初めて訪れた東広島美術館。
広島駅から山陽本線に乗って、西条駅で下車後、
ブールバール沿いを歩いて10分くらいのところにある。
笠間日動美術館所蔵の、モネ・ルノワール・ゴッホ・ピカソ・セザンヌ・マティス・ルドン・
ローランサン・ユトリロ・シャガールなどの有名作品の展示があり、
また東広島美術館所蔵のミロの版画が多数展示してあり、
とても盛りだくさんな感じであった。
ゴッホの「サン=レミの道」のみ、写真を撮ってもよいとのことだったので
記念撮影を。
ちょっとびっくりしたのは、後期高齢者は、観覧料無料だったこと。
また子供と一緒に来た大人の観覧料は、3割引きになるということ。
文化の底上げを図るには、とても良い取り組みをしている東広島市のようである。
かつてフランスのルーブル美術館へ行ったとき、
小学生らしい子供たちが、大人に引率されて、大勢でやってきていた光景を思い出した。
本物に触れられ、世界が認めた絵画や彫刻などを、身近に感じられる場所にいられる子供たちを
とてもうらやましく思ったものである。
未来を担う人たちに心を養う投資をするこういった取り組みが
いろんな美術館や博物館などで行われることを
切に願う。