最近皆既月食があったのを皆さん覚えているだろうか
事前情報として知っていたらきっと家でカメラを三脚に立てて待ち望んでいたんだろうと思う
実際は用事で出かけていた。そして知ったのがコンビニの駐車場
空を見上げてみると、丁度皆既月食が始まる瞬間だった。
そのコンビニは客の出入りが多く、歩いている人も居たのに
空を見上げている人間は周りを見渡しても僕だけ 周りの人達はそんなに興味が無いのか
はたまたその月を見ているのは僕だけなのかもしれない なんて想像を浮かべながら
友達を待って、結局は僕一人が月食を見てるなんて事は無かったのだけれど
ちょっとだけ ほんのちょっとだけいい雰囲気だった気がする
これに起因してレンタルしたわけではないけれど、
昨日丁度見た映画が月を題材にしたものだったので 軽く運命的なものを感じた。
月はいつもそこにあるから、たぶん雰囲気に中てられたのだろう笑
昨日見た映画 「月に囚われた男」2009年の映画
最近見る映画を探すときに 評価の良さそうな映画を検索したりするのだけれど
どちらかというと賛否のある映画のほうが興味がわいたりする。
家に帰ればプロジェクターという大画面があるからではないが、SF(サイエンスフィクション)に凝りつつある。
スケールが壮大の映画はフルスクリーンで見たい。 うちのはそれより劣るからハーフスクリーンかな笑
映画の起点はココから始まる。
近未来、エネルギー資源を外部に頼った地球が発見したのは『月の裏側』にある「ヘリウム3」という物質
そのエネルギーを採掘するためにあるプラント。
そのプラントで一人従事している主人公。期間は3年間
3年したら帰れるけれど、たった1人では正直寂しそうな気がする。 通信の関係上地球とはリアルタイムで交信できないのだ
毎度会話はロボットAIのガーディーとだけ。
壁にひたすら残り期間のニコチャンマークに×印を打っていく日々、愛する妻と娘に会えるのは後2週間後
そんなところで事件が起きる。
これは実際見てもらったほうが面白いのだけれど、体調を崩す主人公。新たに仲間が増える。
そこで起きる不仲、そして語られる真実。
圧倒的なのは 普段行かない作業エリア外に行った主人公が、目の前にある手の届きそうな地球に思いを馳せるシーン
実際僕がそこに居たら、という疑似体験的な想像をしてしまうほどいいシーン
そして真実は意外にも劇中半分くらいでわかるのだけれど、それからの彼らの行動がなかなか興味がある。
終わりかたも実に映画らしいし すっきりするラストにも観てよかったと思えるくらいだった
この前見たパッセンジャー然り、今回見た月に囚われた男然り
AIってのはなんでこうも、人間らしいんだろうなと感じる。
秘密にしたい部分はしっかり守ったり。 でも相手を思ってバラしてしまったり。
ロボットらしく壊れてくれたり。 そこに愛おしさを感じてすらしまう。
僕が無機物に愛を感じてしまう異常性癖ではない事だけは知っていてほしい。 愛車は別だけどね
この映画にもちょっとした荒はある。
月の重力はもうちょっと表現してほしいかもしれない。
実際行ったことの無い場所、知らない場所なのだから それで納得できなくも無いけれど
ファンタジーらしくもう少しフワフワ移動してほしかった笑
月の重力は地球の1/6であるから 落ちるスピードも1/6であるはずだし
その重力を居住区で重力カット?みたいな表現やその他
あったほうがもっとここではないどこか感が出るのではないかと個人的に思う。
まぁそんなこと考えなくても気にならないくらい映画は好きだったけどね
昨日はちょっと早く仕事が終わったので「ザ・コンサルタント」って映画も見たんだけれど
こっちは 無表情のベン・アフレックカッコいいのと
サポート役の人ってこの人だったのか!
あと、ウォーキングデッドのシェーン役のひと出てるし! 好きなんだよなぁこの人
この映画も思ったより面白かった
映画は一日に2本以上見ないと決めている。
だって後に見たほうが記憶に残らない気がするから それに良作が当たるともったいない。
二度同じ映画を見るなんて事はほとんど無い。
何年かして また見たくなる それが本当に記憶に残っていて自分にとって傑作であるだろうから
今度はちょっと ホームコメディや愛のあるアットホームドラマを見たくなった昨今だった
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