オテル・デュー

ボーヌに来たからにはオテル・デューは外せません。

雨が降っていましたが、見学出来てよかったです。

オテル・デューは「神の家」という意味。貧しい人たちのために慈善事業で建てた、無料で診療が受けられる病院のこと。
1443年設立。百年戦争が終結したばかりで社会は混乱、ペストが猛威を振るっていた時代です。
ボーヌのオテル・デューはワインを造り、販売することで、医療費がかからない病院が経営出来たと言われています。

「栄光の三日間」（11月の第3日曜日をはさむ土曜日〜月曜日の3日間にわたって開催されるワイン関連の祭り）、特に日曜日にここで行われるワインオークションは国際的にも関心度が高いです。もうすぐですね！

診療院ブランドのワイン（オスピス・ド・ボーヌ）はショップで販売されていました。

オーディオ・ガイド（日本語）を借りて見学



両サイドにベッドがずらーっと並んでいます。










当時の薬局や厨房を再現した部屋もあり見応えあります。

ピノ・ノワール50ha、シャルドネ10haのブドウ畑を所有
自ら醸造したワインは11月第3日曜日にオークションにかけられます。









ライトアップされたオテル・デュー（10月31日撮影）