こうやって一年以上にわたってブログを書いていると、自分の口癖というか言葉癖というのが非常によく分かる。多分お読みになっているみなさんはお気づきだと思うから、どういう癖があるのかはあえて書かないけれど、こういう種類の癖というのはなかなか自分では気が付かないのに、他人のものはよく分かるものである。
「要するに・・・」と言いながら、話を始める人に限って何だか要領を得なくて話が長かったり、話すたびに「正直言って・・・」なんていつもは嘘つきなのかと突っ込みを入れたくなるようなことはしょっちゅうある。その他にも、何の言い換えもしていないのに必ず「いわゆる」を付けてみたり、自分の考えを押し通す気なのに「・・・といった考え方もある」なんていうのもよく見かける(というか聞く)癖である。言葉の癖というのとはちょっと違うけれども、結婚披露宴で延々と祝辞を述べたオヤジに限って「はなはだ簡単ではありますが、これをもって私からの祝辞とさせて頂きます。」なんて締めたりしてうんざりした経験は誰でも一回くるいはあるだろうと思う。
こういうのに比べると、方言みたいなものだが、やたらと語尾に「さあ」とか「ねえ」とか付けるのが東京ことばである。こっちの方は周り中同じだから普段は気が付かないけれど、関西に出かけたりすると途端に自分の言葉に「さあ」、「ねえ」が多いのに気が付き気恥ずかしくなったりする。漫才師の誰だかが「僕なんかさ。お金持ちだしさ。」なんて誇張した東京弁で笑いを取っているのを見たことがあるが、向こうの友人に言わせると東京の人は本当に「ねえ、さあが多い。名古屋人がみゃあみゃあ言っているなんて笑えないよ。」なんだそうである。こっちは普通に喋っているつもりでも、なんか気障ったらしく聞こえるらしいので要注意である。
会話の中にやたらと英単語をはさむ人もいる。「そのケースでは、必ずエビデンス付けてください。コントラクトにアタッチしておいてもらえばいいですから。」なんて言わなくても「その場合は必ず領収書付けてください。契約書に貼っておいてもらえばいいですから。」って言えば意味が通じるはずなんだがと思うのだが、こんなこと言っている人に限って英語そのものはできなかったりするから笑える。
まあ、あまり考えすぎると何にも喋れなくなってしまうから、口癖なんてそんなもんだと思って許しあうしかないんだけどねえ。でも、気になる時は気になる。人の振り見て我が振り直せですな。お互い気をつけましょうね。
あ、また「ね」って付けちゃった・・・
「要するに・・・」と言いながら、話を始める人に限って何だか要領を得なくて話が長かったり、話すたびに「正直言って・・・」なんていつもは嘘つきなのかと突っ込みを入れたくなるようなことはしょっちゅうある。その他にも、何の言い換えもしていないのに必ず「いわゆる」を付けてみたり、自分の考えを押し通す気なのに「・・・といった考え方もある」なんていうのもよく見かける(というか聞く)癖である。言葉の癖というのとはちょっと違うけれども、結婚披露宴で延々と祝辞を述べたオヤジに限って「はなはだ簡単ではありますが、これをもって私からの祝辞とさせて頂きます。」なんて締めたりしてうんざりした経験は誰でも一回くるいはあるだろうと思う。
こういうのに比べると、方言みたいなものだが、やたらと語尾に「さあ」とか「ねえ」とか付けるのが東京ことばである。こっちの方は周り中同じだから普段は気が付かないけれど、関西に出かけたりすると途端に自分の言葉に「さあ」、「ねえ」が多いのに気が付き気恥ずかしくなったりする。漫才師の誰だかが「僕なんかさ。お金持ちだしさ。」なんて誇張した東京弁で笑いを取っているのを見たことがあるが、向こうの友人に言わせると東京の人は本当に「ねえ、さあが多い。名古屋人がみゃあみゃあ言っているなんて笑えないよ。」なんだそうである。こっちは普通に喋っているつもりでも、なんか気障ったらしく聞こえるらしいので要注意である。
会話の中にやたらと英単語をはさむ人もいる。「そのケースでは、必ずエビデンス付けてください。コントラクトにアタッチしておいてもらえばいいですから。」なんて言わなくても「その場合は必ず領収書付けてください。契約書に貼っておいてもらえばいいですから。」って言えば意味が通じるはずなんだがと思うのだが、こんなこと言っている人に限って英語そのものはできなかったりするから笑える。
まあ、あまり考えすぎると何にも喋れなくなってしまうから、口癖なんてそんなもんだと思って許しあうしかないんだけどねえ。でも、気になる時は気になる。人の振り見て我が振り直せですな。お互い気をつけましょうね。
あ、また「ね」って付けちゃった・・・
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