日経新聞)風見鶏 捨てられる事実の罪 2017/9/10付日本経済新聞 朝刊
日経新聞の政治面の名物コラム「風見鶏」で「捨てられる事実の罪」と題して加計疑惑をめぐる一連の記録文書など事実が捨て去られる事態を「罪」と断罪しています。15年4月に学園幹部が官邸で首相秘書官と面会していた一部報道(この表現からすると、日経は当時はきちんと報じていないもよう)について、「入管記録は保存されていない」、「廃棄している」とし、福田康夫元首相に聞いたところ「記録がないなんて絶対におかしい。官邸でテロが起きても、過去5年間に怪しい人物が何回入っていたとかわからなくなる」と怒ったということです。
また国家戦略特区ワーキンググループ(WG)の2015年6月5日会議に学園幹部が出席していたことが最近になってわかったのに、提出しなおした議事録にも結局、加計関係者は説明補助者の位置づけとして公表しなかった点や、速記録がすでに捨てられていることにも疑問を呈しています。筆者は大場俊介さんという政治部の次長の方です。
経済情報がウリの日経新聞が政治的にあまり偏らず、安倍政権に擁護的するのは、株も上がり(日銀が15兆円も買いっぱなしなだけだが)、経済も曲がりなりも拡大した(世界経済の拡大に連動しているだけだが)のでわからないではないけれども、「怪文書」とか加計問題に対する官邸の異常ともいえる行動に対する批判的な姿勢が弱かったことは否めなかったと思います。
しかし、今回の風見鶏という名物コラムは個人の意見も前面にでるためか、比較的厳しいトーンになっています。新聞社としての方針はともかく、加計問題はちょっとおかしいんじゃないか、と思う常識的な人がいる新聞社なんだということは今回のコラムから垣間見えました。
日経新聞の政治面の名物コラム「風見鶏」で「捨てられる事実の罪」と題して加計疑惑をめぐる一連の記録文書など事実が捨て去られる事態を「罪」と断罪しています。15年4月に学園幹部が官邸で首相秘書官と面会していた一部報道(この表現からすると、日経は当時はきちんと報じていないもよう)について、「入管記録は保存されていない」、「廃棄している」とし、福田康夫元首相に聞いたところ「記録がないなんて絶対におかしい。官邸でテロが起きても、過去5年間に怪しい人物が何回入っていたとかわからなくなる」と怒ったということです。
また国家戦略特区ワーキンググループ(WG)の2015年6月5日会議に学園幹部が出席していたことが最近になってわかったのに、提出しなおした議事録にも結局、加計関係者は説明補助者の位置づけとして公表しなかった点や、速記録がすでに捨てられていることにも疑問を呈しています。筆者は大場俊介さんという政治部の次長の方です。
経済情報がウリの日経新聞が政治的にあまり偏らず、安倍政権に擁護的するのは、株も上がり(日銀が15兆円も買いっぱなしなだけだが)、経済も曲がりなりも拡大した(世界経済の拡大に連動しているだけだが)のでわからないではないけれども、「怪文書」とか加計問題に対する官邸の異常ともいえる行動に対する批判的な姿勢が弱かったことは否めなかったと思います。
しかし、今回の風見鶏という名物コラムは個人の意見も前面にでるためか、比較的厳しいトーンになっています。新聞社としての方針はともかく、加計問題はちょっとおかしいんじゃないか、と思う常識的な人がいる新聞社なんだということは今回のコラムから垣間見えました。
前川さんの話は じっくりと聞きたいです。
http://www.futoko-net.org/news/2017/post-39.html
発言はされていませんが、フライデーやフラッシュなども含めてメディアに自分が登場することが「加計問題を忘れさせない」というメッセージだと感じています。私も前川さんを全力で応援しています。
http://www.marino.ne.jp/~rendaico/ainugakuin/e0011938_16494167[1].jpg
といった惨憺たる虐殺死体と化した
一方、救助に奔走したのは米国のみであった