ミカドアゲハは知多半島以南で見られる南方系のアゲハの仲間で、アオスジアゲハに近い種です。わかりやすいポイントとしては伊勢神宮周辺があり、5月中旬から見ることができるようです。あとは室戸岬など四国の南岸。また九州ではほぼ全体で見ることができるようですが、数はさほど多くないようです。多く見れるのはなんと言っても南西諸島ですね。アオスジアゲハと入り混じって集団吸水しているところとか見てみ
たいです。西表島で実際に飛んでいるのを見てみて、遠目には意外にも普通のアゲハに似ているということに気づきました。青いところがアオスジほど青くないのとまだらの感じが似てるのだと思います。
★人生初見:2019年11月
2019.11.5 石垣島
有名林道の有名ポイントで狙い通り発見。多少擦れていましたが、高い木(カラスザンショウ)の樹冠を2~3頭で優雅に舞っていました。地元の蝶屋に何を撮っているのか?と聞かれ答えたところ、「なんだミカドか」って感じでしたので、ここでは普通種なんだと思います。※ここは迷蝶でも有名ポイント。
2019.11.3 西表島 (2枚は娘撮影)
有名林道を散策中上空を飛ぶ個体を発見、遠かったですがなんとか顔を写せました(直上の写真)。その上側の2枚は娘撮影の動画からの切り出しです。この時実は私はマルバネルリマダラを見つけて「あとは任せた!」とマルバネを追っていたんです😓
九州以北では年1回発生(4月下旬~)、一部6月以降に2化、南西諸島では年4~5回発生。越冬は蛹。
食草はモクレン科のオガタマノキ、タイサンボクなど
[蝶189、アゲハ18] 天然記念物(高知市天神町、筆山町、塩屋崎町)
・前回のチョウ紹介は:ジョウザンシジミ
・前回のアゲハチョウ紹介は:ヤエヤマカラスアゲハ
・初見の時の様子は:初めての西表遠征(1)
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