出産レポ第6段、ラストまであと少し
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子宮口がほぼ全開近くまで開いたということで、分娩室まで行くことになりました。
この分娩室までの道のりが、
出産間近の妊婦にとっては鬼の道!!!
陣痛はもう2~3分間隔なので、少し歩いては床にうずくまり、わずかな間でできるだけ進み…
「車椅子もありますよ」と言われましたが、車椅子に座ることすらしんどい&面倒くさい状態なので、
お断りして這って行きました
母親学級で見学済みでしたが分娩室は2種類あって、
1つはお産が順調に進む場合のリクライニングベッドタイプでリラックスした雰囲気の部屋。
もう1つはいきみにくい人やなかなか出産が進まない場合の分娩椅子タイプで無機質な病室みたいな部屋。
私は前者のリラックス部屋に入りました。
そして予想外にお産が早く進行していたため、先生がまだ来てない!!!
分娩室に行ったらいるだろうと思っていましたが、しばらくは助産師さんが対応してくれました。
「あれ?もしかしてこのまま助産師さんが取り上げるの?」
と思ったほど、先生はなかなか来ませんでした(笑)
そして、もういきんでいいのかまだダメなのかよく分からず、
とりあえず堪えるみたいな時間が続きます・・・
が、このベッドタイプは手すりはあるものの、陣痛が来ている時は掴みにくくて
足も固定されないので姿勢も取りにくく、しんどかったです。
最初は無機質な部屋よりこっちの温かみのある部屋の方がいいなと思っていましたが、
断然分娩椅子の方が出産しやすいのでは?!と思ってます。
そしてようやく先生が到着した頃、夫から連絡を受けた義両親も病院にやって来ました。
陣痛に堪えながらなので、このあたりの記憶が定かではありませんが、
分娩室には一時期、夫、うちの両親、そして義両親という結構な人数がいました(笑)
義母が私の近くに来て「〇〇ちゃん、大丈夫?もう少しだからね」と声をかけてくれたので、
私は「お母さん、ありがとうございます」と答えました。
後日義母から聞くと、この時義母は「こんな時にまで気を遣っている!!!なんて人だ!!!」
と思ったらしいです(笑)
でも、普段から優しく味方でいてくれて、妊娠中も助けてくれた義母なので、私にとっては第2の母。
中には分娩室に義母が入る、あるいは出産当日に病院に来ること自体嫌がるお嫁さんもいるようですが、
私は全く気になりませんでした。
(一応立ち会いは夫という話はしていましたが、あまり明確にしていなかったような)
そして、助産師さんから「ここからは立ち会われる方だけで」と案内された夫は、
「じゃあ僕と、お母さん(うちの母)と、・・・あとお母さん(夫の母)で」と申告。
義母は「え、私もいて大丈夫なの?」と突然の要請に少し困惑していましたが、
きっと夫なりにその場で色々と考えて、また自分も不安だったというのもあったのでしょう。
私も遠のく理性の中で「あ、そうなんだ…別にいいけど」といった感じでした
苦しい時は義母の手も思い切り掴んでいたし(笑)
ということで、ラストスパートは私、夫、両家母の4人で闘う(?)こととなったのでした
次回、いよいよ最終回です。
続きます