【蝶日記】プチ遠征：都民の森：7/14

■ 2013.7.14 東京都
７月の３連休のうち１日くらいはプチ遠征でしょう。ということで行ってきました「都民の森」。狙いは、東京在住のゼフ「アイノ」「メスアカ」「フジ」です。都民の森は生涯３度目ですが、１回目は結婚前に嫁さんと、２回目は家族＋愛犬で、というわけで、１人で蝶を見に来たのは今回が初めてです。

9:20頃駐車場に到着し、森林館に向かって歩いていると、さっそく現れたのが、

ミスジチョウ　9:24

テリ張りしているミドリシジミ系もいますが、種類が分かりません。

テリ張りゼフ(未同定)　9:27　時間と高さ的にはメスアカミドリシジミですね。

森林館の入り口には、死にそうなセミが、、、、家で種類を調べると、

エゾハルゼミ　9:33

広場のヒヨドリバナに沢山いたのは、

アサギマダラ　9:37

チップが敷いてあってフカフカの大滝の路を進むと、シジミを撮っている方に遭遇。聞くと、メスアカミドリシジミだと言う。私も数枚撮って、うちで確認したところ、


アイノミドリシジミ（だと思いますがいかがでしょう？）9:59

大滝休憩所からさらに登っていくと、ノリウツギっぽい花には、白いきれいな蛾がいました。

シロツバメエダシャク　10:10

沢の途中でまたゼフに出会いました。裏面を見ると、さっきと同じ種です。開翅するまで追って待って追って待って、、、



アイノミドリシジミ開翅 ３ショット 同じ個体でも色が結構違いますねー


アイノミドリシジミ 飛び去る前のテリ張り　10:24

沢の上のほうでは、まだウツギっぽい花が咲いています。そこにいたのは、セセリ？と思ったら、、、

ギンボシキンウワバ　10:30

ここからは、延々とブナの路を登ります。結構きついです。登山目的の方々をやり過ごしつつ、なるべく距離をあけつつ、チョウを探しながら、登ります。３０分ほど登ったところの沢で、またまたゼフを発見し沢沿いに追跡するも、見失ってしまいましたort。沢の下からはアサギマダラが優雅に飛んできて目の前でなぐさめるようにフワフワしてくれました。
気を取り直してさらに５分ほど登ると開けたスペースに明らかに色の違うゼフ発見。


フジミドリシジミ　11:10

学生グループがうずくまる私に遠慮しながら、そおっと追い抜いて行きましたが、フジミドリさんは、その間にいなくなってしまいました。。。残念。と、今度は、ミヤマカラスアゲハが優雅にフワフワとなぐさめに来てくれました。後から来たおばさんたちに教えてあげると、きれいなチョウだわーと大喜びでした。
ムシカリ峠で休憩していた先ほどの方々に追いつき、私は、山頂と反対側の避難小屋のポイントへ。クモガタヒョウモンが飛んで来て、小屋の壁に止まるのですが、カメラを構えると飛んでしまい、しばらく粘りましたが、１－２秒しか止まらないので結局写真は撮れず。新鮮っぽいきれいな個体だっただけに、残念です。。。11:24
ムシカリ峠にもどって山頂に向かうと、立派なタテハが飛んでいます。この標高だからエルタテハだと思うのですが、この子も止まってくれず、確認できませんでした。
で、つきました。三頭山西峰です。富士山がきれいです。

富士山　11:43

で中央峰にも行きました。ここが一番高いところです（1531m）。

看板　11:52

で、次のポイント「見晴し小屋(1397m)」に向かって、路を行くと、反対ルートを来る団体とえらく沢山すれ違います。
と、林の中をゼフっぽい影が、、、、あわてて、カメラを構えるも、暗いためかなかなかシャッターが切れません。。。ファインダーには、おおおおお、初めて見たーーーー、の

ウラキンシジミ　12:09

このあとすぐ奥の枝に飛んで、目で追ったのですが、足場が悪く、ピントが合う前に飛び去られてしまいました。。。残念。
見晴し小屋に着くと、またまたクモガタヒョウモンが居ましたが、家族連れが居て、子供が走り回っていたのでうまく撮れませんでしたort。　12:33
というわけで、あとはひたすら歩いて森林館まで戻ってきました。途中、シータテハっぽい子がいたのですが、すれ違った団体に追い払われてしまいました。。。残念。。。13:10
舞茸天ぷら蕎麦を食べたあと、アサギマダラと少し遊んで、帰りました。


アサギマダラ

と思ったら、テリ張りゼフまだいました（笑）
こんなに長い時間テリ張りを続けるのは、曇りだから？？？　飛ぶと緑がちらちらする気がするのですが、裏から見ると透けているようにも見えますね。。。今日会った中では、アイノの方に近い気がします。なのでやっぱりメスアカですかね。

テリ張りゼフ(未同定)　14:10

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

・前回の蝶日記はこちら：MF3&2の5-6月
・再訪して再びアイノミドリシジミを撮影：すれちがいにもほどがある
・ウラキンシジミの♂は別の場所で遭遇：福島遠征再び