今月の8日
旧陸軍広島被服支廠の見学に。
長い間、そのまま保存か新仕様での活用か と
人々の思い様々で月日だけが過ぎていた原爆被爆建物。
被爆75周年の今年、現場の様子を確認しようと思い立ち
行ってきた。
当日は、曇りで日差しも弱く、ここ最近の暑中にしては、
過ごしやすい日だった。ラッキー!!
県立皆実高校のぐるりと、取り囲んでいるように立っているこれらの建物。
いつもは敷地内に入ることはできないが、
アーキウォーク広島がこの日に見学会を開催していたのを
ウェブで見つけてお出かけした次第。
コロナ禍ということもあり、案内などは無く、パンフレットをもらって
国が管理している1棟と県が管理している3棟を見て回った。
75年間風雨にさらされたレンガづくりの建物は
ヒビが入り、窓ガラスは割れ、さび付いた窓枠や扉。
耐震建物ではないので、大きな地震でも起きようものなら
すぐにでも壊れそうな外観がそこにあった。
被爆者の高齢化で、語り部が少なくなる中、
目で見えてその惨状を語る建物の保存は、必要だと実感した。
やはり、残すかどうかの議論は、現場を見てから行ったほうが良い。
端から端まで往復して約一時間見学したが
この一時間に出会った人は、少数だった。
より多くの人が見学に訪れることを希望したい。
出汐町からバスに乗って、紙屋町に移動し、ランチ後
新生「アンデルセン」に行った。
旧アンデルセンの建物は、被爆建物であったが、老朽化で建て替えたもの。
ここもコロナの影響で、レストランは、テイクアウトのみのサービスを行っていた。
ここから 入場券をお友達からもらった、
ひろしま美術館で開催中の「せなけいこ展」へ
貼り絵絵本作家の瀬名恵子氏の貼り絵は
包装紙や羊羹の竹の皮などを使った、とても生活感にあふれた作品で
細かい描写がとても上手く、一つ一つの作品は、絵本サイズなので小さいが
子供の心をとらえて離さない技巧にあふれていた。
本として印刷されたものを見るだけではわからない
繊細さがそこにあった。
広島美術館内をゆっくり歩いて
帰宅後歩数計をみたら9000歩を超えていた。
おうち生活の毎日だったのに、急に1万歩近く歩いたためか
足の痛みが半端なかったが、一日寝たら回復してたあたり
まだまだ大丈夫と安堵していたら
昨日から、背中の右半身に鈍痛が始まり
いつもの腎盂炎かもと思い かかりつけ医の受診をしたところ、
「いつのまにか骨折」との診断を受けた。
整形外科でレントゲンを撮ってみなければ分からないが
まさか この診断をうけるとは思ってもみなかったので
ちょっと ショック
とりあえずお盆の間ロキソニン服用で様子を見ることになった。
ただ単なる、筋肉痛であってほしいなあ
。