時代は移ろいゆく。
今までは時間の経過とともに移ろいゆく時代として、僕たちは時間と時代を認知していた。
けれど、最近では、この時代はすでに時間という概念を超えてしまっているのではないかと感じられることもある。
僕たちはすでに生きながら死後の世界にいるのではないかとさえ思えてくる。
量子力学的にいうならば、幾つもの時間が存在し、僕たちが観察するたびにそれは姿を現してくる。
観察されるまで、答えは誰にも見せられてはいない。
予測はきっと、観察の一部として組み入れられるのでしょう。
予測は想念であり思考だから、これも物質として換算される。
分離した魂がそれぞれの欲望の達成のためにさらなる分離を繰り返し空間は広くなっていく。
広くなった空間は、それでも大丈夫とばかりに必要不必要の差別なく情報で埋め尽くされる。
人々の深層心理はシンプルを望んでいる。
それでも情報はより世界を分離させようときらびやかさへの羨望を集めさせる。
このサバイバルな時代を生き抜くためには知能指数と心の平安指数を上げなければいけない。
経済的に困窮すると僕たちのこの2つの数値は下降してしまう。
モノヲスクナク
呪文のように心に話しかける。
身体の中、居住空間の中、ここが軽やかなとき、知能指数と心の平安指数は高められるのでしょう。
先延ばしにしないためにも、軽やかでありたい。
春なのに寒いなら、それさえも楽しめる心でいた人の勝ち。
そして、世界中の涙よ 空に愛を歌え。
Makoto ATOZI
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著者経歴
2000年、平井堅『楽園』
以後、様々なアーティストに歌詞を提供。
2009年、嵐『ONLY LOVE』は、 『ARASHI All the BEST! 1999-2009』(ベストアルバム初回限定盤)内にて、
嵐メンバーが選ぶ10曲として選ばれ収録されている。
V6『ありがとうのうた』(ASZ-PROJECT)
Triplane『アイコトバ』(共作 ダイドーコーヒーTVCMソング)
Kity GYM『フィーバーとフューチャー』(共作 バレーボールワールドグランプリ2006イメージソング)
BENI『Cherish』(名古屋鉄道ミュースカイCMソング) などのヒット曲を書く。
2012年より約10年間の休養を経て2022年より再始動。