★☆OLのココロ☆★

OL生活も12年目になりました。
毎日いろんなことがあるけれど、
一所懸命にがんばってマス♪

災い転じて…?

2005年10月22日 | 日々のコト。
今日はなかなかな日だった。

昨日、寿退社する同僚の送別会だったので夜遅くまで飲みまくり、
そのまま先輩と一緒にビジネスホテルにお泊りをした。

今日は友達とランチの約束をしていたので、
先輩と軽くコーヒーを飲んだ後、待ち合わせ場所に行った。

その時事件は起こった。

地下街に通じる階段を下りていた。
後ろから女の人が 「あぶない!」と言った瞬間

ドン!

と後ろから何かがぶつかってきた。
…って、ここは階段。
声を出す間のないまま私は転がり落ちた。
10段以上はあったと思う。その間の記憶は全くない。
気がついたら階段の一番下に倒れていた。
肩とひざが痛かった。

あきらかにパンツが見えちゃったよなーと思いつつ、
フラフラしながら起き上がると、男の人が駆け寄ってきた。
私のすぐ上におじいさんが倒れていた。
おじいさんが立ち上がり、「大丈夫ですかぁ?」と聞いてきた。

犯人はこのおじいさんだった。
しかもアタシをクッションにして、怪我一つないじゃない!

アタシは大丈夫どころか、ひざはすりむけ、ストッキングはやぶれ、
おまけにブーツに傷まで入ってる!
大丈夫じゃないワイ!どこ見て歩いてんのよ!
と叫びたい気分だったけど、何せ相手はおじいさん。
攻めるに攻められず、ましてやパンストとブーツがだめになったから
お金ちょうだい!とも言えず。

ああ、どこにこの怒りをぶつければいいのよ!

時間がたつと傷は明らかに傷らしくなってきた。
ひざから血は流れ、すねは青く腫れ上がってきた。
まだブーツを履いていたからこれくらいで済んだのかもしれない。
ひたすら謝るおじいさんに「大丈夫ですから」と答えて別れた。

やりきれない。

フラフラしながら友達との待ち合わせ場所に急ぐ。
その時、ふと思いついてトイレに駆け込んだ。
顔は無事だった。洋服も破れていなかった。
ブーツを脱いで血が出ているところをぬぐった。
しみる…。
腫れは一層ひどくなっていた。

やっとの思いで待ち合わせ場所に行った。
行こうと決めていたカフェでランチ。
思いのほか美味しくて、合格。

本当は、もうチョット友達と過ごすつもりだったけど、あまりの痛さに帰宅。
帰り際、友達が「お見舞い」と言って変わったバラを買ってくれた。
花びらがたくさんあるキレイなバラ。香りがすごくいい。

帰りの電車の中、今日の災難についてずっと考えた。
確かに災難。ひざは痛いし、すねは腫れてるし、肩も痛い。
ブーツはお気に入りだったのにもう使えない。

でも、それだけで済んだ。

頭を打って救急車で運ばれたわけじゃなく、
全身についているお肉のおかげで骨は折れずに済んだ。
顔に傷がついたわけでもない。

相手のおじいさんもきっと私がクッションになったから
かすり傷一つなく無事だったのだ。
おじいさんに骨でも折られたり、それこそ頭を打って死なれるよりはいい。

アタシはどっぷりネガティブな人間だ。
いやなことがあればクヨクヨ悩むし、落ち込んだら立ち直るのに3日はかかる。

でも、良く考えると、悩みって常に一過性。
次の悩みが出来ると前の悩みは意外と簡単に忘れてしまう。
今のアタシの悩みは「このすねのかっこ悪い青あざをどうするか」である。
だから昨日悩んでたこと、すでに忘れちゃってるし。

意外とどーでもいいことに悩んでるのかも?ってチョット気がついた。