私は 私
周りの囁きに気持ちが揺らぐ
私は 私
今の私に 心棒はない
それを 判ってください
粉々に砕けた心は 脆いから
花びら一片舞う風でさえ
心は砕けて落ちてゆくから
私は 私
強くはないから
優しくはないから
物分りがいいほうではないから
それを 知ってください
重なる痛みに 鈍いわけではないから
砕けた心に 無理は続かないから
脆く 危うい 線の上に立ち続けているから
私は 私
呪文のように繰り返し
私の存在を確かめる
本当に私は ここにいるのでしょうか
本当に私は 私であるのでしょうか
痛みを抱え
狂気を飲み込み
闇を背に
私は 私
ずっと 私を探す
そんな 途中にいるのです
歩き始めた この道が
幻でないことを 確かめながら
後にできる 足跡を確かめながら
どうか 少しずつ 時が進むように
どうか 早く 前に進めるように
どうか 私が 壊れないように
どうか・・・・・
見守っていてください
微笑む空に 微笑み返しができるように・・・・