奥出雲から、来た道を広島駅に向かって、
来た道と同じ道の駅やSAでの休憩をとりながら
ツアーは満足の内に終了した。
今回は、砂鉄と木炭を原料とする伝統的な製鉄技術「たたら製鉄」と農業を結び付け、
地域の産業経済を支えてきた奥出雲の歴史を通じて、「土」「森」「牛」を活かし
、将来にわたる人々へ恵みをもたらす持続可能な農業を生み出した
先人たちの知恵を学習した。
国土交通省が主催する」水の里の旅コンテスト」に、
2018年には、
扇ノ山を源とするダムと浦富海岸、「旬」体感ツアー~人と水とが想像する、遊・食・景その見分はきっと永遠になる!~
という企画で参加し、学生部門で最優秀賞/特別賞(絶景賞)を受賞
2020年には、
島地川の水源地域で心躍る 元気はつらつ!ツアー~遊び・食・交流を通して 活力みなぎる「人と水の物語」~
で、学生部門で最優秀賞を受賞
2022年には、
ヒトとトキを繋ぐ水源地ツアー~知恵を偲ばせる「奥出雲の暮らし」体験~
で、学生部門で最優秀賞/観光庁観光資源課長賞(特別賞)を受賞している。
今回のこのツアーも
奥出雲たたら製鉄に由来する「日本農業遺産」に触れる日帰りの旅 現地ガイド案内 昼食付
という一度 たびまちゲート広島で募集したツアー@12500/大人 だったが、
定員に満たず流れてしまっていたものを、
比治山大の市民に開かれた 2024/ 比治山大学生涯学習・地域連携センター主催のツアーとして
参加費4000円/一人で、参加したもの。
このコンテストは、今は中止となっているとのことだが、
今回サポートしてくれた3名の学生たちは、自分たちが企画し実現したこのツアーで、
それぞれが思いっきりの「おもてなし」精神を発揮し
随行した担当教授もビックリの働きをしてくれ、
ひさびさ20代の若者とのふれあいで、とても楽しい時間を過ごすことが出来た。
なにより地元ボランティアの観光ガイドがついていたことで
この旅のグレードが上がったことは間違いない。
来年の開催もあってほしいと思えた旅だった。