白木蓮  ~心・言の葉~

少しずつ 何かが響いてきて 生きていることの何かを感じています

天と地と

2011-07-10 | 独り言



カラカラと乾く空気の嘆きが聞こえる

何もない空虚な荒野に幻聴が響く

瞳に映るのは 虚ろな空気

暑くもなく 寒くもなく

上も下もないかのような

そんな 地と天がある

空は何色?

地は何色?

それさえもない そんな心の中

色など元々存在しないのかもしれない

時折 微かに揺れる心に合わせ

記憶の中の『彩』が現れる

何を感じることもなく

何を思うこともなく

何を見ることもなく

ただ ここに『存在(いる)』というだけ

ここにいる私は現実なのだろうか

幻ならば いつ消えてしまうのだろう



そんなことを 思いながら

微かに苦笑い

いつまで 続くのだろうか

果てない痛みは





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