だらだらと東京マラソンの話を書いているうちにJリーグも開幕し、我らが浦和レッズは今年もまた開幕戦を落としてしまいました。ということで、さすがに東京マラソンネタはこれが最終話です。
初マラソンを完走した後、沢山の同僚や友人からお祝いの言葉をいただいた。それはもうこちらが照れくさくなるほど、いろいろな人から声をかけられたのだが、その中で一番多く話に出たのは「どの辺りが苦しかった?」とかいう質問であった。それも「やっぱり30kmくらい?」という言葉が添えられることが多かったのだが、正直言ってこれには驚いた。確かに初心者のランナーにとっては30kmを越えてからが厳しいというのはよく知られているが、それはあくまでランナーの間では知られているということであって、ほんの少し前にはこんな知識を持っている人は一般にはほとんどいなかったと思う。東京マラソンがランニングブームを引き起こしたと言われているが、こんなところにまでその影響が出ているのかと感心してしまったのである。今や奈良、神戸、大阪、熊本、京都と日本各地で大規模な市民マラソンが誕生しているが、東京マラソンの波及効果は実に絶大だなあと実感した場面である。
ついでに言うと、「楽しかった?」とか「速いねえ」とも言われたけれど、こっちはもう「全然だめ」というのが本音でした。確かに、50歳も過ぎてから走り始めて初マラソンで4時間14分というのは、客観的にみれば褒められてもいい成績なのかもしれない。しかし、練習でのタイムを考えればサブ4、あわよくば3時間30分を切れるかもなどと思っていたのだから、生意気だなんだと言われようと個人的には「まあまあだったな」という記録でしかないし、そもそも歩かずに最後まで走り続けることができなかったことが何よりも悔しい。確かに20kmくらいまでは楽しく走ることができたけれど、最後に残っているのは何とも言えない挫折感でしかない。そんな挫折感と周囲の評価とのギャップがこれまた言いようのない違和感をもたらしている。素直に喜ぶっていうことができない、我ながら困った性格である。
でもまあ、素直に感動したものもある。それは応援の力。私を(というか、私のことも)応援しに来てくれた部下はもちろんのこと、数多くの沿道の人たちから力をもらったことが、初マラソンを完走に導いてくれたことは間違いない。これまでほとんどスポーツをしたことがない私にとっては、声援がプレイヤーの力になるというのは頭の中で理解しているある種の定理に過ぎなかった。それが今回のマラソンで現実のものとして体感することができたのである。
小さな子供たちが背伸びをして歩道から差し伸べてくれる手にハイタッチをする。その瞬間に指先から体の中に向かってエネルギーが充填されていくような感覚が流れていく。「がんばれ~」という高い声が背中を押してくれるような気がする。歩いている私に向かって「使いますかあ?」と筋肉消炎用のスプレーを振りながら笑顔で声をかけてくれた若い女性。本当に断るのが申し訳ないくらいの素敵な笑顔で、ありがとうと返しながら、頑張らなきゃと思い直してまたしばらく走ることができた。
皮肉屋の私にしては、珍しく真面目にそんなことに感動しながら走っていた。
ともあれ、そんなこんなで私のマラソンデビューは一応の成功をみた。そして次のレースに出るかどうかは、まだ未定である。なにしろ、あれからしばらく練習休んだら、太っちゃって。。。((+_+))
初マラソンを完走した後、沢山の同僚や友人からお祝いの言葉をいただいた。それはもうこちらが照れくさくなるほど、いろいろな人から声をかけられたのだが、その中で一番多く話に出たのは「どの辺りが苦しかった?」とかいう質問であった。それも「やっぱり30kmくらい?」という言葉が添えられることが多かったのだが、正直言ってこれには驚いた。確かに初心者のランナーにとっては30kmを越えてからが厳しいというのはよく知られているが、それはあくまでランナーの間では知られているということであって、ほんの少し前にはこんな知識を持っている人は一般にはほとんどいなかったと思う。東京マラソンがランニングブームを引き起こしたと言われているが、こんなところにまでその影響が出ているのかと感心してしまったのである。今や奈良、神戸、大阪、熊本、京都と日本各地で大規模な市民マラソンが誕生しているが、東京マラソンの波及効果は実に絶大だなあと実感した場面である。
ついでに言うと、「楽しかった?」とか「速いねえ」とも言われたけれど、こっちはもう「全然だめ」というのが本音でした。確かに、50歳も過ぎてから走り始めて初マラソンで4時間14分というのは、客観的にみれば褒められてもいい成績なのかもしれない。しかし、練習でのタイムを考えればサブ4、あわよくば3時間30分を切れるかもなどと思っていたのだから、生意気だなんだと言われようと個人的には「まあまあだったな」という記録でしかないし、そもそも歩かずに最後まで走り続けることができなかったことが何よりも悔しい。確かに20kmくらいまでは楽しく走ることができたけれど、最後に残っているのは何とも言えない挫折感でしかない。そんな挫折感と周囲の評価とのギャップがこれまた言いようのない違和感をもたらしている。素直に喜ぶっていうことができない、我ながら困った性格である。
でもまあ、素直に感動したものもある。それは応援の力。私を(というか、私のことも)応援しに来てくれた部下はもちろんのこと、数多くの沿道の人たちから力をもらったことが、初マラソンを完走に導いてくれたことは間違いない。これまでほとんどスポーツをしたことがない私にとっては、声援がプレイヤーの力になるというのは頭の中で理解しているある種の定理に過ぎなかった。それが今回のマラソンで現実のものとして体感することができたのである。
小さな子供たちが背伸びをして歩道から差し伸べてくれる手にハイタッチをする。その瞬間に指先から体の中に向かってエネルギーが充填されていくような感覚が流れていく。「がんばれ~」という高い声が背中を押してくれるような気がする。歩いている私に向かって「使いますかあ?」と筋肉消炎用のスプレーを振りながら笑顔で声をかけてくれた若い女性。本当に断るのが申し訳ないくらいの素敵な笑顔で、ありがとうと返しながら、頑張らなきゃと思い直してまたしばらく走ることができた。
皮肉屋の私にしては、珍しく真面目にそんなことに感動しながら走っていた。
ともあれ、そんなこんなで私のマラソンデビューは一応の成功をみた。そして次のレースに出るかどうかは、まだ未定である。なにしろ、あれからしばらく練習休んだら、太っちゃって。。。((+_+))
やっほ~ぅ!
おひさです。
完走おめでとさんです。
これを機にトレイルランニング
(昔はクロスカントリーと言ってましたが)
なんぞもトライしてみては如何かしらん?
ロードレースとはまた異なる、
愉しい世界ですよン
ご存じのように私のようなものには
トレイルは無理です。
むしろ登山の方がいいかもという感じかな。
マラソン精一杯ですから(^^ゞ
悔いが残ったとすれば、また、機会があれば、来年、出場されてみては、どうでしょうか。。。
ニコタでは、ラブっちでは、登録してなくて・・・^^;
もし、ニコタにINすることになったら、お知らせくださいませ。
アバ名、お知らせいたします。^^
ニコタは登録しているんですが、ほとんど使ってないんですよ。
たまには覗いてみるかな