筍、もらいましてね
田舎暮らしの頃は
正直ちょっと持て余すほどだったが
こんな街にやって来ても
まだいただける機会があったなんて
しかもね?
“ぬか”まで入れてくれてある気配りぶり。
なので、速攻で軒先で皮をむき
下ゆでを始める。包丁持って外をウロウロ
筍には木の芽である。
木の芽、大好物。
だいじに葉っぱをちぎり
包丁で刻み、
小皿を出して驚いた。
へ?
は?
こら 腹に手をかけるなってば
・・・・・・
おまえいったい、
なんの話をしてるんだ?
だから「いじわる」じゃないってば
ひぃっ
ぎゃーっ
いったい、何を言ってるのだろう?
とりあえず、
見せて嗅がせて納得させる。
ほら、キレイでしょ?
嗅いでごらん。
ニッポンのハーブだよ?
鮮烈な香りよねぇ
なっ
・・・・・
ありません。
冷蔵庫にもありません
だいたい、2日連続でクリームなんて
あるわけないでしょう
それから、出した小皿も
クリームに使ってるものとは
まったく違うし
はぁ?
って言うか、
なんでじわじわ下がってるのさ
・・・・・・
これに懲りたら
台所に飛び込んでくるのは
もうやめなさい
・・・・・
そんな今夜の晩ごはん
鯛と筍の炊き込みご飯を中心に、
こんな感じでズラっとね
それはおネギ
ごはんは、お刺身用のサクから
三分の一ほど取りましてね。
うすめのかつお昆布だしで炊き込んだ。
例の“鍋”でふっくら香ばしく焼いた手羽元。
その肉汁と、白だしまわしかけて、
わぁーっと炒め合わせただけなのだが
コレ、鶏のうまみが回って秀逸
コレ、ホントいい仕事します
で、残った鯛は、
すりごまと。
そんなの並べて
始めていると・・・・
オヤジ:「うん、まめちんはね?」
オヤジ:「食べづらいから、あっちへ行っててくれるかな?」
・・・・・
いやぁ~、食った食った
ヨは満足じゃ
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いっぱい盛っても、軽ぅ~く盛っても、
なかなか画になるお茶碗です
さすがに床暖、
入れてませんでね
なので、ソファーの上に
ベッドを置いてやっているのだが・・・・
なんかえらくちぢこまって寝てるな
えー
とりあえず、
いつからあるのか分からない
オヤジのフリースをかけてやる。
あぁ、そう
で、しばらくすると・・・・
オヤジ:「コレ、入ってるんだよね?」
入ってんじゃない?
開けてみりゃいいじゃん
ほら、入ってた
あ、まめちん、起きた?
そんなにこっぽりかぶって
暑くないんですか?
あぁ、そう
せっかくの連休最終日だし
一緒に遊びましょうか
あとでって、いつ?
無為に過ごすと
決めたようである
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おぬしも悪よのぉ・・・って、
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