sora*色の風

soraかあさんの凸凹な日々と、ひとりごと。
慢性膵炎なんかに負けるもんか!

入院1日目

2016年09月28日 13時50分00秒 | 慢性膵炎・入院
今日は雨のせいか、すごく蒸し暑いです。
朝からベランダでカメムシ1匹と格闘し、ヤレヤレと思ったら
掃除機の時に、網戸にくっついてた2匹目のカメムシとも全力格闘
疲れ切ったかあさんです。

一日分のエネルギーの半分以上、確実になくなってもーた。

  



主治医の診察の後、病棟に行く前に
胸部レントゲン、血液・尿検査をしました。
今になって考えたら、看護師さんにお願いして
車椅子で連れて行ってもらったらよかったなと思います。
そこまで考えが及ばなかったというか
言われる事を聞くだけで精一杯だったのかもしれませんね。

荷物を主人に見ていてもらい
痛む膵臓を庇いながら、歩いて行きました。
その後、病棟に案内されましたが
消化器ではなく、眼科病棟でした。
きっと消化器病棟のベッドが空いていなかったんでしょうね。

4人部屋の廊下側。
3人の方が入院されていました。
備え付けのロッカーに荷物を入れていると
若い女医さんが来られました。
入院中の担当医になる先生でした。

今の症状を簡単に説明した後
「これからCT検査に行って下さい。造影剤でアレルギーはありませんね?」
と、聞かれましたので
過去に一度、気分が悪くなった事があると伝えました。

「その時使われた造影剤、わかりますか?」と言われたのですが
持参したお薬手帳を見ると、書いてない・・。
しまった~、もう一つの古い手帳だったと気がつきました。
「後でも結構です」と言われましたので
後日、お伝えする事にしました。

パジャマに着替えてから行ったほうがいいのか
服のままで行ってもいいかな・・と考えていましたら
また女医さんが来られ、「点滴のルートを取ります」と。
ルートだけなので、服のままでもいいとの事でベッドに横に。

数日は刺したままになる点滴の針ですから
左手手首の太い血管になりました。
長い針が、ムニュ~と入っていくあの感覚。
気持ちのいいものではありませんよね。
柔らかい素材(材質?書き方が間違っているかも)とはいえ
違和感が常に、そこにある感じですから。

女医さんが出て行かれた後、点滴が始まる前にと思い
パジャマに着替えました。
グッドタイミングで看護師さんが来られ、点滴開始です。
15時半スタート。
この時点で、主人はすでに帰っていました。

そして、点滴台をコロコロと押しながら
CT検査に向かいました。
結局、造影剤なしの単純撮影でした。

今まで何回も来ていた、病院の1階。
外来患者さんであふれる空間に
入院患者として、今歩いている自分が
外の世界と切り離されたような、なんとも不思議な気分でした。
見えない境界線のこちら側の時間が、まるで止まったような・・。
さっきまで線の向こう側にいた、もう一人の自分がいたはずなのに。

検査を終えて病棟に戻ってからは
病棟看護師長、今日の担当になる看護師さん、薬剤師さんと
次々と挨拶に来られ、その度に似たような事を聞かれました。
(薬剤師さんは、お薬の事が主でした)
落ち着くまでは、看護師さんも出たり入ったりで大変です。

同室の患者さんは、30代と思われる方と
(網膜剥離で手術)
60代後半~70代くらいの、ご年配の方がお二人でした。
(白内障の手術)
このお二人の方は、かあさんが入院した翌日に退院されました。
かあさんが退院する2週間の間に、7人の方が入退院されました。
やはり眼科は、サイクルが早いですね。

点滴は「YDソリターT3号輸液」1000ml。
膵炎のお薬は入っていません。

ちょっと疲れましたので、ここでお終い
続きは次回に。

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入院当日

2016年09月27日 17時05分00秒 | 慢性膵炎・入院
あと数日で10月を迎えるというのに
今日はまた、暑さがぶり返しましたね。

8月の末に行く予定だった、腎臓内科の病院へ
昨日行ったのですが正解でした。
今日だったら、きっと暑さでやられていたと思います。

この陽射し、保存して、冬に使いたいかあさん。
洗濯物もお布団も、気持ちよくなる事間違いなしだぜ



主人が退院してから少しずつ
過敏腸のほうは落ち着いてきましたが
膵臓のジクジクとした痛みは消えないままでした。

食事を控えて、エレンタールを飲むようにして
出来る限りの努力はしていましたが
自宅療養では、限界を感じ始めていました。

一度痛みが引いて楽になった時があり
少しずつ食事をUPしましたが
ストレスの元を抱えていましたので
すぐにまた、痛みが戻ってきました。

入院する前日には、また腹痛と下痢になり
これが決め手となって、もうお手上げ状態でした。
それが8月18日です。

翌日の19日は金曜日、主治医の外来担当日でしたので
何があっても、受診しなければ・・と思い
万が一、入院になっても困らないように
ふらふらの体で、荷物を準備しました。

7月の初めには38.5キロだった体重が
体重計に乗る度に減っていき
あばら骨は浮き、足も腕も細くなって
鏡で自分の姿を見て、このままいけばどうなるんだろうと
恐怖を感じた事もありました。
入院時の計測で、33.7キロになっていました。

いつも病院へは、電車とバスで行くのですが
とてもとてもそんな状態ではなく
自宅からタクシーで行こうと決めていました。
タクシー代を考えましたが
もう、どんな方法でもいいからとにかく病院へ
体が動くうちにと、それだけでした。

夜、帰宅した主人にそう伝えると
想像していた答えが返ってきましたが
「この体で、電車なんか乗れない、タクシーで行くしか無理」
そう言いました。
結局、主人が休みを取って車で行く事になりました。

大阪市内の車事情はよく知らないのですが
混む事は間違いないので
とにかく出来るだけ早く家を出る事にしました。

病院に着いて受付で事情を説明し
ベッドに横になって待たせてもらいました。
血圧、酸素量、体温の計測をされ
ベッドで痛みをこらえていましたが
カーテンで仕切られた隣のベッドから男性のうめき声が。

身をよじらせておられるのか
ベッドのきしむ音と、うめき声がずっと・・。
きっと、どこか痛いんだろうと思いつつ
そのうめき声を聞いてるうちに
今、病院にいるのが現実なのか、夢なのか
自分の痛みが軽くなるような酷くなるような
まるで異空間に身を置いているような
おかしな感覚になっていました。

看護師さんも、その方に構う事もなく
淡々とお仕事をこなされていて・・。
その後、看護師さんが男性に説明されてわかったのですが
検査結果がまだ出ない事には、痛み止めの点滴も出来ない、と
医師の処置待ちのようでした。
(胆石の痛みだったとか)

2時間ほど待って、ようやく診察室へ。
簡単な説明をしましたら、膵臓を休めましょうと
即入院となりました。
しんどい思いをしながら、入院の荷造りをした甲斐がありました。

診察室から出て、待合室にいる主人にそう伝え
それから入院手続きへ。
この手続きって、面倒ですね。
っていうか、こんな状態で
いろんな書類に書き込んだり、説明を聞かされたり
保証人だの職場の住所、電話だの
一人では無理なんじゃないかと思いました。

印鑑は絶対要るだろうと思い、持参していましたが
保証人2名のうち1名の印鑑は、それ以外の物で、だそうでした。
何かとややこしい手続きです。

今まで、膵炎での入院は
したくても縁がないだろうな、と思っていたかあさんですが
今回の入院でつくづく感じたのは
いざという時の為に、常に入院用の荷物を準備しておくこと。
諸先輩方も、そうされていましたよね。

こうして始まった、かあさんの入院生活。
次回から、入院中のメモ書きを元に
書いていこうと思います。



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入院前は・・・

2016年09月21日 16時15分00秒 | 慢性膵炎
台風一過の秋晴れとはならず
空一面に鉛色の雲が広がっている、かあさん家の空。
皆さまの所の空模様は、いかがでしょうか。

昨日は少し肌寒さを感じましたが
今日は又、蒸し暑いですね。
さすがに、もうクーラーは付けていませんが
掃除機の後は、少し汗をかきました。



撮ったのは、何日前だったかな?
真夏の入道雲から、うろこ雲に衣替えです。





そうでなくても、1回の記事を書くのに
「どんだけかかってるねん!」と
自分でも突っ込みたくなるぐらい、時間を要するかあさん。

まず、内容を考えるところから始めて
途中で、書き直したり差し込むイラストサイズを加工したり・・。
やっと更新をすませて、時計を見ると驚く事もしばしば。

それに加えて、久しぶりのPCなので
増々、時間がかかります。
ほんと、サクサクっと書ける方が羨ましい。

本題から離れて、こういうくだりを書くから
いけないんですね、はい



7月最後の記事で、家族の入院中
過敏腸で悩まされた、と書いていましたが
これが結構長引きました。

入院先の病院へ通う事は、そんなに負担ではなかったのですが
かあさんの損な性格上、家の用事をすべて済ませてから
病院へ向かっていましたので
それまでがとにかくバタバタし詰めで・・・。

今まで「家族」と書いてきましたが
実は主人が入院していました。

ですから、息子が出勤した後
朝食の後片付けはもちろん、掃除機を済ませ
梅雨の時期でしたので、洗濯物は乾燥させて片付けて
夕飯の下準備まで済ませてから、家を出るようにしていました。

いつもの事ながら、午前中は食欲がない日がほとんどでしたので
ミルクティーや、たまにエレンタールをコップ1杯程度。
病院へ着いてから、初めて食事を摂るのが普通になっていました。

余裕のある時は、自分用のおにぎりを作って持って行ったり
パスタをお弁当箱に入れて、持って行ったりしていましたが
最後のほうは、院内にあるコンビニでおにぎりを買って
病棟に行くようになりました。

コンビニ食になってから
少しずつお腹の調子が、イマイチな感じになってきて
最後にダメージを与えたのが、お蕎麦でした。
透明なプラスティック容器に入った、すぐに食べられる
よくあるタイプの物です。

かあさんが食べたのは
とろろとモズク、なめこなどのネバネバ食材が
お蕎麦の上に乗っていて
付属のつゆをかけて頂く、冷たいお蕎麦。

これって、麺が一塊に引っ付いていて
お箸で持ち上げられますよね
それに、麺が硬くてバサバサしてるし・・。
滅多に買うことはないのですが
非日常な数日を送っていましたので。

もちろん、よく噛んで頂きましたし
冷たいまますぐには、頂きませんでした。
結局その翌日からに。

そのお蕎麦が100%の原因ではないと思います。
その前から少しずつ少しずつ、調子を崩していたのでしょうね。
出来合い物は、かあさんのお腹には駄目だとわかっていたのに・・。
それからお粥生活になりました。
退院する少し前には、点滴に通っていました。

そして、退院後に
強烈なストレスを受ける出来事が起きました。
出来るならここで
すべてお話ししてしまいたいのですが・・・。

一言で言えば
「ストーカーのような」と言えばいいでしょうか。
主人の入院が起因しています。

退院後から、私が入院するまで苦しかったですね。
本当に辛かったです。
膵炎の入院で、私自身、誤魔化してしまったような気がします。

入院前には想像もしなかった事が目の前に起きて
精神的にかなり追い込まれました。
日常から「色」が消えたような毎日でした。

そんな毎日を過ごしていたのですから
増悪を起こしても、当然だったと思います。
8月19日から、9月2日までの2週間の入院でした。

その入院生活は、少しずつ記事にしますね。

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痛みは続行中

2016年09月20日 15時50分00秒 | 慢性膵炎
今年は台風が多いですね。
当たり年という表現が、正しいのかわかりませんが
次から次と来ているような気がします。

こちら近畿地方も、これから夕方にかけて
最も接近するようです。
朝からアナウンスで、近くの小中学校の体育館を
非難勧告に備えて解放したと伝えていました。

少しずつ風雨が強くなってきています。
マンションに住んでいますので
床下浸水などの心配はありませんが
早めにお米を洗って、炊飯器にセットしておきました。

以前、広島でマンションの14階に住んでいた時
ちょうど今頃の季節でしたでしょうか
大型の台風で断水、停電になり,とても困った経験があります。
その時は、夜中に起きて浴槽に水を張ったおかげで
随分と助かりました。
息子が2歳頃でしたので、汗をかいた衣類の洗濯など
浴槽の水で凌いだ思い出があります。

熊本の地震の被害、この間の北海道の台風と
自然の爪痕がまだまだ修復されていない中
これ以上の被害が出ない事を祈ります。


この台風が過ぎ去れば、一気に秋がやってくるのかもしれませんね。




さて、かあさんの退院後の膵臓の痛みですが
完全に痛みがゼロになった状態での
退院ではありませんでしたので
じわじわとした痛みは、自宅に帰ってからも続いていました。

それでも、入院する時の痛みに比べるとレベルは低いです。
もう無理!な痛みの時は、声を出して、痛い!なんて言えませんよね。
きっと、PCの向こうでは、皆さんが大きく頷いておられる事と思います。

その痛みですが、一昨日の夕方から、ややしていまして
昨夜は、あまり眠れませんでした。
今日も朝食後に結構な痛みが起きまして
チアトンのお世話になりました。

痛いとね~、やる気が失せますよね~。
昨日、せっせと入院食の画像を整理して
記事にUPしようと頑張っていたのですが
また、次の機会に・・・。

せめて1枚だけでもと、思いまして
この画像でお楽しみ下さいまし。
(ちーーーーーーーーーーーっとも楽しい画像じゃないけどさ



絶食三日後の、記念すべき一食目。



いきなりのノンファットミルクに、おにょにょきまちた

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お久しぶりです。

2016年09月16日 17時30分00秒 | ひとりごと
長い間、ブログの更新もせず
季節も一つ、通り越してしまいました。

夏が過ぎ、朝晩の涼しさに秋を感じる毎日になりましたね。

その間に訪問して下さった皆さまに
まずは心よりお詫び申し上げたいと思います。

家族の手術、入院、そして退院の後
生活そのものが変わるような
精神的にかなり参ってしまうような出来事がありました。


そして8月には、膵炎で初めての入院。

ようやく、普段の生活に戻りつつある現在です。

やっと、こうしてブログを書けるような気持になれました。

入院生活の事なども、これから少しずつ
書いていこうと思っています。

コメントをいただいたまま
長い間お返事も出来なかった、サクランボさんとrinkoさん。
本当にごめんなさい。
改めて、お詫び致します。


                        sora



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