イタリア旅行9 フィレンツェ1 Florence

  

June 11, 2018

フィレンツェ　Firenze  Florence 

花の都フィレンツェ…英語ではフローレンス。ヨーロッパの芸術を語る上で、絶対欠かせない町ではないでしょうか。
高校の世界史の授業で初めて聞いたメディチ家　。レオナルド・ダ・ビンチ、ポッティチェリ、ミケランジェロなど数々の芸術家を支援してきたメディチ家。パトロンと言う言葉も、この時初めて覚えたのでした
しかもウフィツィ美術館は、メディチ家の最後の当主（正確には最後の当主の姉のアンナ・マリーア・ルイーザ）が財産のすべてを町に寄贈してできたという…どんだけ～～？とずっと思ってきて、イタリアに行けるならば、絶対行きたかったのがこのフィレンツェです。

The word Florence always remains me of the word "House of Medici".  I learned it when I struggled with world history in my high school.  House of Medici was so impresseive for me that I couldn't forget it as well as the word, "patron", which I knew for the first time in the world history class. 
They were generous patrons of the arts who commissioned masterpieces such as Raphael's Transfiguration and Michelangelo's The Last Judgment.

patron=ﾍﾟｲﾄﾛﾝﾇ＝パトロン、後援者(supporter)

 

朝9:50am発の列車に乗り、いよいよフィレンツェへ～
ローマからフィレンツェまでは、電車で約１時間半です。

It takes about an hour and a half from Rome to Florence.

 

10:04

10:30

11:47
フィレンツェに到着～　ここは、フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅…名前長すぎ～～～！　
I reached Florence.  The name of the station is "Firenze Santa Maria Novella (Firenze S.M.N.)".  Don't you think it too long?

13:29

駅前のホテルに荷物を置いて、町に出ます～

13:29
ローマと違って、ゆったりとした雰囲気です～

 

13：33

↑駅名にもなっている、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会　Santa Maria Novella
…実はこれは裏側？反対側にサンタ・マリア・ノヴェッラ広場があるのですが、ここが夜のお気に入りの場所になったのは、また別のお話…

 

 

13:34

↑マクドナルドを発見～～！
チップを強要されたりで、いったい昼食にいくらかかるか不安なイタリア。しかし、マックはすごい！ダブルチキンバーガー€2.3。オレンジジュース€2.75。自販機で、カード支払いできます。ジュースはちょっとお高めですが、余った分は水筒に入れて持ち歩けるので、安心です。店内のトイレ使用は無料だし比較的きれいです。

 

I was so relieved to find McDonald. It was easy for me to find how much I should pay (I didn't have to leave tips) and also the restroom was clean enough.

 

フィレンツェと言えば、メディチ家！
と言うことで、駅近のメディチ・リッカルディ宮　Palazzo Medici-Riccardi を訪問することに…

14:17 ↓案内がイタリア語だけ…
　

 

　

14:21
外から見ると質素なのに、中は豪華です。市民の妬みを買わないような設計とのこと。
　

 

↓14:26 簡素な外観のリッカルディ宮

 

14:33

 突然、目の前に、物凄く立派な建物が～～～!？
Suddenly, I found a magnificent building in front of me!

そして、この行列は「何だ？？」と思って係員のような人に聞いてみると、「チケットがないと入れない」とか言われ、また、ダフ屋のような旅行会社？から、スキップ（割り込み）できるチケットの購入をすすめられました。

しかし、何の行列かわからずお金を払うわけにはいかないので、並んでいた若い女性に声をかけると…何と、北海道から来た日本人の大学生！それも、一人旅！！
「この列はドゥオーモの教会に入るための列で、入るだけならば無料ですよ。」と教えてくれました。ドゥオーモのクーポラに上るのにも、料金がかかる上、さらに並ぶ必要があるとのことですが、彼女はお金がないので、教会内に入るでけで十分だと言っていました。
ローマに滞在した折は、サンピエトロ寺院に早朝あさイチの8時には訪れ、ほぼ並ばず無料で見学、有料のクーポラに上ったりシスティーナ礼拝堂には行かなかったとのことですが、寺院内をゆっくり堪能したということで…学生さん、さすがです。
宿泊にはユースホステルを使い、そこでも色々な情報を得ていて、安くピザを食べられるお店まで教えてくれました。ありがとう～～

…実はこの時、ドゥオーモについての知識が全くなかった私は、ドゥオーモって何だ？？くらいな、とぼけたことを思っていました
ドゥオーモは、本当にフィレンツェの象徴であると、この３時間後には思い知ることになるのですが…これはまた別の話。

To tell the truth, I hadn't known the Duomo is the most famous landmark in Florence before I came here. I was so lucky, because I met a Japanese university student on the line and she was kind enough to give me a lot of information about Florence.

 サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂 (花の聖母教会）　

Cattedrale di Santa Maria del Fiore (Duomo) / Florence Cathedral

 

14:51

15:00
 

15:05

↓外から、まだ見ていませんでしたが、これがドゥオーモの内部です。

↓クーポラ内フレスコ『最後の審判』ジョルジョ・ヴァザーリおよびフェデリコ・ツッカリ

Giorgio Vasari   Federico Zuccari

↓外に出て、反対側に回るとドゥオーモが見えました！

 

 

 ↓サン・ジョヴァンニ洗礼堂　Battistero di San Giovanni  Florence Baptistery

11~12Cの建設。町の守護聖人、聖ジョヴァンニにささげられた物で、15Cにドゥオーモができるまで、聖堂として使われていました。ダンテも、ここで洗礼を受けたとか。

baptistery=ﾊﾞﾌﾟﾃｨｽﾃﾘｨ=洗礼堂

 ↓洗礼堂の東の扉はロレンツォ・ギベルティによるもので、ミケランジェロが「天国の扉」と名付けた素晴らしい物。人々の手に触れ、扉全体が金色に輝いています。

 

15:42

↓シニョリーア広場　Piazza della Signoria

13-14世紀の中世自治都市時代の政治の中心だった場所。人々がここに集い、議論を戦わせ、採決したということです。また、処刑も行われていたという話も...
15:52

↑左の建物
ヴェッキオ宮殿　Palazzo Vecchio

↑右の屋外彫刻ギャラリー
ロッジア・ディ・ランツィの回廊　Loggia dei Lanzi　
(1382年建設、

↑ネプチューンの噴水
アンマナーティ作。コジモ１世により長男の結婚式に合わせて造られた、当時の海軍の力を誇示した噴水と言うことですが、残念ながら修復中でした。この噴水前で、ジロラモ・サヴォナローラ　Girolamo Savonarola が火あぶりの刑になったということです

↑ペルセウス  Perseus 像。退治したメデューサの頭部を持っています。
チェッリーニ　Cellini 作のこのブロンズ像は、10年近くの困難の末に1554年に完成したということです。

16:15

16:24

色々楽しめましたが、とにかくウフィツィ美術館には絶対行きたいわけで、この後、美術館に向かったのですが、何と！この日は月曜日で美術館がお休み～～
しかも、チケットを予約できるオフィスを訪ねると、この日の分は完売？
とりあえず、翌日のあさイチで訪れられるよう、美術館の場所を確認しておきました。
そんなわけで、この日はウフィツィ美術館は諦めて、アルノ川を渡って、見晴らしの良さそうなミケランジェロ広場まで行ってみることにしました。
それが、思ったよりもず～～～と素晴らしい場所だったのですが、これはまた別のお話。

This day was Monday, so Galleria degli Uffizi was not open. After I confirmed where it is, I decided to cross the Arno river and go to Piazzale Michelangelo. To my astonishment, I saw an incredibly beautiful view…
To be continued.

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