前川喜平さんが8日に加計学園の地元、岡山で文科省の先輩の寺脇健さんと加計学園問題をズバリ斬りました。
600人もの人が押し寄せ、会場に入りきれず、別室をもうけるほどの人気だったようです。対談に先立つ講演で前川さんは加計問題について「特定の人のために行政がゆがめられた」と指摘されました。
講演の模様は岩上さんのインディペンデント・ウェブ・ジャーナルで公開されています。コメントで情報をお寄せいただきありがとうございました。
IWJ)「前川喜平さん・寺脇研さんズバリ加計問題を斬る」講演会と記者会見 2018.1.8
赤旗)前川氏「特定の人のためゆがんだ」加計行政手続き 首相の意向 3ルートで 岡山で講演と対談
(写真はインディペンデント・ウェブ・ジャーナルより)
一方、加計学園は入学志願者が激減する状況に直面しているようです。確かに人に「どこの大学に行っているの?」と聞かれて、「加計学園の岡山理科大学です」とは恥ずかしくて言えないと思います。加計幸太郎理事長が証人喚問で国会でしっかり説明しない限り、加計学園が不透明な学校との人々の認識は拭えないでしょう。
600人もの人が押し寄せ、会場に入りきれず、別室をもうけるほどの人気だったようです。対談に先立つ講演で前川さんは加計問題について「特定の人のために行政がゆがめられた」と指摘されました。
講演の模様は岩上さんのインディペンデント・ウェブ・ジャーナルで公開されています。コメントで情報をお寄せいただきありがとうございました。
IWJ)「前川喜平さん・寺脇研さんズバリ加計問題を斬る」講演会と記者会見 2018.1.8
赤旗)前川氏「特定の人のためゆがんだ」加計行政手続き 首相の意向 3ルートで 岡山で講演と対談
(写真はインディペンデント・ウェブ・ジャーナルより)
一方、加計学園は入学志願者が激減する状況に直面しているようです。確かに人に「どこの大学に行っているの?」と聞かれて、「加計学園の岡山理科大学です」とは恥ずかしくて言えないと思います。加計幸太郎理事長が証人喚問で国会でしっかり説明しない限り、加計学園が不透明な学校との人々の認識は拭えないでしょう。
まず国民が政治家を選ぶ、選挙とは何なのか?選挙は国民と政治家の間で結ばれた委任契約のようなものだと思う。国民の代表として、一部の人間に権力を与え政治を行わせる。国民と政治家の間で結ばれた契約。
普通契約には、契約事項が明確に記され、違反すると契約は不成立になる。ところが選挙になるとそうではない。
先の選挙で安倍首相は、北の脅威を煽り散々国難を訴えて勝利した。モリカケ等は全く争点にしていない。
しかしその後すぐにやった事は、国難は何処へやら、何の解明もされないまま、加計の認可を決定した事である。
この一連の過程には問題がある。
国民は、国難によって恐怖心を煽られ、一種の強迫による意思決定を迫られたのではないか?そして国民の疑問には、何の解明 も、説明もないままに強引に加計を認可決定する。
いわば契約事項にない加計認可という違反行為を平然とやっている。一種の国民詐欺ではないか?
一般に強迫や、詐欺による意思決定は、無効取り消しになる。
しかし国の指導者が行う政治の世界でこういう法理に反した事が公然と行われている。
そもそも選挙の時は、実現可能な契約(公約)事項を明確に示すべきだ。単に大声で自分の名前を連呼したり、他党の中傷合戦では全く不毛で無意味だ。そして契約事項に違反したら、ペナルティーを科すべきだろう。
いずれにしても、こういう政治の出発点を決める、今の選挙のあり方には、根本的に間違った方向に行く危険性が十分あると思う。