朝のラジオで紹介していた「下瀬美術館」。
大竹市晴海に新たに3月1日にオープンするとのアナウンスに
最近うつうつとしていた私の心にジャストフィットし
電車とバスを乗り継いで行ってきた。
JR大竹駅やJR玖波駅からでも、乗り継げる市民の足「こいこいバス」が出ており
一時間に2本程度ではあるが、市民会館や「ゆめたうん大竹」へお買い物に利用するには
もってこいの足になっているようである。
グーグルマップを片手に「ゆめたうん大竹」経由で行ってきたが
入り口への人間目線での大きな案内表示がない(入口付近道路の内側に小さく方向を示す板の設置があったが、とても分かりにくかった)
→おおかた車での来場者を予想しているのか?はたまたシャトルバスを出しているのでこれを利用しないで来る来場者は無視されたのか。
駅の改札を出て、二号線方向海側に出ればよいのか、
反対側に行けばバスに乗ることが出来るのか戸惑った
→改札にいた駅員に聞いても埒が明かない。
方向幕などせめて前もっての周辺地域への配慮が欲しかった。
駅のベンチに座っていた高校生にバス停の位置を聞いて、無事乗車はできたが
3/1~5/7迄運行予定のシャトルバスには、行きは乗らなかったので
このような戸惑いの来場となった。
ホームページのコンセプト案内にこのようにあった。
京人形や雛人形といった工芸作品をはじめ、エミール・ガレを中心とする西洋工芸、
マティスやシャガール、東山魁夷といった日本と西洋の近代絵画まで。
丸井産業株式会社・代表取締役の下瀬 ゆみ子が、先代の創業者である下瀬 福衛・静子から継承、収集してきたコレクション約500点を所蔵しています。
建築家の坂 茂が瀬戸内海の島々から着想した、8つのキューブからなる可動展示室など、
美術館そのものもアートの一つです。
まさにこのとおり、まず建物を見てください。
そして収集した展示物の数々を堪能してください。
そして お庭を散策して
よかったら、レストランで瀬戸の海や島を眺めながらお食事をしてください。
軽食もあります。
気に入ったら、ここでの宿泊(ヴィラ)もできますよ。
という感じの美術館だった。
そこかしこに、坂 茂氏の思いが詰まった建物ではあるが
ブロックに区切られた展示室は、次の展示室へ行くのに自動扉で仕切られ
行先の方向が分からなくなるような作りで
順路なるものがないので、堂々巡りをしそうな感じである。
ひな祭りの日を目前にして、
数数の珍しいお雛様をめでてみて回り、
漆で塗られた雛の調度品など、収集家の心意気が感じられた展示品があり
有名な絵画や、岡本太郎の(座れない椅子など)作品の展示を見て
帰りは、シャトルバスで大竹駅まで乗せてもらい帰宅の途に就いた。