バルトの楽園

今朝　主人と一緒にＴＯＨＯシネマに行って
「バルトの楽園」を見ました。
シナノ企画が企画し東映が製作した映画。
50歳以上ペア券2000円なり。

感動した！すばらしかった！

・・・どこかの総理大臣のような　言葉・・・

もっと入場料を払ってもいいと
おもえるような映画に、
久々に遭遇しました。

第一次世界大戦中
中国でドイツ軍と日本軍が戦い
日本軍が勝利。　
その後
ドイツ軍捕虜たちを迎え入れた、
徳島県の坂東捕虜収容所を舞台として
日本人の松江収容所所長の
人を徹底して愛する心から発する行動で織りなす
ドイツ人捕虜との様々な人間ドラマを描いたもの。

圧巻は、ドイツが降伏し
捕虜達が帰国する前に
坂東市民や収容所所長らに対する
感謝の気持ちを表した
ベートーベンの「第九交響曲・第4楽章　歓喜の歌」を
みんなで合唱するところです。

耳の聞こえなかったベートーベン。
静寂の中から生まれた「歓喜の調べ」。
逆境に負けない心で生き抜いた
ベートーベンの真実が、
愛され親しまれ歌い継がれ
「歓喜の調べ」として生きつづけているんですね。

ＰＴＡの合唱団が結成されたとき
文化祭で初めて披露したのが
この曲でした。

私はなんでも続けていくことに
意義があると思っています。
細くてもいい、
連綿と続いていく合唱団を目指して
まずは結成10年を目指して行こうと思います。

そのためにも、家族を大切に、
あまりムリをせず、自分達も歌いたい
そして、家族や地域の人からも
愛されるような歌を歌っていきたいと思います。

バルトの楽園　お勧めの映画です。