今日は、友人の亡くなったご主人の
25回忌のちょこっと法要に行った。
”ちょこっと”というのは
かつて同じ合唱団で苦楽を共にした友人たちが
彼女の家に、毎年・日程をやりくりしながら、
ご主人の命日である3/23に集まり、
亡き人を偲びながら、互いの元気確認をする法要で
ちゃんとみんなで読経をしての法要をしてから、
あれやこれやと食事をしながら語り合う。
一年の内、特別この日だけに会うということではない。
日頃、電話やメールや、なにかあれば顔を突き合わせての
相談事などなどをしている仲間だが
この日は特別な意味合いを持つ仲間内だけの一日。
当時2才の子供だった一番末っ子も、今や26歳になり
血は争えないもので、むかし歌手だった彼女と同じような
ヒップホップというジャンルで音楽修業中。
父の顔を知らない彼が、ご主人と一番よく似ていて
まるでそこに、ご主人がいるような錯覚に陥るほど・・・
私の知らない苦労もいっぱいあったと思うが
彼女は年を重ねるごとに、綺麗になる62歳。
キレイの源はなにか?
思うにそれは、彼女のすばらしいサービス精神にある。
お節介というのでは決してない。
人を受け入れる心の豊かさとでもいおうか
一朝一夕ではなしえない懐の深さが彼女にはある。
ゆえに、こうして24年間もの間
みんな彼女の家に集まり来るのである。
これからも3/23が特別な日として
私たちの間に存在し続けることを願っている。