年金2000万赤字、「あったものをなかったことにする」「総理のご意向」文書と酷似

老後の年金では2000万の赤字だから、自己調達（運用など）せよーー。金融庁の審議会のこうした報告書を「受け取らない」という暴挙に出た麻生太郎・副総理兼金融担当大臣。報告書自体を「なかったもの」にしようとしている。この構図は前川喜平氏が「あったものをなかったものにはできない」と政府を告発した2017年5月と酷似する。結局、「総理のご意向」文書はあった。
連日、連夜、各報道機関が報じている記事をご紹介したい。

「100年安心」はウソだった。わかりきったこととはいえ、参議院選挙の争点に。#麻生太郎 #老後は2000万円赤字

麻生氏「不適切だった」　老後「2000万円蓄え必要」金融審報告に（毎日新聞2019年6月7日 16時20分）

前川さん、映画「新聞記者」でモデルの望月衣塑子記者と対談

前川喜平さんが、映画「新聞記者」でモデルの東京新聞、望月衣塑子記者と対談したもようが紹介されています。望月記者はいわずと知れた、前川さんが「あったものをなかったことにはできない」と政府を告発する記者会見を2017年5月にしたときの立役者です。

ハフポスト）東京新聞の望月衣塑子記者や元官僚の前川喜平氏らが憂う、報道のいま。映画「新聞記者」の記念対談【動画】
「平成30年間、首相官邸に権力は集中した一方、メディアの対抗は遅れた」

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