュ、コラージュなどしない、極小のフィルターで軽く濾過はするようです。またSO2は必要なので添加するし、ビタミンC・プロポリス・蜂蜜は、年により少量添加するようです。

素敵なお部屋でテイスティング

氏自ら造ったワインを氏自ら注いで下さるなんて感激!


5種類をテイスティング



一度は飲みたかったフランス5大白ワインの1つ クーレ・ド・セラン

◆CLOS de la Coulee-de-Serrant 2007
◆CLOS de la Coulee-de-Serrant 2008
◆CLOS de la Coulee-de-Serrant 2012


◆CLOS de la BERGERIE 2012 (ACO Savenieres Roche-aux-Moines)
◆LES VIEUX CLOS 2012 (AOC Savenieres)


クーレ・ド・セランの垂直テイスティングと2012年の水平テイスティング!

正直違いがよくわかりませんが(汗)とてもミネラリーで、厚みのある、余韻が長いシュナン・ブランでした。

帰りはバスが停車しているところまで、氏とお嬢さんが自ら運転されて送って下さいました。

ニコラ・ジョリー氏の車!



感激しっぱなしの時間でした。

有難うございました!

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