sora*色の風

soraかあさんの凸凹な日々と、ひとりごと。
慢性膵炎なんかに負けるもんか!

入院当日

2016年09月27日 17時05分00秒 | 慢性膵炎・入院
あと数日で10月を迎えるというのに
今日はまた、暑さがぶり返しましたね。

8月の末に行く予定だった、腎臓内科の病院へ
昨日行ったのですが正解でした。
今日だったら、きっと暑さでやられていたと思います。

この陽射し、保存して、冬に使いたいかあさん。
洗濯物もお布団も、気持ちよくなる事間違いなしだぜ



主人が退院してから少しずつ
過敏腸のほうは落ち着いてきましたが
膵臓のジクジクとした痛みは消えないままでした。

食事を控えて、エレンタールを飲むようにして
出来る限りの努力はしていましたが
自宅療養では、限界を感じ始めていました。

一度痛みが引いて楽になった時があり
少しずつ食事をUPしましたが
ストレスの元を抱えていましたので
すぐにまた、痛みが戻ってきました。

入院する前日には、また腹痛と下痢になり
これが決め手となって、もうお手上げ状態でした。
それが8月18日です。

翌日の19日は金曜日、主治医の外来担当日でしたので
何があっても、受診しなければ・・と思い
万が一、入院になっても困らないように
ふらふらの体で、荷物を準備しました。

7月の初めには38.5キロだった体重が
体重計に乗る度に減っていき
あばら骨は浮き、足も腕も細くなって
鏡で自分の姿を見て、このままいけばどうなるんだろうと
恐怖を感じた事もありました。
入院時の計測で、33.7キロになっていました。

いつも病院へは、電車とバスで行くのですが
とてもとてもそんな状態ではなく
自宅からタクシーで行こうと決めていました。
タクシー代を考えましたが
もう、どんな方法でもいいからとにかく病院へ
体が動くうちにと、それだけでした。

夜、帰宅した主人にそう伝えると
想像していた答えが返ってきましたが
「この体で、電車なんか乗れない、タクシーで行くしか無理」
そう言いました。
結局、主人が休みを取って車で行く事になりました。

大阪市内の車事情はよく知らないのですが
混む事は間違いないので
とにかく出来るだけ早く家を出る事にしました。

病院に着いて受付で事情を説明し
ベッドに横になって待たせてもらいました。
血圧、酸素量、体温の計測をされ
ベッドで痛みをこらえていましたが
カーテンで仕切られた隣のベッドから男性のうめき声が。

身をよじらせておられるのか
ベッドのきしむ音と、うめき声がずっと・・。
きっと、どこか痛いんだろうと思いつつ
そのうめき声を聞いてるうちに
今、病院にいるのが現実なのか、夢なのか
自分の痛みが軽くなるような酷くなるような
まるで異空間に身を置いているような
おかしな感覚になっていました。

看護師さんも、その方に構う事もなく
淡々とお仕事をこなされていて・・。
その後、看護師さんが男性に説明されてわかったのですが
検査結果がまだ出ない事には、痛み止めの点滴も出来ない、と
医師の処置待ちのようでした。
(胆石の痛みだったとか)

2時間ほど待って、ようやく診察室へ。
簡単な説明をしましたら、膵臓を休めましょうと
即入院となりました。
しんどい思いをしながら、入院の荷造りをした甲斐がありました。

診察室から出て、待合室にいる主人にそう伝え
それから入院手続きへ。
この手続きって、面倒ですね。
っていうか、こんな状態で
いろんな書類に書き込んだり、説明を聞かされたり
保証人だの職場の住所、電話だの
一人では無理なんじゃないかと思いました。

印鑑は絶対要るだろうと思い、持参していましたが
保証人2名のうち1名の印鑑は、それ以外の物で、だそうでした。
何かとややこしい手続きです。

今まで、膵炎での入院は
したくても縁がないだろうな、と思っていたかあさんですが
今回の入院でつくづく感じたのは
いざという時の為に、常に入院用の荷物を準備しておくこと。
諸先輩方も、そうされていましたよね。

こうして始まった、かあさんの入院生活。
次回から、入院中のメモ書きを元に
書いていこうと思います。



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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (sora)
2016-09-28 15:16:35
☆ごんさんへ☆
こんにちは。

あゆちゃんも、同じような事を言われていますが
これからは、一人暮らしの方も多くなると思います。
昔と違って、家族のカタチも変わってきていますから
臨機応変にしてくださることでしょう。

自宅での絶食は、フォローが難しいですよね。
入院するとしっかり輸液で補っていただけるので
安心して絶食出来ますね
食事も三度、運んでいただけるので
入院生活の味をしめた私です
返信する
Unknown (sora)
2016-09-28 15:09:43
☆ゆきねえさんへ☆
こんにちは。

お久しぶりです。
ご無沙汰しております
ゆきねえさんも、お変わりありませんでしたでしょうか。
今年の夏は、いかがでしたか。

6月からいろいろありまして。
体重は、1か月ぐらいで減ってしまったんですよ。
急にガクッガクッと痩せてしまいました。
元の体重に戻るのは、時間がかかるでしょうね。
焦らず頑張りますね。
ありがとうございます。
季節の変わり目ですので、ゆきねえさんも
どうぞお気をつけ下さいね。
返信する
Unknown (sora)
2016-09-28 15:03:14
☆あゆちゃんへ☆
こんにちは。

主治医の外来日が近くて、助かりました。
これが数日後だったら、もっと大変だったと思います。
入院と言う言葉を聞いたとき、本当にほっとしました。
これでなんとかなる!と思いましたね。
私の場合、同居人でもよかったので
私と主人が同じ印鑑、もう一つは息子の印鑑を借りて押しました。
なんでも経験して初めてわかりますよね。
今度からは2つ、用意しようと思います
いざという時の、受け入れ先があるのとないとでは
全然違いますよね。
この病院に診て頂けるようになって、本当によかったです
返信する
Unknown (sora)
2016-09-28 14:53:11
☆きらきら星さんへ☆
こんにちは。

今年の夏は暑かったですね~。
家族にも、入院して正解だったと言われました。
8月後半からも、暑さがピークのようでしたので
助かったと思います。
主人が入院中でなかったのも護られました
エレンタール、私もきらきら星さんのように
1日で1袋を飲むようにしています。
今のところ、なんとか飲めています。
ありがとうございます。

連絡事項のメモ書き、いいですね!
私もそうしますね。
グッドアイデアだと思います
返信する
Unknown (sora)
2016-09-28 14:43:23
☆rinkoさんへ☆
こんにちは。

以前、過敏腸で入院した時は、こんなに手続きが面倒ではありませんでした。
もう、10年ほど前の事なので、いろいろ変わったのでしょうね。
主人には大きな貸し(笑)がありますので
大きな顔をして送ってもらいました。
荷物を病室に運んだら、すぐに帰りましたが
それだけでも助かりました。
入院すると、ずっと寝ていられるのでそれが一番ですね。
もう少し、入院してたかったですね
返信する
Unknown (ごん)
2016-09-28 13:41:22
なるほど
大変だったんですね

私の場合一人暮らしで
親類も居ない(付き合いが無い)のですが

病院の方で色々と融通して頂きました

soraさんも、これでゆっくりと膵臓を休ませる事ができ
少しは落ち着いたんでしょうかね

絶食が一番の治療になりますからね
返信する
Unknown (ゆきねぇ)
2016-09-27 22:27:02
こんばんは!

入院されたんですね。
夏の話かな……
体重が大変(・・;)
どうしてそんなになるまで……ですけど……
我慢し過ぎちゃいましたね……

緊急入院の時まで手続きが大変なんですね
私の行ってる大学病院は後日で大丈夫なので
一人で行っても大丈夫だったので…助かりました
でもご主人が一緒で良かったですね……

今年の夏は蒸し暑くて大変でしたもんね

ようやく秋が来た感じですね
膵臓は落ち着いていますか?

あんまり我慢しないでくださいね!
返信する
Unknown (あゆ)
2016-09-27 21:18:53
夏の暑さとご主人の入院だけでも大変でしたでしょうに
そこに大きなストレスが加わると膵臓には大きなダメージだったことでしょう。
今回はすんなりと入院出来て良かったですね。
soraさんの場合は過敏腸もおありになるので
エレンタール療法だけでも難しいでしょうし
入院して絶食治療するのが一番だったでしょうね。

ご主人も息子さんもさぞ心配されたことでしょう。
私は何度も入院しているので手続きも簡単で済みますが
初めての入院だと色んな書類が必要なので大変だったでしょうね。
印鑑が二ついるのはわかっていますので
私も入院の荷物の中に印鑑を二つ入れてました。
保証人は同居の親族以外と言われますので
我が家では弟の名前を書いています。
これだと同じ名前の印鑑で済むので・・・。
同居の親族以外と言われると困ることもありますね。
昨今は一人暮らしの人も多いですし
家族を呼べと言われても困ると仰る患者さんも少なくないようです。

今回の入院で、痛みが強い時の受け入れ先があることがわかったのは
一つの安心材料になられたことでしょう。
彼岸が過ぎても暑い日が続いていますので
どうぞ無理のないように過ごされてくださいね。
返信する
Unknown (きらきら星)
2016-09-27 19:54:58
今年のあの暑さの中で痛みと
自宅での絶食は相当お辛かったと思います。。
動ける状態ではないですよね。。
ご主人様の体調が落ち着いておられて付き添っていただけて本当に良かったです。
家にいるとどうしても動いてしまいますので
入院されて良かったと思います。
今体重は少しずつ戻られてますか?
エレンタールでお腹がゆるくなる回数が減ると
栄養も吸収出来やすいですよね。
少しずつの摂取でも、やはりきついですか?
今回の入院で痛みの原因が分かるといいですね。
私も入院手続きで必要な連絡事項は紙に書いて
母と私の財布orバックの中に入れています。
気温差が大きいですのでsoraさんも無理せずお過ごしくださいね。
返信する
Unknown (rinko)
2016-09-27 18:01:44
soraさん、こんばんは~(^^)/。

大変だったのですね。よく我慢されましたね。ご主人さまのこともあったので、自分のことが後になってしまったのでしょうね。でも、すぐ入院できてよかったですね。
入院しないと、安静ができませんから、入院が一番いいと思います。旦那様に、お休みをとってもらえてよかったですね。一人だと、たくさん書いたり、できないこともあるから、誰か一緒に行ってくれる人が必要ですよね。
今は、体重増えましたか?  ゆっり入院生活をおくれましたか? また次回を楽しみにしてますね。
お大事になさってくださいね。本当にお疲れ様でした。
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