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なかなか勝てない馬がいる。今日もその馬が走る。
がんばれ、と声が出る。
まなざしは、ゴールの先を見つめている。

深田久彌その山と文学

2021年07月19日 15時09分27秒 | 読書・登山


深田久彌歿後40年。日本の山旅を愛し、自らの山行と構想により「日本百名山」を定め、ヒマラヤ、中央アジアへと足を伸ばして行った姿を愛情込めて語る。

1 深田久彌その山と文学(深田久彌・その山と文学
戻ってきた山の便り
二つの深田碑
松原四丁目
昭和文学謎の名品
小谷温泉と雨飾山
未定稿「萬山第一」について)
2 『深田久彌・山の文学全集』解説(わが山山
山頂山麓
わが愛する山々
瀟洒なる自然
日本百名山
雲の上の道
ヒマラヤの高峰(上)
ヒマラヤの高峰(中)
ヒマラヤの高峰(下)シルクロードの旅
中央アジア探検史
九山山房夜話)

彼の文章のなかには、口癖のように
「飽かず山を眺める」
「涙が出るほどの感動で立ち尽くす」
という表現が出てくる。

蛇峠山
「仙丈岳から白峰三山、塩見、赤石、聖岳に至るまでの、3,000mの日本の高峰群が、まぎれもなく眼に痛いほどの輝かしさで、名乗りをあげていた。それらすべての頂に、かつての私の足跡が残されている」


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