ボロボロ出てくる母の残した遺品のなかに、驚愕のジッちゃんの所得証明を見つけた。何?この金額は・・・。
所得の割には普通の家庭に育った私
無理やり嫌な習い事をさせられた
【書道&珠算&ペン習字&英文タイプライターetc】
続いたのは英文タイプ、続いたと言っても2級取得までいっただけ
書道を習ったと言っても4級止り、珠算も4級で終わり
昔は現金が入った封筒で渡された給料、あの頃は良かったなと昔を懐かしむジッちゃんだったが
『銀行振り込みになってから誤魔化せなくなった』
と頭を(● ̄▽ ̄●;)ゞぽりぽり
しかも『明細書も手書きだったから支給額より少なく書き直ししてもらって誤魔化せたべ』←ガハハと笑った
ジッちゃん・・・妻不幸してたのね
ジッちゃんの少くない給料の中から、コツコツと貯蓄して結婚5年目で土地を購入した母の貯蓄手腕にビツクリしたジッちゃん
当時は姑・小姑からの嫁いびりが当たり前の時代、泣きながら
『お父さん、小さな家でいいから自分達の家がほしい』
『そんな事言ったって先立つ金がなければ無理』
母はコツコツと貯めた通帳を出してきて
これと同じ通帳が何十冊も出てきた↓
『これで土地が買えない?』
土地をキャッシュで買えるだけの貯金を貯めてたお母さんにビックリ、学校が近くて駅にも会社にも歩いていけて近所に病院もある土地が買えたべさ、お母さんの努力に脱帽、給料の半分をネコババしてる自分が恥ずかしかったべ←遠い目
歯を食いしばって嫁いびりに耐えてマイホーム目指して貯蓄、当時の俺は独身気分が抜けなくて仕事が終われば誘われるまま飲み屋、お母さんは心細かったべな、嫁いびりから逃げて北海道の実家に帰りたい、けど汽車賃のお金も惜しい、ひたすら貯蓄したと後で聞いた時は最高の女房だと思ったべ、そして家を建てる為に銀行へローンの申し込み、必要書類の中に所得証明書を持って行かなきゃならない、所得証明の金額がお母さんの知ってる給料の金額と違うのがバレて大喧嘩
『津軽弁の宇宙語で嫁いびりされてる時に遊んでたお父さんは最低』
津軽弁で何を言われてるのか分からないのが救いの、いつもニコニコお母さんが鬼の形相で
『実家に帰らせてもらいます』
そう言って、みゆきを連れて北海道に帰ってしまった時は後悔後悔で泣き明かしたべさ、そんで頭を下げて迎えに行き無事にマイホームを建て嫁いびりから解放されたお母さんは、ガッチリ財布を握り月々なんぼの小遣いって決め、今度は子供達の教育の為に使い始め、今日に至るって訳
でジッちゃんの現役時代の50歳前半の年間所得が1300万円って年間所得が出てきたけどジッちゃん、現役時代の給料はいったい幾ら貰ってたの?
『70万円くらいかな』Σ( ̄[] ̄;)!ホエー!!←信じられない
ちっともお金持ちな家庭で育った記憶が無い・・・。
私って良家のお嬢様だった?
似ても似つかないイメージ
今日も母のタンス貯金を探すジッちゃん
途中、昔の写真が出てきたりして挫折するが、宝探しでもしてるかのように楽しむジッちゃんを見てる私も楽しいわ♪
ジッちゃんの懐にぶら下がる親不孝な娘やってるけど、待ってて近い内にお金持ちの男を捕まえてくるから(爆笑)
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