Makoqujilaの蝶散歩Ⅱ

【蝶-1】ミヤマシジミ

記念すべき種類別投稿の第一号はミヤマシジミです。
私が蝶の撮影を始めるきっかけになったのが富士山麓の蝶の保護活動ボランティアへの参加で、その時の調査対象がミヤマシジミとヒメシロチョウでした。なので思い入れのあるこの種を第一号としたというわけです。

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ミヤマシジミは、裏面の赤い縁取りがきれいなシジミチョウです。アサマシジミヒメシジミと良く似ていますが、年数回発生するのは本種のみです。幼虫はアリに守られて育ちます。飛翔力はあまりなく、産地は局所的です。上記のそっくり3種をブルー3兄弟と呼ぶ人も多いですね^^
★人生初見:2011年8月



2024.8.13 富士山麓
ここでは7年ぶり、他所で撮っているので私的には3年ぶり、健在で一安心🥰



2021.10.3 栃木県



2017.7.29 富士山麓
新鮮個体にタイミングがあったようで、雄の表翅のブルーが超絶綺麗ですね。いい色で写せて感動でした。


2015.8.13 富士山麓


2014.9.23 栃木県
シルビアシジミで有名な河原でも出会えました。


2014.8.31 富士山麓
ちょっと時期がずれていたのですが、メスに会えました。久々の再会でうれしかったです。

-----記念すべき本ブログの「蝶化」第一号記事-----

先月、富士山麓に行きミヤマシジミの写真を撮ってきました。これを機会に、蝶の写真をすこしずつアップして行こうと思います。[2011.9.5]


♂ 2011.8.19 富士山麓 ★人生初見(81種目)


幼虫 2011.8.19 富士山麓


♀ 2011.8.21 富士山麓

ミヤマシジミは初めて出会えました。
幼虫はアリに守られていて、興味深かったです。

アリとの共生で有名というか子供の頃習ったのはクロシジミでしたが、ミヤマシジミはクロシジミのように、アリの巣に運び込まれてはいませんでした。あくまでも食草のコマツナギ(駒繋ぎ:マメ科)の上で世話されている(というか守られている)ようでした。面白いですね。
ミヤマシジミは絶滅危惧Ⅱ類に指定されていますが、年数回発生するのでコマツナギが沢山あるところを探せば出会えるみたいです。 (今回は、ミヤマシジミを調査している先生に場所を教えていただきました。)
他にも(個人的には)珍しい蝶に出会えました。その写真も順々にアップします。

年3~4回発生(6月から10月)越冬は卵
食草はマメ科のコマツナギ

[蝶1、シジミ1] 絶滅危惧IB類

・関連ブログ:ブルー3兄弟
・次のシジミチョウ紹介は:ウラギンシジミ
・深山つながりの代表格は:ミヤマカラスアゲハ
・次のチョウ紹介は:ヒメシロチョウ
・2017年に会った際のブログは:山梨遠征:富士山麓ー3

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おまけ写真

2015.8.13 富士山麓


2014.9.23 栃木県


幼虫 2011.8.19 富士山麓






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コメント一覧

Makoqujila
幼虫を守っているアリは、結構本気で守っています。幼虫を見ようと枝の角度を曲げて見ていたら、指に噛みつかれました。忘れないうちにコメントに残しておきます。
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