新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。今年もオフシーズン恒例、過去のチョウ写真の整理、種類別のブログからスタートです。早いものでもう220種目となりました😊
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サツマシジミは裏面がすっきりきれいなルリシジミの高級版のようなシジミチョウです。表翅は真ん中辺が白く色ぬけしており、そこが裏面から逆光でみると透けてとても綺麗です。何とか会いたくて静岡県に遠征して空振りを数回、覚悟を決めて四国室戸岬まで遠征してようやく1枚写すことができました。季節により食草が変わり、それにつれて発生場所も変わるので、5月に見られるところと10月過ぎに見られる場所は異なることが多いようです。生態含めて興味深い種です。
★人生初見:2021年11月
2021.11.6 高知県
ポイントに近づくにつれて曇って気温が下がってしまい(更に風も強くなってきて)、チョウがほとんど飛ばない絶望的な状況の中、奇跡的に1頭だけ出てきてくれました。ほんと感謝です。翌日には牧野植物園に行ったのですが、まさか朝ドラの主人公になる方とは思わず淡々としか見学してなかったです。もっとグッズを買っておけばよかったと思いました。
年数回発生、場所や食草を変えつつ5月頃から晩秋まで見られる。越冬は蛹(他説あり)。食草はハイノキ科のクロキ、ミミズバイ、スイカズラ科のハクサンボク、サンゴジュ、ガマズミ、モチノキ科のイヌツゲ、ナナミノキ、ミズキ科のミズキなど多種。幼虫は花のつぼみ(の中の栄養のあるオシベやメシベだけ)を食べる。
[蝶220、シジミ64]
・前回のチョウ紹介は:シロオビヒカゲ
・前回のシジミチョウ紹介は:オジロシジミ
・初見の時の様子は:曇天四国の蝶散歩
・直近数年の初蝶ブログは:
- 2023年:オオムラサキの幼虫調査に参加
- 2022年:【蝶-200】カラスシジミ
- 2021年:【蝶日記-タイムスリップ】黒姫高原(1978)
- 2020年:【蝶-170】ウラクロシジミ