コーラス連絡事項

ある日 ある時

VHS

2006年07月06日 | Weblog
「陽はまた昇る」

TUTAYAの
中古ものワゴンセールで見つけ購入したビデオ
200円なり

《VHS(ビデオ・ホーム・システム)誕生に隠された
奇跡の逆転劇》

このタイトルに惹かれた。

1970年代前半
大幅リストラ・コスト削減に走った企業。
現代社会に似た時代。
日本ビクターの赤字ビデオ事業部の
事業部長 加賀屋が
リストラ寸前の部下達とVHS開発プロジェクトチームを組み
一人のリストラも出さず、
ソニーのベータを超えていった
というドラマ。

加賀屋という一人の技術屋が
企業のお荷物となっていた部署に左遷され、
定年までの数年間を
サラリーマン人生の総仕上げをかけて
情熱を傾けた VHS開発劇である。

製造販売する家電メーカーを説得するために
加賀屋がとった行動で、
すごいなと思ったのは、

VHSを日本ビクターだけのものにせず、
汎用化した事。

大手松下の販売網なくして
他の家電メーカーの協力がえられない
との事で
副事業部長と一緒に 本社に内緒で
大阪まで徹夜で車を走らせ
松下幸之助氏に直訴に行ったことである。

門真市の本社の門で待ち伏せ
幸之助氏の車の前に立ちはだかった
という 無謀な行動

この事と 
VHS開発事業部から松下電器へトラバーユした
もと部下が、
幸之助氏に出した手紙によって
幸之助氏のこころは動き、
事態は進展した。

「あんたはええ人を育てなはった」

この言葉を添えて、部下の手紙を
加賀屋に送った幸之助氏。

すべては人で決まる。
人材こそ宝である。

このことをこのビデオは教えてくれている。

価値ある200円だった。
















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