チベット旅行記 上 河口 慧海 (エカイ) 2022年04月30日 09時38分08秒 | 読書・歴史 仏典を求めて、鎖国のチベットに日本人として初入国を果たした慧海の劇的旅行記は、西蔵の風俗・習慣の第一級資料でもある。日本、インドでの周到な準備。いざ西蔵へ。艱難辛苦の道中。ヒマラヤの寒さ、盗賊、野生動物、厳しい地形、国境越え…。仏信で打ち勝ちチベット入国。厳重な警備をくぐり抜け、チベット第二の都市シカチェからラサへと向かう。 入蔵決心の次第 出立前の功徳 探検の門出及び行路 語学の研究 尊者の往生 入蔵の道筋 奇遇 間道の穿鑿 ヒマラヤ山中の旅行 山家の修行〔ほか〕