Makoqujilaの蝶散歩Ⅱ

【蝶日記】クロツを求めて2020

クロツバメシジミは秋に会いやすいシジミチョウの一種です。他にもシルビアシジミルーミスシジミも似た傾向ですね。一番目立つのはウラナミシジミではありますが。。で、今年の秋はどの子を見に行こうか?と思ったときに頭に浮かんだのがムシャクロツバメシジミです。そういえば、名古屋あたりで発生していたよなーって。というわけでプラン決定。ムシャクロツと純正クロツを両方撮ってみよう!ということとしました。


左:クロツバメシジミ
右:ムシャクロツバメシジミ
ムシャの方が、尾状突起が長いのと黒斑点が大きい感じですね。よく見ると前翅の黒点も多いですね。

■ 2020.10.11 愛知県
ムシャクロツですが、言わずと知れた外来種です。ムシャは「霧社」で台湾の地名(地域名?)です。が、日本で見られるムシャクロツはDNA的には中国大陸産だそうです。2013年くらいから名古屋の某所で発生していると聞いています。なので、さくっと新幹線で名古屋まで行ってきました。撮影は1時間程度。長居は無用ということでさっさと撤収してきました。現地では、アオスジアゲハやツマグロヒョウモンを熱心に撮っている人はいましたが、ムシャクロツを撮っているのは私だけでした。。。まだ認知度は低いようです。














ムシャクロツバメシジミ(外来種)人生初見
一番下の写真は産卵行動に見えます。園芸種のセダムの一種ですね。純正クロツもこういったセダムで繁殖することもあるようですが、あまり庭で発生しているという話は聞きませんね。どの辺に違いがあるのか、興味がありますがよくわかりません。


チャバネセセリ


アオスジアゲハ


ウラナミシジミ

■ 2020.10.18 山梨県
国産純正クロツは、昨年の9月、今年の6月と7月に空振りしていたので、会えるか不安だったのですが、ありがたいことに蝶友が「いたよ」と教えてくれたので、今回は安心して見に行けました。某有名ポイントと蝶友Iさんに教わったポイントと蝶友Tさんに教わったポイントを順々に回りました。結果は1勝2敗。Iさんに教わったポイントのみで会うことができました。例の有名ポイントではツメレンゲが激減しててちょっと悲しかったです。で、クロツを見れたポイントでは、蝶撮影の大先輩にもお会いでき、追加でポイントを教わりました(ラッキー)。なので、次回はそっちも行程に入れようと思います^^。純正国産クロツ、特に内陸性亜種は減っているように感じていますので心配ですね。他方、沿海性亜種にはまだ会ったことがないのでどこかで遠征候補に入れたいです。












クロツバメシジミ 今年初見(なんと6年ぶり。。。)
一番下(すぐ上)の写真は娘撮影ツメレンゲとセットの写真も撮れて大満足^^


ウラナミシジミ
近所のミヤマシジミのポイントに寄りましたが、いたのはこの子のみでした。。。が、あとから調べたら、ちょっとポイントがずれていた模様。。。来年以降再トライ要ですな。。。


ヒメアカタテハ


カワラバッタ 見事な保護色です。


ヒナバッタ 妻撮影


富士山 笠雲がおしゃれでした。


八ヶ岳

その他、キタキチョウ、ベニシジミなどに会えました。
というわけで、今年出会ったチョウは109種類になりました。で、今年初の「人生初見」ゲット^^ 嬉しいです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

・前回の蝶散歩は:秋の都内の蝶散歩(2)




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