ジッちゃんに沢山の励まし激励有難う御座います
今日は名医からの紹介で某名医病院、イモアライ(MRI)に行ってきました
脳神経外科は大入り満員
かなり年配の人が多かった
いつかは私もお世話になるだろうな
緊張と不安
『行ってくるからな』
出稼ぎにでも行くかのようなセリフを残し
5メートル先のドアに入っていった
MRI撮影の患者さんの順番待ちで待合椅子は座る所がない
病院は消毒薬の臭いが普通だが、ここの病院は湿布の臭いが強い
ついでに線香の匂いも漂う脳神経外科待合室
順番を待つ、お年寄りに看護士さんが
『誕生日を言えますか?』
『誰の誕生日を言えばいいんだべ?』
『山田 花子さんの誕生日ですよ』
『おらの誕生日?保険証さ書いてある通りだべ』
『自分の誕生日言えますか?』
『今、昭和何年だっけ?』
『いやいや生年月日を聞きたいのよ』
『冬生まれだべ』
必死で答えるお年寄り
『山田さんの体重は何㌔ですか?』
『わたしの体重を聞くの?』
『だいたいでいいんですよ』
『舞の海より少ないべ』
『じゃなくて、ご自分の体重を聞いてるのよ』
『体重なんて暫く、計ってないし87歳だべ』
『何人家族ですか?』
『家族何人と暮らしているんですか?』
『結婚は1度しただけだべ』
『同居している家族は居ますか?』
『そりゃ~若い彼氏募集中だけど、もう歳だし』
会話にならない会話を必死でする看護士さん
『入れ歯ですか?』
『ありゃ~入れ歯はもういらねよ』
慣れっこの看護士さん
さすが動じない
『入れ歯だったら外して下さいね』
ようやく事態が飲み込めたか?
口から入れ歯を出して
『安い入れ歯だけど』
差し出した
『しばらく磨いてないから汚いべ』
看護士さんは焦って
『ハンカチか何かに包んでバックに入れておいてね』
ここはハイテク脳神経外科の某病院
ハイテクな機械が何台も備わっている病院
お年寄り同士の会話もまた楽しい
『こんな凄い機械を作るから長生きするんだよな』
『オラ達、年寄りに長生きして欲しい立派な人が発明したんだべさ』
お年寄りの明日を生きる会話が為になる病院
父のMRI写真を見た
ふーん・・・じっちゃんの脳みそってこうなってたのか
少し細くなってる血管を発見
この程度は歳相応です
血液サラサラ薬を続けてれば大丈夫ですよ
名医の言葉
父に笑顔が戻った
明日は母の月命日
【お母さん、守ってくれて有難う】
やはり血管が細くなってる所があったけど、気にする程でもないとの事
ジッちゃんの、ホッとした顔が嬉しかった
よほど嬉しかったのか?
『みゆき、何処かで美味しいものを食べよう』
『よし今日は天気が良いし海の家にでも行って食事しましょ♪』