6月も終わってしまいましたね。
別居婚という選択をして、新天地での生活をスタートさせた俺。
世間一般や法的な視点から見ると掟破り感が半端ないだろうとは思います。
そんなんで結婚した意味ってあるの?って。
実際に周りからも言われますし。
これに対しては「大いに意味はあるね!」と夫婦揃って声を大にして言いたいところです。
“結婚したら普通はこうだよ”という言い方をされたりもしますが、その”普通”は一体誰の基準なのだろうかといつも疑問に感じてしまいます。
人それぞれどんな考えを持つのも自由だけれども、その考えを他人に押し付けるのはちょっと違うのではないかなと。
自分たちには自分たちなりの幸せの築き方があるんだ!と。
そんなことをぼやきたくなった今日この頃でした。
はてさて。
転居絡みのことで非常に慌しい日々だったのですが、一旦は落ち着きました。
そんな中で…
今回は、行政サービスのオンライン手続きで手こずった話を過去回想や脱線話を交えて綴ってみたいと思います!
主に転出手続きのことなんですけどね。
現在は転出手続きをマイナンバーカードを使ってオンライン上から行えるということで、せっかくなのでやってみようと思ったんですよ。
わざわざ役所に出向くのは面倒だなと思って。
ところがですね、手続きの途中でマイナンバーカードの署名用電子証明書用暗証番号とかいうものを求められまして。
これはマイナンバーカードを作る時に4桁の暗証番号とは別の英数字6〜16文字で設定したパスワードのことなのですが。
俺としたことが、それをうっかり忘れてしまったんですよ!
で、5回入力を間違えたらロックがかかってしまったわけです(笑)
どうしようかなと思って対応方法を調べていたら、専用のリセットアプリを使ってロックがかかってしまったパスワードの初期化をコンビニからできるというので。
「JPKI PIN Reset」という専用アプリをダウンロードして試してみることにしました。
このアプリがまた…使ってみると色々と思うところがありますね(笑)
カードの読み取り精度とか、そもそものアプリ自体の仕様とか、色々と。
手順の終盤には顔認証もあるのですが。
俺は今回この顔認証で完全にギブアップ状態に陥りました!笑
何度やっても”認証できませんでした”のエラーになり、アプリが強制終了してまた1から手順のやり直し。
めげずに何度も繰り返していたら、画面に「本人確認失敗」と表示されてこちらもロックがかかりました(笑)
この場合のロックは、一定期間が経過すると自動的に解除になるみたいですけど。
一定“期間”というくらいなのでそれなりの期間は必要になりそうです。
どれくらいで解除になるのかは定かではないですが、自分の場合は1週間以上経った今もまだダメですね。
思いのほか難関な顔認証。
ポータルサイトを覗いてみたら、今現在の顔と写真の顔が大きく違っているとエラーになることがあるとの記載がありました。
確かに写真と今とで髪型は全然違います。
でも、顔は…。
ここ数年で俺の顔が急激に老けすぎて写真と同一人物だと判断できなかったのでしょうか?笑
俺はただ転出の手続きをWeb上からやりたかっただけなのに。
署名用パスワードのロックはかかるわ、それを初期化するためのシステムも認証エラーでロックになるわで。
Wロック状態で雁字搦めになりました(笑)
何だかもう疲れて癇癪を起こしそうになりましたよ。。
白昼堂々、奇声を発しそうになった!!
元はと言えば、正しいパスワードをきちんと管理できていなかった自分が悪いんですけどね。
悔しいので、、リセットアプリのクオリティがあまりにも…と苦し紛れの言い訳をしておきます(笑)
そういえば、精度の低い顔認証で思い出したのですが。
スマホの顔認証の出始めの頃だったか、お粗末すぎる顔認証システムに遭遇したことがあったなと。
当時会社員だった頃、業務端末として渡されていた某Androidスマホがありましてね。
興味本位で画面ロックに顔認証を設定してみたんですよ。
ところがその後、何度やっても自分の顔で認証されず。
たまーに成功することもあったのですが、ほぼほぼNG!笑
なので、仕方なく毎回パスコードで画面ロックを解除していました(笑)
そのことを仲の良かった先輩たちに話したら、先輩の一人が面白がって俺が昔からよく人違いをされる芸能人のポスターをわざわざ買ってきて。
後日ふざけてそのポスターにカメラを向けてみたらなんと…認証されたという。
これには本当に愕然としましたね…。
先輩方は大爆笑してましたけど(笑)
当の本人が認証されなくて、似ている他人が、しかもポスターが認証されるって何だよ!!
笑いに包まれる中、一人でキレ気味になっていたことを覚えています(笑)
俺は他の誰でもない俺なんだよ!!と。
前々から人違いされたりそっくりだよねって言われるたびにずっとそう思ってきたのでね。
特に、初対面の人からほぼ100%の確率で言われる“誰々のそっくりさん”のレッテルが本当に嫌で。
自分を自分として見てもらえていないようで、何だか悲しくなるんですよね。
この感覚はあまり理解されないだろうと思っていますけど。
それを感じる出来事が割と最近もあって。
少し脱線しますが、先日ある取引先に出向いた時に廊下を歩いていたら以下のような会話が聞こえてきました。
仮に例の芸能人をA氏としましょう。
〜〜〜略〜〜〜
社員1「◯◯さん(←俺)ってどの人だっけ?」
社員2「あのAにめちゃくちゃ似てる人だよ!!」
社員1 「うそ!あの人か!!あの人◯◯さんって言うんだ?」
社員2「そうそう!今日もうすぐ来るから!」
〜〜〜略〜〜〜
こんな会話が(笑)
名前は覚えられていないけど、見た目の特徴はしっかり覚えられているというね。
今に始まったことではないのですが、これが結構虚しい気持ちになるんだよなーという直近のエピソードでした!笑
脱線話は以上です。
しかしなぁ…まだまだ発展途上さを感じる行政系のオンラインシステム。
すんなり進めばとても便利なのですが、場合によっては最初から役所に行って手続きをした方が早いかもしれない。
これからに期待ですね!
今回は結局、役所に出向いて手続きをした俺でした(笑)
では、最後に惚気話をひとつだけ。
こちらに来て早々に自分にとっての大仕事があり。
その日に着る予定だったスーツのポケットにこんなものが入っていました。
キットカット!
荷造り中に妻が遊び心でポロッと入れたみたいです(笑)
スーツを着た当日に初めて気付きました。
裏にはメモ欄があり、妻からの手書きの一言メッセージが書いてあって。
内容は伏せますが…もう感動の嵐でしたね!涙
この女性と巡り会えて本当に良かったと心から思った出来事でした。
最近はまた結婚前のようにビデオ通話が日課になっています。
その度に物理的な距離の近さ以上の信頼感を感じる毎日です。
本日は夏至。
外を見たら20時近くになってもまだ少し薄明るくて。
いつの間にかこんなにも日が延びていたことに気付きました。
6月も後半に差し掛かって、来週末からは7月。
もう夏ですね。
微かに夏の気配を感じながら、自分は今バタバタと引っ越し準備中。
実を言うと…妻と別居することになりましてね。
急ですが、今週末に妻と暮らしている家を出て新たな住まいに移ります。
これは結婚生活が上手くいかなかったとか心が離れてしまったとか、決してそういうネガティブな理由ではなくて。
単純に仕事の都合。
詳細については今回は省きますが、妻も応援してくれているポジティブな状況です。
心配していた妻の病気の件も。
手術して以降は追加の治療も必要なく、ひとまず経過観察のみで問題ないということになりましたし。
一緒に暮らせない寂しさはあっても、そういう面での不安や心配はなくなりました。
離れていても最愛のパートナーです。
夫婦仲は極めて良好なので、別居後も定期的に時間を作って妻の元へ帰ろうと思います。
今夜は妻が学会参加のために遠方に出向いており、週末まで留守。
俺は週末に引っ越してしまうので、たぶん入れ違いになりますね。
こんな状況の今でありますが。
Relax!!
そう自分に言い聞かせながら…
夕食後にデザートを食べて気分を盛り上げました!笑
自分の場合、心の支えはやっぱり食です(笑)
本日のデザートは、前々からずっと気になっていた果物。
パイナップル!
何軒かのスーパーを探し回って手に入れた「台湾パイン」です。
今回どうしても台湾産のそれが食べたかったのです!!
ということで。
前置きが長くなりましたが、今回はパイナップルに纏わる独り言を語りたいと思います!
自分の中の好きな果物ランキングでベスト5に確実に入っているパイナップル。
それでも購入するのは何年かぶりです。
しかも、台湾産を買うのは初めて。
最近は普通にスーパーに並んでいるのかもしれませんが、以前は見かけなかったと思うんですよね。
数年前までは特に、近場で出回っているものはほぼ全てがフィリピン産でした。
今でもそうですが、日本のパイナップル輸入量はフィリピンが断トツで多いです。
恐らく自分がこれまで食べてきたものも大半がフィリピン産でしょう。
台湾もパイナップルの生産が盛んですが、これまでは中国が主な輸出先で日本への輸出は極僅かだったんですよね。
それが気の毒なことに中国との間に政治的な問題があり…。
検疫で害虫やら何やらを検出したと難癖をつけられ、中国への特定品目の輸出が一切できなくなってしまった台湾。
その中の一つにパイナップルも含まれていて。
困った台湾政府が急遽輸送費の補助制度を整えて、中国の代わりに日本へのパイナップルの輸出を拡大し始めたというのが現状です。
日本市場ではフィリピン産のものよりもどうしても割高になってしまいますが、補助金のおかげで何とか競争できているみたいですね。
結果的に、ここ2年くらいで日本の台湾からのパイナップルの輸入量が8倍増しになっています。
これは農水省が公表しているデータを見ると明らかで。
すごいですよね、8倍って。
それでもなお、輸入量はフィリピンの方が断然多いのですが、台湾は現在第2位です。
ちなみに、”台湾パイン”として日本で流通しているのは「台農17号」という品種が多いみたいです。
別名で「金鑽パイナップル」とも呼ばれているそうですが。
この品種は先に載せた写真のラベルにも記載がある通り、芯まで食べられるのが特徴らしく。
栽培の過程で与える水や肥料を最小限にして育てると芯まで柔らかく育つそうです。
味に関しても、早摘みはせずにしっかりと完熟させてから収穫するのでとても甘いのだそう。
フルーツ好きの俺としては非常にそそられます!
現在も中国政府は台湾産パイナップルの禁輸措置を継続しているので、もうしばらくは日本国内でも気軽に手に入りそうですね。
今後それが解消されれば、もしかすると入手困難になるかも…。
実際に今年に入って輸出が解禁になった品目もいくつかあり、パイナップルが解禁になる日もそう遠くないかもしれません。
そんなことを考えていたら、何だか無性に食べたくなってしまって(笑)
初夏を迎えてパイナップルの似合う季節になりましたしね。
微力ですが台湾のパイナップル農家さんを応援する意味でも。
今更ながら探しに行ったのでした!笑
早速カットしてみた台湾産パイナップル。
みずみずしくて嫌味のない爽やかな甘さです。
筋っぽさや舌を刺すような酸味や刺激は皆無。
芯も柔らかいです。
うまい( ͡° ͜ʖ ͡°)
ただ、、買ってから数日間放置したせいか、芯はこんなふうに変色しておりました。
熟しすぎたのかな。
この部分は泣く泣く削ぎ落としました。。
明日が燃えるゴミの日ということを見計らって解体です(笑)
果物にはすぐにショウジョウバエが寄ってくるので、生ゴミは早めに処分した方が良いですね…。
そして、これはおまけですが。
切り落としたパイナップルの葉っぱを鉢に生けました!笑
育つかなと思って。
この鉢は以前、薔薇の挿し木にチャレンジしていた鉢です。
手入れが行き届かず鉢上げ後に全部枯らしてしまったので、枯れた挿し穂を抜いて代わりにパイナップルを挿してみました(笑)
黄色のポスカでデカデカと日付を書いてみたりして。
この鉢植えは新居に持っていきます!!笑
妻のいない夜。
平日のど真ん中に自宅でひとり、パイナップル祭りを開いて喜んでいた俺でした!笑
さて、甘いものを食べた後は念入りに歯磨きしないと。
今夜も日付が変わる前に寝よう。
珍しく近い間隔で更新します。
GW最終日の昨日、驚きの出来事に遭遇したのでここに書き留めておきたくなりました。
外出すると予想もしていなかったような出来事に出会うことがあり、それもまた楽しいものですね!笑
先に一つお断りしておくと、今回の記事は虫などが苦手な方は視覚的に不快に思われるかもしれません。
これ以降をスクロールされる方がいらっしゃいましたら、その点をご留意いただけますと幸いです。
そういうわけで、いきなり本題に入る前に少し前置きを挟みますね!
昨日の朝、頭頂部付近に円形脱毛になっている箇所を見つけてしまい非常にショックを受けました…。
新しく買ったばかりのお気に入りのヘアアイロンを使って上機嫌でスタイリングをしていたら、近くにいた妻がたまたま発見しましてね。
幸い、パッと見では分からない部分だったので、そこは良かったのですが。
ショックで一瞬にして気分は急降下です(笑)
以前も別の箇所が円形脱毛になったことがあり、その時は心身ともに少し無理をしていた時期でした。
最近は無理をしないように生活を改めていたつもりでしたが、気持ち的な部分で若干負荷を感じていたのも正直なところで。
500円ハゲ再発!!泣
メンタル激弱で情けない限りです…。
人前では冷静ぶって強がってみても体は正直ですね。
でも、この数日間の休暇でだいぶリフレッシュはできたはず。
ハゲた部分もね…撮影してもらってよーく見たら、毛穴からポツポツと新しい毛が生えてきている感じだったので(笑)
きっとまたすぐに生え揃うでしょう!
何らかのストレスを感じた時、白髪が増えてくる人もいれば髪が抜ける人もいて。
どうやら俺は後者のタイプっぽいですね。
ハゲ系統!笑
いやー、しかし…俺はいつからハゲてたんだろう…?
あれこれ考えても仕方ないので、何か美味しいものでも食べて前向きな気持ちで過ごしたいと思います!
ちなみに、今の自分の癒しの食べ物はチェリーリキュールチョコと初物のさくらんぼ。
さくらんぼは時期的にまだ早いですが、これは温室栽培の佐藤錦です。
天然物にも劣らず美味。
これらを妻とお互い食べさせ合いっこしながら夜な夜な甘美な時間を過ごしている新婚バカップル夫婦です(笑)
どんな薬よりも妻と過ごす時間が一番の特効薬だ!!
そう本気で思っている鬱陶しい亭主です!笑
さて。
前置きで程よく醜態を晒したところで、そろそろ本題に入ります!笑
昨日、ある田舎町の蕎麦屋で昼食を摂ったのですが、そこでちょっとしたハプニングがありました。
俺が注文した鴨せいろ蕎麦のつけ汁に、思いもよらぬ"具材”が入っていたのです。
それがこれです…
わぁぁぁ!蜘蛛!!
初めは全く気付かなくて、散々食べてからそれっぽいのが出てきて気付きました。
見つけた時はさすがにギョッとしましたね。
それまで美味い美味いと絶賛しながら食べていたものに、まさかこんなものが混ざっていたなんて!
軽く調べてみた感じ、これは”イエユウレイグモ”ってやつかな?
毒性はないみたいです。
少しばかりパニックになりながら、これはどうしたら良いものかと悩み。
おたおたする中、ふと過去のある記憶が蘇りました。
以前、祖母が作った青菜の味噌汁にテントウムシや青虫が入っていたりしたことがあったな…と(笑)
畑から採ってきたものをその場でバサバサと大雑把に水洗いして調理するので、虫を綺麗に取り除けないこともあるんですよね。
当時はそれがトラウマになって、しばらく青菜の味噌汁が食べられなくなったのですが…笑
仕方ないんですよね、こういうのは。
寧ろ、虫たちにとっても害のない安全な野菜ということだと思うので。
…と、そんなエピソードを思い出し。
結局、混入していた蜘蛛の死骸を取り除いて残りを全部食べることにした俺。
お店の人には特に何も伝えませんでした。
仮にこれが長い髪の毛とかゴミとか、衛生管理を徹底していれば混入を防げるはずであろうものが入っていたならば、、
今後のお店のためにも何か一言お店の方にお伝えしたかもしれませんけど。
今回は入っていたのが蜘蛛なのでね…。
蜘蛛というのは、どこからともなく屋内に侵入してきて、ほんのわずかな時間で立派な巣を作り上げてしまう生き物なわけで。
それなりに衛生管理を徹底していても、抜き足差し足忍び足で、きっと10分もあれば軽々と巣作りされてしまうのではないでしょうか…。
つけ汁にどのタイミングで入ってしまったのかは分からないですが、これはやむを得ないような気もします。
亡骸の様子から、ちゃんと足も付いていて体の形が残っているので、調理の最初の段階から煮込まれた訳ではなさそう。
勝手な想像ですが、コンロの真上のレンジフード辺りに潜んでいたのが調理中の湯気にやられ、誤ってすぐ下で煮立てていた完成間近の汁の中に落ちてしまったのかなと。
もしそうだとしたら、これは蜘蛛にとったら何とも不運な事故。
俺が今回のメニューを注文しさえしなければこの蜘蛛は命を落とさずに済んだのかな…なんて。
段々とそんなふうにも思えてきて、一方的に悲しい気持ちになっていました。。笑
蜘蛛にも感情や痛みなどの感覚があるかどうかは分からないですが、命があるってだけで尊いことですからね。
お店も昼時で繁盛していて、注文の品を待つ間に地元のおばちゃんたちが汗水垂らしてせっせと切り盛りしている様子が見えました。
そんな中、方言混じりで「お待たせしてごめんなさい」と優しい笑顔で運んできてくれたこの一品。
味は文句無しに美味しくて、人も温かく、これ以上何を要求する必要があるだろうかと思いました。
そしてこれはただのお惚気発言になりますが…
自分としては、ここで美味しいご飯を大好きな妻と一緒に楽しく食べられたことが何より嬉しかったので。
最後はもう蜘蛛が入っていたことはどうでも良く思えましたね!笑
ちょっとびっくりはしましたが、話題沸騰な楽しいランチタイムを提供してくれたこのお店とこの出来事に感謝です。
食事って何を食べるかも大事ですが、やっぱりその間の時間を誰とどんなふうに過ごすかも大事だなと改めて感じました。
蜘蛛の亡骸はというと、上に載せた写真の状態にして帰ってきたので、お店の人は片付ける時に恐らく気付いたのではないかと。
今回のようなことがあった時、他のお客さんならどうしたかな?と少し考えたりもしましたが。
結局のところは、その場で自分が求めることは何か?ということだと思うんですよね。
それは人それぞれ違うし、こうすべきという決まりもないし。
飲食店としては本来あってはならないことですけどね…。
俺個人の感覚としては、このお店には祖母の家にいるような和やかな雰囲気を感じて、今回のスペシャルな”具材”の混入すらご愛嬌と思えてしまいました。
味良し、人良し、雰囲気良しで、もうそれ以上は求めることがなくて。
飾り気はないけれども、素朴なおもてなしがほっこりと心に沁みる素敵なお店だったなと思います。
昼時の忙しい最中で配膳に時間が掛かっても、お店のおばちゃんたちの心のこもった笑顔と接客が何よりのおもてなしだと自分は感じました。
また機会があればぜひ立ち寄りたいので、これからも心温まる料理を作り続けて頑張ってほしいです。
ご馳走様でした!
季節外れの暑さが続いているここ最近。
連日、夏のような陽気ですね。
そして世間はGW真っ只中。
先月は公私ともにてんてこ舞いの日々だったのですが、ここ数日は世間に合わせて自由な時間を楽しめております。
そんな自分は、去る3月の某日に結婚いたしまして。
妻となったあの子と一昨日から休息の旅に出ています。
気まぐれで緩い計画の元、混雑を避けながらプライベートな時間を楽しんでいます。
このまま残り2日間、引き続きのんびりと遊んで過ごす予定です。
毎日はしゃいで疲れたのか、今宵はあの子が先に眠ってしまったので。
その隙に久々の更新をしてみます!笑
それで今回は…
先月受けた資格試験に纏わる独り言を綴ってみたいと思います。
主に受験を通して感じたことについて。
旅中なのに楽しい旅の話題じゃなくてすみません(笑)
先月半ば、密かに勉強を続けてきたITストラテジスト試験というものを受験してきました。
これはIT系の国家試験の1つでして。
自分はITが専門ではないのですが、ご縁があってそちらの分野にも携わっており、その中でこの試験にも興味を持ったんですよね。
この試験は午前中に四択問題が50分と40分の2パートあり、午後に記述式問題90分と論文式問題120分という、ほぼ一日がかりの試験です。
自分の場合は、約1年半ほど前に関連資格のプロジェクトマネージャ試験というものに合格していたので、それと共通する午前の試験の1つが免除されました。
日々限られた時間の中でやり繰りする準備や対策の負担を少しでも軽くできる制度があるのはとてもありがたいです。
今回の試験に関してはやれるだけのことはやりましたが、一発ストレートで合格できるかは正直分かりません。
でも、勉強の段階から自分にとっては持っていて損ではない知識だと感じたので、結果はどうあれ有意義な学習機会でした。
実際に普段の仕事の中で、既に今回学んだ知識が様々な場面で活きています。
誰かに強制されたり、単に取得することだけが目的の資格試験には個人的にあまり興味が持てないのですが。
取得までの過程も含めて今後の自分にとって役に立つと実感できるものであれば、労力をかける価値はあるかなと。
仮に自分が誰かに雇われている立場で、特定の資格を取得することで定期的に手当が貰えて収入アップが見込めるとかだったら…
興味のない資格試験でも頑張って受験するかもしれませんけどね(笑)
例えば、資格手当が月々1万円付くとしたら単純に年収で12万円アップです。
半分の5千円の手当でも6万円の年収増。
場合によっては、さらに資格取得の実績が評価されてボーナスの額も増えるかもしれませんしね。
劇的に大きなリターンはなくても職位と業務内容が据え置きのまま収入が増えると考えると美味しいので、自分だったら素直に嬉しいです!笑
ただ、IT系など技術革新やトレンドの移り変わりが目まぐるしい業界だと、定期的な手当ではなく報奨金のような一時的な報酬の支給に代えている企業が多いイメージです。
過去どんなに凄い資格を取っていても、それが今現在使えない知識だったらそこに価値はないですからね。
知識も常々アップデートが必要で、アップデートのかからない古いままの知識や過去の栄光に縋る者はどんどん淘汰されていく。
それが現実なんですよね、悲しいですが。
資格の取得は単なる通過点であって、そこで得た知識がそのままの形で活用できることは恐らく稀で。
その教科書的な知識から実務にどう応用して自分のオリジナルのスキルに換えていくかが重要な気がします。
結局、最後は自分の頭でその場ごとの最適解を導き出す力が必要であって。
そうして行き着くところはやっぱり問題解決力の重要性なんだろうなと。
これからの時代、人間だからこそ為せることを優先的に磨いていかないと、既存の役割はどんどんAIのようなデジタル技術に取って代わられていきそうですよね。
逆に言えば、AIの得意領域の作業は人間の手から放して業務効率化を図れる時代とも言えますけど。
そんな世の中を生きる一人として、良い意味での焦りを感じさせられるこの頃です。
人間とAIの役割がそれぞれベストなバランスを保ちながら上手く棲み分けができたら、きっと最強なんだろうな…。
自分ができることは何か、自分だからこそできることは何か。
それを追求し続けることがこれからの時代を走り抜くには必要なことなのかなと感じます。
自分も時代に取り残されないように、日々ブラッシュアップしていかねば!
ひとまず、今回の試験の結果は来月末頃に発表されるらしいので。
あまり期待を持たずに待ってみるつもりです。
合格してたらラッキー!くらいな感じで(笑)
資格試験に関する呟きはまあそんなところです。
では…この辺でそろそろ締め括ろうと思いますが。
終わりに少しだけ今回の旅話を。
この連休は、とても長閑な離島でスローな時間を満喫しています。
新型コロナに関して3年ぶりの行動制限のないGW。
各地が活気付いている中、ここはプライベートビーチ状態です。
海水の透明度も高く、穏やかな波の音と野鳥の声が響き渡る本当に美しい場所でした。
裸足になって足だけ海水浴を楽しみましたが、まだまだ冷たい海水温。
まるで氷水に足を入れているかのようにキーンと痛みが走り、1分と入っていられず。
冷たいだの痛いだのとギャーギャー騒ぎまくった我々(笑)
気温が高くて砂浜は熱かったので、冷えた足を砂浜で温めてはまた海に足を入れ…を繰り返して遊んでおりました!笑
美しいロケーションと妻に癒され、良き休暇です。
せっかくの貴重な休暇、難しいことは忘れて。
しっかりリフレッシュして来週からまた頑張りますか!
移動中の新幹線の中から更新します。
相変わらずの落ち着きのない生活の中、月末に差し掛かると独り言を呟きたくなるという妙な癖が自分にはあるようです(笑)
最近はというと、すごく色々な出来事があって呟きたいことが山のようにあるのですが。
とても全部は書き切れないので諦めます。
代わりに、少し前に見た三日月の画像を載せてみようかなと。
ただいま天体観測ドハマり中ということで、美しいクレセントムーンをお届けいたします!笑
今月は、ひとまず確定申告が無事に終わってホッとしたのも束の間で。
節税のためにこれまで個人で手掛けていた事業の一部を法人化してしまったので、今はその決算準備を粛々と進めているところです。
一人親方な感じで好きなことを好き勝手にやっている自分は、周りの目にはどう見ても遊んでいるようにしか見えないでしょうが(笑)
こうしてお金周りの数字を見ていると色々と思うことがあるんですよね。
業績の伸びと共に自分の収入が増えていくにつれて、ふとした場面で孤独を感じる瞬間があります。
気付けばいつの間にか、自然と自分の周りには自分と似たような年収や価値観の人ばかりが集まっていて。
自分はこれまでと何も変わっていないつもりでいても、環境の変化は人を変えてしまうんですね。
昔からの知人や友人と一緒にいるととても楽しいのに、時折なぜか彼らが遠く感じて無性に寂しい気持ちになるんです。
ちょっとした会話の中でも、物の考え方や価値観にズレを感じてしまうというか。
昔はそんなことを感じたことはなかったのにな…。
”これを言ったら嫌味に聞こえるかな?”とか一々考えてしまって、極力自分の話はしないようにしたりして。
いつしか当たり障りのないような発言ばかりをするようになって、相手に話を合わせてばかりいる自分に気付きました。
腹を割って話ができないって、これはもう友達と呼べるような関係じゃないですよね…。
この感覚は一体何なんだろうか、自分はどうしてこんなふうになってしまったのだろうかと真剣に悩んだ時期もありました。
彼らは昔と何も変わらないのに、俺自身の価値観が少しずつズレていっていることを実感して。
喪失感のような、孤独感のような、何とも言えない悲しさを感じます。
最近、経営というのは孤独に耐えられない人間には不向きな仕事なのかもしれないと感じ始めました。
そこから、俺は何のために独立したんだっけ?と初心にかえるのが毎回の自分の思考パターンです。
多くの経営の目的の根本は、恐らく問題解決。
世の中に存在する何らかの問題や課題に対して、解決のために社会的に貢献することで成り立つものです。
それが個々の経営の理念となって、世界中のあちこちで日々どんどん新たな事業が生まれているのですが。
自分が普段ビジネスの場で掲げている尤もらしい経営理念は、組織軸ではなく自分軸で考えれば完全に建前です。
仮に、自分の本音や大事なものを犠牲にしてまで社会貢献だ何だとそんな理由で経営を続けたいかというと、答えは”No”。
自分が独立した理由は、単純に自分のやりたいことをやって、それで自分が幸せになりたかったから…です。
じゃあ自分の考えるその幸せって何だ?というと、それは必要な時に必要なものを手に入れられることだと思っています。
物やお金もそうですが、それ以外に”時間”という貴重な資源。
家族や大切な誰かが自分を必要としている時、時間を手に入れることができなければ満足に寄り添うこともできません。
大事な友達が本気で困っている時に、少しの話も聞いてあげられないほど仕事に掛かり切りな自分の姿は理想的かどうか。
どれだけ仕事が上手く行っていようが、自分が思う幸せが実現できなければ、きっと俺は仕事をする意味が分からなくなると思います。
自分の思い描いていることを実現したい、でも自分の大切なものは犠牲にしたくない。
そんな我儘を実現するために自分は今の仕事のスタイルを貫いているんだよな、と。
初心にかえるといつも改めて気付かされます。
どの世界にも上には上がいるので、ナンバーワンになろうとしたら競争は大変です。
そんな中でトップの地位を勝ち取ることができたとしたら、それは物凄いことです。
でも、ナンバーワンが必ずしも幸せかというと、自分はそうは思いません。
法人を大きく成長させていく一方で、それに反比例するように自分が思う幸せの本質から遠ざかっていってしまったとしたら。
仮に輝かしい社会的地位や名誉を手に入れることができたとしても、それで幸せと言えるでしょうか…。
自分が行動を起こす理由や目的を一つ一つ掘り下げていくと、自分が本当に求めているものが見えてくるような気がします。
そうして動いてきた結果、それなりに自分の理想とする場所に立てていて、今が幸せだとも感じます。
それでも、やっぱり仕事と孤独は表裏一体だと感じてしまう現実。
環境の変化に伴う周りとのギャップは、悲しいけれども受け入れて順応していくべきことなのでしょう。
それはある意味、諸行無常の世の中で生きている者の試練なのかもしれません。
悲しいだの孤独だのと言いながらも足を止めたくないのは、そこに自分が望む幸せもあるからなんですよね。
自分は何とも我儘な人間だと思いながら。
何だかんだ幸せな今です。
待望の帰国が叶った先週末。
体調にも特に問題はなく、無事に帰宅することができました。
帰国後に真っ先に向かったのは…あの子の元。
会えなかった分の時間を取り戻すが如く、熱くて濃ゆい時間を過ごした週末二日間でした(笑)
お互いにとって嬉しいニュースが幾つかあったので、喜びの共有ですね!笑
現在、既に新居も契約済みで、これから徐々に移り住んでいく予定であります。
今はお互い落ち着きのない生活をしているため…徐々にです!笑
バタバタと、でも着々と。
結婚に向けた準備は進んでいます。
そんな現在ですが、まだ生活の中心はこれまでの自宅ということで。
今回は…最近の自宅でのエピソードやそれについて思ったことを綴ってみようと思います。
先日の帰国後、最初に帰宅した日のことです。
夜に自宅に帰ると、母がこたつにはまって寝転びながらスマホでYoutubeやらインスタのリール動画やらを観ていました。
こたつの上には中身が空っぽになったお菓子の袋が散乱。
台所のシンクには洗い物が乱雑に溜まっていて、洗濯カゴにも洗濯物が山盛りの状態。
本人が動き出す気配もゼロ…。
まあ、これも見慣れた光景です(笑)
6年前に父が亡くなってからは度々こんな感じなんですよね。
毎朝仏壇の前で手を合わせては「会いたいな…」とか「生き返ってほしい」とか「大好き」って。
目にうっすらと涙を浮かべながら、いつも遺影に向かってそんな独り言を漏らしています。
再婚など絶対に考えられないそうです。
父は幸せな人だな…。
こんなふうにずっと尽くしてきた最愛の夫を失ったら、生活が雑になるのも当然のことかもしれません。
何だか母を見ていると自分の過去とも重なってしまい、辛いです。
とりあえず、この時は夕飯時で俺も腹ペコだったので食事の準備を急ぎました。
時間がなかったり作る料理が何も思い付かない時は、決まって鍋です!笑
その辺にあるテキトーな具材をザクザク切って鍋にぶち込んでおけば完成するので、すごく簡単。
田舎者の特権で、祖母やご近所さんからの貰い物のお陰でいつも野菜には恵まれています。
ありがたい限りです。
具材を煮込んでいる間に自分の手荷物を片付けたり、溜まっていた洗い物を済ませて、お風呂を洗って…。
何とか帰宅から30分後には夕食が摂れました。
母に「お母さん、ありがとー!」とか喜ばれながら、俺はエプロン姿のまま黙々と食事(笑)
腹ペコでエプロンを外すより先に空腹を満たしたかったんですわ!
しかし、息子を”お母さん”呼ばわりするとは…。
恐れ多いですよ、母上。
そのうち志村けんのひとみばあさんにでも変装して台所に立ってみたいものです。
フンフンフンフン言いながら。
……笑
そんな自分は家事が好きかというと、特段好きというわけでもなく。
正直、他人の分の洗い物をしたりするのは面倒だと思ってしまったりもするのですが。
基本的に一人で暮らしていても家族で暮らしていても、やることはあまり変わらないですね。
そこに女性がいるからといって、家事は女性がやるべきものと決まっているわけではないですし。
気付いた人やその時にできる人がやれば良いと個人的には思っているので、自分はそうしています。
母ももう母親業や主婦業を引退しても誰も文句は言わないですよ。
もう十分苦労はしてきているはずなので、俺たち息子や娘が家にいる時くらいはゆっくりしていてほしいと思っています。
最近は自分も結婚を控えているからなのか、母のこの先について考えてしまいます。
今は母もまだ50代前半で老後のイメージは浮かびにくいのですが、老いだけでなく病気や事故とか。
突然、誰かのサポートなしに暮らしていくのが難しい状況になったら、どうしようか…と。
何らかのサービスに頼りながらでも自宅でサポートし切れるのか。
その場合、誰がそれを引き受け、自身の住まいをどうするのか。
専門の施設に委ねるという選択肢もあるだろうけれども、何より本人の希望や意向はどうなのか…とか。
仮にそれまで健康に暮らしていたとしても、一人で住まわせるということは、少なからず孤独死の心配も出てきます。
現時点ではなかなかイメージしづらくても、いずれ直面するであろうことなんですよね。
今度妹が帰省した時にでも、一度家族会議をしておこうかなと思ったりしました。
自分自身もですが、今日のこの当たり前の生活が明日も当たり前に続くとは限らないですからね…。
健康で自分の身の回りのことを自分で当たり前にできる生活がどれだけ幸せなことか。
色々な幸せがある中で、やっぱり健康に勝る幸せはないと改めて感じた今日この頃です。
さて…今夜も故郷の夜空は綺麗です。
月が満ちていて、辺りを煌々と照らす月明かりが情緒的で。
3月のフルムーンのことは「Worm Moon」と呼ぶらしく、芋虫の月だそう(笑)
少しずつ春めいてきて、土の中に眠っている虫たちもそろそろ顔を出す頃なのかな。
空では月に負けじと星も輝いています。
連日夜の7時前後、西の空に上下に並ぶ2つの明るい星が見えるんですよ。
撮影者の腕前のせいか画像だとただの白い点ですが…笑
かなり明るくて大きい星で一段と目立ちます。
これは何の星だろう?と気になって調べてみると、どうやらこれは金星と木星らしい。
毎度目撃する時間帯がちょうど見頃のようで、そこから時間と共に段々と見えなくなっていきます。
他にも、この時期はまだ冬の星座が綺麗に見えるようですね。
上の画像に少し落書きをすると、こんな感じです。
真ん中の黄色い三角形が冬の大三角。
左上の赤い線がこいぬ座、下の緑の線がおおいぬ座、右上の青い線がオリオン座。
おおいぬ座とオリオン座の薄い色の線は、カメラには映らなかった星たちを”こんな位置関係かな?”と想像で結んでみた線です!笑
こうして星を眺めていると、何だかとても神秘的な気持ちになります。
今、自分の元に届いているのは何百年とか何千年もの昔に放たれた光なのかと思うと。
思わず言葉を呑んでしまいます。
銀河系から見たら人の一生なんて刹那の光。
一夜の夢のように儚いものですよね。
今夜は久しぶりに夜更かしをしてしまいました。
天体観測も程々に…ですね(笑)
群ら星の〜あちらこちらの〜弥生かな〜
出雲出身の俳人・原石鼎(はらせきてい)が詠った春の俳句です!
夜空を見上げたら春の星座が見えるでしょうか…。
3月にも突入し、とうとう年度末ですね。
この時期は毎年、自分にとっては切ない季節です。
それでいて、とてもありがたく尊い季節でもあります。
今年もまた愛おしい弥生の月がやって来ました。
最近の自分の近況はというと。
先週末、インドネシアを出国しました!
俺としたことが査証の有効期限ギリギリでの滑り込み出国(笑)
徐々に日本に近付きながら途中もう一ヶ所寄り道しております。
何とか今日でひと通りの用事を終えまして。
ついに…今週中に帰国できる運びとなりました!!涙
ほっとして気が抜けてしまい、今日これからやるべきことが思い付かなくなったので。
ブログでも更新しようと思います!笑
話題は実に沢山あるのですが…。
今回は、インドネシア滞在中に遭遇したある出来事について書いてみます。
内容としては、若干セクシャルな領域での人間模様とそれに対する自分の思いや考えです。
今宵は暇人なのでね。
打鍵の快感に酔いしれながら、取り留めもなく文字を打ってしまうかもしれませんが(笑)
そこは大目に見ていただけますと幸いです!笑
では…ここから本題に入ります。
ちょうど渡航直後の頃のこと。
ある日本人の知人と約6〜7年振りで会いました。
この知人というのが、俺の友人の弟なんですけどね。
高校時代からの顔見知りで、当時からなぜか俺によく懐いていて(笑)
今でも時々連絡を取っているのですが、会うのは本当に久々です。
彼は以前、とても繊細でおとなしい引っ込み思案なタイプでした。
しばらく引きこもり気味だったのですが、日本各地の観光地で働く住み込みのアルバイトを始めて以来、とても社交的になりまして。
好きな観光地で短期間集中して働いてお金を貯めては、その貯めたお金で自由に旅行をしたりしているようです。
そんな彼は今回、フィリピンに3ヶ月間の語学留学中とのことで、週末の休みを使って旅行がてら俺の元を訪ねて来たのでした。
首都マニラからだと俺の滞在地までは直行便で片道4時間とちょっとで移動できます。
彼がこんなふうに一人で国外を自由に旅行したり、短期留学までするようになるとは。
以前の彼からは想像もできないくらいアクティブな生活を送っていて、俺も驚いています。
体型やファッションにも無頓着だったのがいつの間にか洗練されていて、二度びっくりな俺でした(笑)
可愛い彼女もできたようで、今の自分に自信が持てるようになったみたいです。
すごい進歩だなと思って驚きながらも感心していました。
しかしながら…。
彼のこの自信がどこか変な方向に向かって行っている気がして密かに心配しています。
現地で合流後、彼と食事をしに行ったこの夜のこと。
レストランで食事を済ませた後、俺は彼から誘われたんですよ。
なんと…風俗に!!
まさかこの彼が!?という想像を絶する出来事に本気で驚きを隠せませんでした。
確かに東南アジアにも沢山あるんですよね、有名な夜遊びスポットが。
自分はあまり詳しくないのですが、実はこの彼は相当な”通”のようで。
これまでの体験談や海外の風俗が如何に最高かという話を熱弁されて圧倒された俺。
彼は旅行の度にその地のナイトライフを謳歌しているようでした(笑)
自分に自信が持てない状態から一皮剥けて、外に出る楽しさを知って、遅咲きで女を知って…っていうパターンですかね。
典型的ですな(笑)
自分に自信がなかった頃の反動のような感じで。
彼は今、風俗だろうが何だろうが、とにかく沢山の女性とそういう行為ができている自分をカッコイイとすら思っています。
可愛い彼女もいながらね…笑
きっと別腹なんですよね、それとは。
同じ人間の雄として彼の思考や心理は理解できます。
自分も同じ考えを持っているのかどうかということはまた別として。
ここからは少し脱線して全く観点の異なる話になるのですが。
現地の風俗業界に関して、政治絡みで今後どうなっていくのかについては自分も少し興味があります。
というのも、昨年末にインドネシア議会で可決されたある刑法の改正案。
未婚者の婚前交渉や婚姻関係にない男女の同棲、それに付随する諸々のことを禁止するというあれです。
既婚者の婚外交渉も同様で、イスラム法の一部を非イスラム教徒に対しても適用して厳格化しようという議決ですね。
日本のメディアでも取り上げられていたと思います。
当初はそれらを国民だけではなく、外国人居住者や旅行者にも適用するという世界中が困惑するような発表だったので。
この法案は3年後から適用とのことで、違反すると最長1年の禁固刑とか…そういう罰則があるようです。
インドネシアはイスラム教徒が約9割を占めますが、信教の自由は保障されている国です。
ところが、イスラム法の中で統制を行うのではなく、国内法にイスラムの教えを盛り込むという議決がされ、個人的には衝撃を受けました。
その後すぐ、外国人に対しては既出の改正案を適用しないということになったんですけどね。
今回、風俗の話題が出た時に、この状況で現地の風俗業界は今後やっていけるのだろうかと漠然と思ったんですよね。
現地国籍の風俗嬢は、信仰している宗教が何であろうと近親者に通報されれば逮捕されるんだよな…って。
法に触れないレベルのソフトなサービスにシフトしていくのか、水面下で違法営業を続けるのか。
国の方針としてイスラムの教えが色濃くなると、業界自体を一掃するような動きにもなり兼ねないですよね。
現状はイスラム法の中の「ミシャー婚」という婚姻形態を駆使した法の抜け道もあるようですが、それも改正案が発効となった後はどうなるのか。
あくまで興味本位で今後の動向が気になるところです。
脱線話は以上で、そんなことを一人ぼんやりと考えつつ…。
今回の風俗のお誘いを結局どうしたかというと。
自分は行きませんでした。
誘ってきた彼は気合いを入れて一人で夜の街に消えていきましたけど(笑)
お気を付けて!ということで、俺はそのまま滞在中のホテルに戻ったのでした。
ノリの悪いつまらん男ですね!笑
風俗を利用することに関しては、自分は肯定派でもなければ否定派でもないです。
そこで働く女性のことも軽蔑もしていませんし。
考え方は人それぞれですが、風俗って浮気のように個人の倫理観を疑問視されるような代物とはまた少し違うと思うんですよ。
基本的には需要と供給が成り立っている一種の産業として存在しているものであって。
利用者は決められた範囲内のサービスを決められた金額で購入して、それを決められた時間内で楽しむだけ。
サービスを提供する側にとっては、その利用者の私情や個人的な事情は全く関係ないですからね。
コンテンツが生身の人間による非日常的なサービスというだけで、日常に存在する商品売買と仕組みは変わらないはずです。
海外では日本にはない宗教の絡みがあったり、日本でも一部には法的にまずい運営の仕方をしている違法店もあったり、運営元が反社だったり。
全体的にグレーな感じの何かと闇の深い業界であることは確かですけど。
他人に迷惑を掛けず、様々なリスクも承知の上で自己責任で楽しむ分には別に問題はないと自分としては思います。
そこまでして利用したいのか?という感じもしますが、これは利用する人の価値観によりますよね。
パートナーがいる場合にはそれは理想的な行動とは言い難いですし、褒められたものでないのは確かです。
ただ、生理的な欲求を解消するという目的は皆同じでも、利用するに至った根底的な理由は千差万別なはず。
それは結局、普段の生活の中で満たすことができないものを満たすためだったりすると思うんです。
例えば彼女や奥さんがいる人であれば、その彼女や奥さんでは満たせない何かを抱えていたりとか。
パートナーのことを愛していても、そのパートナーが100%自分の理想や性的嗜好を満たしてくれるとは限らないですよね。
肉体的な部分だけではなく精神的な面も含めて。
先に書いた彼についても、過去に抱えていた自分自身の劣等感は相当なものだったのだろうと察します。
現状を打ち破ろうと一念発起して外の世界に踏み出して、彼なりに自分を変える努力をしたのでしょう。
僕、もうダサくないよね?
変われたよね?
"うん"って言ってよ!
一緒にいる間の何気ない彼の言葉や仕草からそういう心の声がずっとダダ漏れていました。
多くの人に自分を認められたい、受け入れてほしい、という自身の存在価値の確認と承認欲求ですよね。
本命の彼女にはそういう格好悪い自分を知られたくないので、そこを隠してカッコイイ自分だけを見せていますね、彼は。
表には出さなくても人それぞれ色々なところで事情を抱えているものです。
そういう満たされない部分を対価を払って満たしに行くことに価値を感じる人が一定数いるからこそ、廃れずに存続している業界だと思います。
過去、留学資金を作るために夜の街で働いていたことがあり、その界隈で見た十人十色な人間模様からも感じた自分の見解です。
かく言う自分は、これまで一度も風俗を利用した経験はありません。
でも、やっぱり何か満たされない気持ちの時は人肌が恋しくなったりもします。
実際に異性に頼ってしまうことも多々ありました。
結局のところ、男というのは女性が思うほど強くはなくて。
外で強がっている分、いつも安らぎや癒しを求めている生き物なのではないかなと。
先週の俺の怠け者旅行も同じです。
それをすることによってまた明日も頑張ろうと思えたり、前向きな気持ちにれなるのであれば、それはその人にとっては価値のあるものですよね。
そういう意味では、旅行も風俗も手段が違うだけであまり差はない気がします。
勿論、風俗で遊ぶのにはそれ特有のリスクを弁えてというのが大前提ですが。
口ではどんな強がりを言っていようと、パートナーの風俗通いを知って平気な女性はまずいないので。
完璧に隠蔽ができなければ失うものも大きい上に、健康上の問題とも切り離せないリスクの高い遊びです。
パートナーを大切に思うのであれば、自分の身を安全に保つこととパートナーの尊厳を尊重することは、風俗に限らずどんな遊びにも必要だと今回の件で改めて思いました。
自分にとって何が一番大事なのかをよく見極めて、上手く息抜きができたら最高です。
偏った考え方かもしれませんが、自分はそんなふうに考えています。
今回話題に出した彼も、いつか体だけではなく心を丸裸にしてお付き合いができる唯一無二の女性に出会えると良いなと。
老婆心ながらそんなことを思った俺でした。
長くなりましたが…最後に。
滞在先で眺めた夕景です。
派手な街です。
あらゆるものがとても高い所から自分を見下ろしていて、ここにいる自分は人間から見た蟻のように脆くて小さな存在に思えます。
今の自分の位置からは天井が全く見えず、果てしがない。
でも、蟻だからこそ通れる道もあるはずです。
弥生の星は…探してみたけれども見つかりませんでした。
今度は故郷の空でまた探してみます。
今宵も気まぐれの独り言。
早いもので、インドネシアに来てからもうすぐ1ヶ月が経とうとしています。
今週は色々と張り詰めていた状況から解放されて、かなりテキトーなゆる〜い生活を送っております!
なんかもう、さすがは俺!って感じで華麗なる失敗の連続でしたからね(笑)
改めて自分は”できない奴”だなと実感して、結構本気で落ち込んでいます。。
所詮アホはどこまで行ってもアホで、何をやってもダメなんだなと思ったりして。
俺の人生はいつも失敗ばかりです。
本当に、何をやっても。
やっぱり自分の能力以上のことをやろうとしたら当然何かしら失敗はしますよね。
とても悔しいですが、それが今の自分の実力ということです。
潔く負けを認めて、理想とするところと現状のギャップをこれからまた一つ一つ地道に埋めていくしかないですね。
ここからまたリベンジです。
今回は一体何が敗因だったのかをじっくり考える機会が作れて、次の作戦を練るための良い材料を手に入れられたことはプラスでした。
幸い全てが失敗に終わったわけではなく、想定以上に良い結果が得られた部分もあったりして、収穫は多かったなと。
失敗は失敗でも今回は良い失敗を経験できたと思います。
逆に悪い失敗というのは、手抜きや準備不足が原因の未然に防ぐことができたであろう失敗ですね。
今回それはなかったので。
やれるだけのことをやって上手くいかないのはどうしたって仕方がない。
今の自分にはそれを成し遂げられるだけの力がないということですからね…。
原因は非情なくらいに単純明快です。
まあ簡単にクリアできることにばかり手を出していても、それはそれで達成感もなく退屈だと思うので。
ここはクヨクヨせずに気持ちを切り替えていきましょう。
…と、そう思ったら行動は早い俺!笑
今週は時間に少しゆとりが出たので、早速気分転換をしに出掛けました。
滞在していた都市部から車で4〜5時間ほど掛けて、とある秘境へ。
都市部は交通渋滞がかなり酷いので、比較的混雑が緩和される早朝を狙って出発しました。
運転は現地のドライバーさんにお任せです(笑)
道を走れば車両同士クラクションの嵐だし、日本では考えられない割り込み方をするのでね。
怖くて自分にはインドネシアの道路を運転できる自信がありません。。
おまけに、目的地に向かう途中でジャングルのような物凄い道も通過したし。
自力で運転する選択をしなくて正解だったと心から思いました(笑)
スリルが好きなので助手席に乗っているのは楽しいんですけどね!笑
ドライバーの荒っぽい運転や移動中の景色には刺激や衝撃を受けっぱなしで、長時間の移動にも飽きることはありませんでした。
そんな感じで冒険しながら到着したのはこのような場所です。
一面に鮮やかな緑色が広がる長閑な田園地帯。
雨季なので空はどんよりですが、恵の雨で植物はとても活き活きとしています。
生命力を分けてもらっている感じがして、この緑色をぼーっと眺めているだけで気分転換になりますね。
すぐ隣にはインド洋が広がっており、潮風や波の音も心地よいです。
この玉石のビーチは秘密の波乗り天国です。
自然ばかりで周りには本当に何にもないですけど。
こういう場所が好きなんですよね。
そういえば、宿泊中の部屋にルームメイトがいるんですよ!
俺は仲良くなりたいと思って自分から歩み寄っているのですが。
相手は警戒心が強いみたいで、なかなかお近付きになれず。
ちょっと寂しいです…。
俺が外出から戻った時、顔を合わせたくないからって慌てて隠れたみたいなんですけど。
そこのキミ!頭しか隠れてないよ!
おしり丸見えだけど?
……笑
ルームメイトの正体は、月光仮面!
ではなく。
ゲッコーさんでした(笑)
すばしっこくて写真がブレブレになってしまいましたが、夜になるとこんなふうにチョロチョロ出てくるんです。
求愛中なのか消灯後の真っ暗い部屋の中でキーキー鳴くんですよ、この子。
それも結構なボリュームで。
ちょっとやかましくも感じますが、爬虫類は嫌いではなく。
どちらかというと可愛いと思っているので、ペットのような感覚かもしれません(笑)
餌は昆虫ですよね、多分。
苦手な昆虫が沢山いる俺にとっては、とても心強いルームメイトです!
今のところ部屋の中に虫の存在は感じないので、きっとゲッコー仮面が食べてくれていると信じております。
これだけ高温多湿で自然に囲まれた場所にいて、虫が全くいないはずはないと思うので。
巨大ゴキブリとかね…。
きっとその辺にいますもん。
どうか鉢合わせになりませんように。
もしもの時には正義のゲッコー仮面が助けてくれるでしょう!笑
本日もくだらないことをあれこれ呟かせていただきました。
まだまだ平日真っ只中ですが、今夜はビンタンビールを飲んで寝ようと思います。
惨敗な自分に乾杯!笑
先月受験したインドネシア語検定には一応合格できたので、ささやかなご褒美も兼ねて(笑)
今週はとことん自分を甘やかそうと思います。
ぐうたら最高です!
本日は立春。
暦の上では今日から春なんですね。
新年を迎えたと思ったら、もう二月目に突入とは。
早いな…。
昨日は節分だったので、一応ちゃんと豆撒きをしました。
ビデオ通話をしながら「鬼は〜外!福は〜内!」と叫んで盛り上がっていました!笑
しかも、撒いたのがコーヒー豆っていう(笑)
いつもなら大豆や落花生を撒くのですが、今回はそれが揃わなくて…。
どーすっかなーと考えた末、ハッと思い付いてすぐに調達可能だったのがコーヒー豆でした!笑
ちょっぴり変わり種ですが、豆は豆ですからね!笑
幼少の頃からこういう暦のイベント的なものをマメにやるような家庭で育ったせいか、大人になった今も習慣的にやってしまいます。
今年も悪い鬼を追い出したので、きっと今日から良い春を迎えられるでしょう!
験担ぎをしたら、あとはもう信じて前に進んでいくだけですね。
さて、本日は異国の地からの更新になります!
昨年から延び延びにしていた念願の渡航が叶いました。
只今、インドネシア西部の某島に滞在中です。
ネットワーク環境が若干不安定ですが、今のところ大きな支障もなく過ごせております。
こちらに来てから1週間ほどが経ち、時差や気候の違いに体もだいぶ慣れてきました。
時差は日本よりも2時間遅れでそこまで大きな差はありません。
それでも、初めの1〜2日は体内時計が微妙に狂った感がありましたね。
何より、真冬の日本、しかも極寒の東北からいきなり赤道直下の温暖な地域に来てしまったので、きっと体もびっくりしたことでしょう(笑)
今日も気温は30℃くらいあり、湿度も70%超え。
これは不快指数に換算すると80以上で、日本人であれば多くの人が不快に感じる環境だと思います。
この国は熱帯性気候なので乾季と雨季の二つの季節があって、ちょうど今は雨季なのでね。
外気はどうしてもムシムシ、ジメジメ。。
そして一日のうちに何度か雷を伴う非常に激しい雨が降ります。
スコールです!!
土砂降りの後にパァーッと太陽が顔を出すこともあって、それがまた気持ち良いんですけどね。
今の時期、普段自分が住んでいる寒くてドライな真冬の東北とどちらが良いかと言われると、そこは何とも言えません…。
どんな土地にもその土地ならではの良さがあるので、単純に比較するのは難しいです。
でも、本音を言えば…寒いのは苦手だ!!
それを考えると、この時期に温暖な気候のもとで生活ができるのは嬉しいですね。
こちらでの暮らしについては、また別の機会に独り言できればと思います。
現地の社会情勢などにもなかなか興味深い部分があるので、その辺りのことも余裕があったら綴っていくかもしれません。
今回は、少し進展のあったあの子の近況とそれに対する思いを呟きます。
自分が今暑いという理由で、タイピングしながらちょっと涼しくなるような内容と併せて(笑)
画像を多めに載せておりますので、その点ご了承ください。
まずは、あの子の近況から。
先月、無事に手術が終わりました。
部分切除で予定通りに完了し、俺としてもほっとしているところです。
摘出した組織は病理検査に回されて、その結果が出るのは今月後半になるとのことでまだもう少し先。
ひとまず、この種の病気で心配される骨やリンパ節や他の臓器への遠隔転移がないことは今時点で判明している事実です。
あとは病理検査の結果を見て今後必要な治療を決めていく感じですね。
既に手術から3週間近くが経過している今は、入浴や飲酒も可能になって普段通りに近い生活ができるようになっています。
あの子は早速お酒をぐびりぐびりと美味しそうに飲んでいます(笑)
そういえば、退院した日の話。
午前中の退院ということであの子をお迎えに行ったのですが、お昼が近かったこともあってお腹が空いたと言い出して。
何を食べたいのかを聞くと、あの子は即答しました。
「ラーメン食べたい!!」って(笑)
退院早々にラーメンという言葉を聞いて思わず笑ってしまったのですが、ご要望通りにラーメン屋さんにお連れしました!笑
手術を受けてからたった数日しか経っていなかったので、さすがに腕を動かすと痛みがあったようで。
度々「イテテテ…」と言いながら、ずるずると夢中でラーメンをすすってましたよ(笑)
仕事にも早々に復帰してパワフルに暮らしており、見ているこっちがハラハラするほどです。。
いやー、オナゴは強し!ですな。
見かけとは裏腹に、肝っ玉の座った頼もしい奥さまになってくれそうです(笑)
尻に敷かれないように俺もバシッと男の威厳を見せないといけませんね!!笑
そんな感じで、現状は悪くないです。
ただ、とても元気そうに見えて安心する一方で、その裏側に隠れている繊細な気持ちを俺も見過ごしてはいけないなと思います。
そんなにいつもいつも鋼のメンタルでいられるはずはないので。
退院後のとある日、外出したそうにしていたあの子をドライブに連れて行きました。
極寒な日が続いていて、その日は日中でありながら気温が氷点下8℃というなかなかの低温だったので、無理はさせないように気を付けながら。
ふらっと外の景色を見に連れ出しました。
冷え込みが厳しくて、車が凍ってドアが開かないハプニングに爆笑しながらの出発です!笑
前の晩、あの子の住むマンションの来客用駐車場に空きがなくて、近くの平置きの有料駐車場に一晩停めておいたんですよね。
自宅であれば平置きなんていつものことなのですが、ここまでドアがガッチガチに凍ることも最近では珍しくて。
余程の冷え込みだったんだなーと少し驚きました。
力づくで開けようとすると、今度は足元がズルッと滑ってすってんころりんです。。
とても間抜けですが、それを数回繰り返しました。
しかも、必死な顔で転ぶのは恥ずかしいと思って、毎回わざと変顔をしながら(笑)
そばで見ていたあの子は「ちょっと!大丈夫?」とか言いながらも腹を抱えて笑っているわけです。
俺もつられて笑ってしまって力が入らなくなってしまったのですが、最後はバリバリバリッ!と硬い音を立てながらドアは開きました(笑)
何だかもうよく分からないけれども可笑しくて、その後もしばらく二人で爆笑してましたね!笑
あー、我ながらだっせぇわ…笑
でも、その厳しい寒さが見事な景観を創るんですよね。
ドライブ中に出会った景色。
一瞬、田舎のだだっ広い雪野原が陽の光に照らされて、幻想的な表情を見せてくれました。
この雪野原の向こう側は湖です。
別の場所から林の中を1kmくらい歩いていくと、厳寒期ならではの自然美が拝める湖畔に辿り着きます。
あの子が運動不足解消と術後のリハビリのために歩きたいと言うので、雪道を散歩しながらそこまで行ってみることにしました。
ウォーキングは適度に腕を動かすのでリハビリには良いかもしれないですね。
道筋はできているものの人の姿もなく、冒険心をくすぐられる林道です。
この道をひたすら信じて歩き続けると、ある時、視界が開けて目の前に湖が見えてきます。
湖畔に近付いてみると、そこに現れる氷の芸術。
湖水の波飛沫が植物を凍らせて、それがどんどん成長していきこのような姿になります。
1本の細い枝に「どんだけ厚着するんですか?」ってくらい分厚く氷を纏っていますよね(笑)
丸みのある形だけではなく、ガラス細工のようにシャープな立体造形を形作るのも水と風が織り成す技です。
これはもう氷のモンスターですね!笑
隙間から望む風景も美しかったです。
こんなに見事な景色があるのに他に誰もいなくて、完全に自分たちだけの世界でした。
自称ロマン主義者である俺のボルテージはもう爆上がりです!笑
あの子も終始楽しそうにはしゃいでいて、その様子にほっこりとした気持ちにさせられました。
この日、改めて翳りのない元気なあの子の姿を見れたので、安心してこちらへ飛び立つことができました。
もうしばらく会えない日が続きますが、今はお互いにベストを尽くしていると思います。
あの子も色々なことを背負いながらも前向きに頑張っているのでね。
俺も自分が今やるべきことを全力でやり切ろうと思って日々過ごしています。
今は目の前の壁を越えてもまた新たな壁にぶち当たって、その度に己の力不足を思い知らされて…を繰り返す毎日で。
いかにも落ちこぼれの俺らしい動きをしているわけですが(笑)
めげずに積み上げていると、無駄の中にも何かキラッと光る新しい発見があったりもするんですよね。
不測の事態に遭遇して内心不安になることも幾度となくありますが、その不安は自分が行動し続けることでしか解消できないものです。
全て自分で選んで突き進んでいる道なので、どこにも妥協や後悔がないように。
真の敵はいつでも自分自身だと心得て、落ちこぼれなりにしっかり戦っていこうと思います。
…ふぅ。
独り言を綴りながらだいぶ涼むことができました!笑
駄文を打ちまくってタイピング欲も良い感じに満たされたので、今回はこの辺で終わります。
ナーバスな気分の今。
数日前にネットニュースで知った事件のことで色々と思うことがあって。
今回はあまり後味の良い記事ではないかもしれませんが、またいつものように胸の内を綴ってみたいと思います。
先日、福岡の博多駅前で起きたストーカー殺人事件。
とても他人事とは思えず気持ちがざわついています。
どうにかして防ぐことはできなかったんですかね…。
このニュースは俺にとっては自分事です。
過去ログでも少し触れたことがあるかもしれませんが、自分も似たような経験をした過去があるので。
幸い、命までは取られませんでしたけど。
今でも古傷が残ってますからね、刃先を受け止めた手の平に。
いつどこでとまでは書けませんが、自分が被害を受けた事件もインターネットの大海原を漂流しているかもしれません。
もう思い出したくもないので、自分では一切見ることはありませんが。
今回の福岡の事件では被害者女性の元交際相手が犯人だそうですね。
ストーカーというと、女性が男性から被害を受けるものというのが一般的なイメージかもしれません。
でも、その逆もあるんです。
ここにいる自分も体験者の一人です。
自分の場合、お付き合いをしたり親密な関係になった女性からは、そういうストーカーまがいのことをされた経験は一度もありません。
大抵、特に親しくもなく一方的に好意を持たれた相手からの被害です。
刃物を持ち出す女は過去に類を見ませんでしたが、付き纏いや悪質な嫌がらせなどはこれまで何度もされた経験があります。
勝手に婚姻届を提出されたこともあったり、その類のことには昔からずっと悩まされ続けてきました。
あなた誰?っていうような、殆ど面識のない相手から突然目を付けられて。
例えばですが、誰かにぶつかってしまって「すみません!」と言ったとして。
そんな些細なことって、ぶつかった方もぶつかられた方もその後すぐに忘れてしまうと思うんです。
街頭のビラ配りやティッシュ配りなんかもそうです。
何百人と人が行き交う中で、ビラやティッシュを配った相手の顔なんて一々覚えていないですよね。
でも、ストーカー化する人間はそうではない。
少なくとも、自分の周りのストーカーに関しては、たったその程度のことから執着が始まります。
俄かには信じられないことですが、そういう人間も実際にいます。
昨年の記事で少しボヤいた、あの妄想女子もこの手のタイプですね。
もうあのオフィスビルに通うこともないので、彼女が今どうしているかは知りませんけど。
常識が通じず、とても気持ち悪い人でした。
ストーカーになるような人間は、例外なく自己中心的な性格です。
自分の行動によって相手がどう思うのかという相手側の気持ちは全く考えていません。
常に自分中心で、相手に嫌な思いをさせてでも自分の気持ちを押し付けようとします。
嫌な印象でも良いからとにかく自分の存在に気付いてほしいとか、自分の方を向いてほしい、接触したい。
そんな思考なんです。
そして、エスカレートすると"他の誰かに取られるくらいならいっその事…"と危険な行動に出始めます。
少し言葉を強めて言うなら、病気だと思いますよ。
根本的に相手を思いやる想像力が欠如しているので、いくら法律や条例で規制しても無駄なんです。
警告を受けようが、逮捕されようが、何回でも繰り返します。
基本的に何かが起きない限り警察は動いてくれませんし。
はっきり言って、現状では防ぎようがありません。
被害者側だって気を付けると言っても限界があるし、もはや不可抗力だと思います。
繰り返しますが、ストーカーは病気です。
まともに話し合いができる相手ではありません。
加害者が持つのはターゲットに対する歪んだ愛情であり、怨念のような強い執着心ですからね。
あと、今回のニュースのような逆恨みによる怨恨とかも。
悲しい事件を未然に防ぐには、心理的な分野の治療やカウンセリングが加害者側に対して必要だと感じます。
事件が起きてからようやく動き出す体制ではなくて、そのようなケアを適切なタイミングで行う体制を強化すべきです。
更に言えば、大事になる前に加害者を強制隔離してもらいたい。
俺としてはそう思います。
何はともあれ、今回の福岡の事件はとても残念でなりません。
自分事として、犯人にも憤りを感じます。
ストーカーをしたところで相手は振り向いてなんかくれませんよ。
他人に対する思いやりがないから交際相手に捨てられたり、そもそも相手にもされないんです。
それを弁えていたらストーカーなんて現れないんですけどね…。
本当に物騒な世の中です。