コタルのルン

スコッティのコタロウ(コタル)の日々を綴た徒然日記です。コタルは今は虹の橋の向こうですが、ブログタイトルは継続してます。

雨の会津・新潟ドライブ@土湯温泉泊

2012-09-23 | お出かけ
初秋の会津へタンデムツーリング・・
のはずだったのに、あいにくの雨。
6時30分、出発予定時刻には土砂降り状態に。
福島方面は晴れているようだがなあ・・
などとぐずぐず悩んでいたら、すでに8時を回ってしまったぞ。
仕方ない車で行こう。結局出発は8時30分。
当初は、関越で新潟に入り磐越道で会津を目指す予定だったが、
出発が遅くなり渋滞も始まってしまったので、東北道で一直線に福島を目指す。

埼玉県を抜けたあたりから雨はあがり、福島は晴れ~。
なんと皮肉な。日頃の行いが悪いからだ。
いや、行いが良いから晴れているのか?


会津盆地は既に秋の気配。
田んぼは色づき、稲刈りが終わっているところもある。


白い蕎麦の花が咲いている畑もある。
手前から蕎麦、稲、刈取り終了の田。
微妙なグラデーションだ。


今回福島を訪れた目的のひとつに、
旧山都町(現喜多方市)の宮古という集落で蕎麦を食すことがある。
ここでは、集落三十数軒のうち半数位が蕎麦屋をやっているのだという。
事前に予約を入れなければ食べられない店が多いが、
当日飛び込みOKの店もある。


自宅を開放してやっているところがほとんど。
今回は、集落で最初に蕎麦屋を始めたという「西村屋」さんへ。


庭先に車を入れて、「ごめんくださ~い。」と言いながら中に入る。
ホントに、田舎の親戚の家に上がりこむような感じ。


「どうぞー。」と座敷に通され、さっそく蕎麦を注文する。


蕎麦のセット。1500円也。
蕎麦の前に、山菜の煮つけや、自家製こんにゃく、漬物などが出てくる。
この地区の蕎麦屋はどこもこのようなシステムらしい。
こんにゃくが結構うまい。


蕎麦は10割、大きめの椀に入って3杯出てくる。
食べ終わったころに次の椀を出してくれるのがいいなあ。
そしてここの蕎麦、かなり美味い。
西村屋さんは普通のつけ蕎麦だが、
店によっては、1杯目は水蕎麦、2杯目は塩蕎麦(塩をつけて食べるらしい)、
3杯目はつけ蕎麦などというところもあるようだ。
是非また来て、違う店も回ってみたいところだ。


本日の宿は土湯温泉にとっているので、
喜多方市内を抜け、裏磐梯から安達太良山を越えていく。


紅葉は10月半ばくらいかららしいが、
既に山の上は秋だった。
磐梯高原には「磐梯山コールドライン」「磐梯吾妻レークライン」「磐梯吾妻スカイライン」
という3つの有料道路があるが、原発事故の影響等で入込が減っており、
現在無料開放中である。
土湯温泉の「山水荘」泊。
ライダー歓迎の宿で、バイクは屋根付の駐車場に入れてくれるとのこと。
今回は「ライダープラン」で申し込んでいたので、到着時に缶ビール付き。
夕食前に温泉に入り、おいしくいただきました。

翌日は朝から雨。
今日のハイライトは、磐梯吾妻スカイラインを走り、
磐梯山ゴールドラインから猪苗代湖に降りるコースだったのだが、
悪天で景色は望めない。予定を変更。
このまま帰ってもつまらないので、福島西から東北道に乗り、
磐越を抜けて新潟に行く、つまり当初の往路の予定を逆にたどることにした。
今回は、JH東日本の「北関・磐越ぐるっとパス」というETC割引を
事前購入していたので、エリア内ICのどこで乗降しても7000円の定額なのである。

新潟中央からは日本海東北自動車道を北上し、村上市へ。
岩船鮮魚センターの2回にある「番屋」で昼食。
味は・・、まあ観光食堂ということで・・

昼食後は、日本で唯一の鮭の博物館「イヨボヤ会館」へ。
入場料@600円也。
以前村上に来たとき見逃してしまったので、
今回どうしても見たかったのだ。


ここがなかなか面白い。
村上市は江戸時代から鮭漁がさかんで、
村上藩の財政を支えていたとのこと。


博物館の中に、鮭の遡上する三面川から支流を引き込み、ガラス張で川の観察ができるようになっている。
冬の遡上の時期には、ここで鮭の産卵が見られるらしい。
今はウグイくらいしかいないが・・

泳ぐカモの観察ができたから良しとしよう。

日本海沿いを走るR113は「日本海夕日ライン」という。
旅の締めくくりに日本海の美しい夕日を・・
と思ったが、これも見られなかった。
残念。


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