2012外ネコ事情

毎日こんなヤツらがうぞうぞとやってくる。
界隈のネコカフェと化しているマメ＆コタ家なのである。
(ネコたちのカフェという意味でね。)


「早く～、早く開けろよー。」
「もう待ちくたびれちゃったよ～。」
と、抗議の声を上げているのは、このあたりの最大派閥、シロさん一族。
４匹は、左から、サバ、クロ、コサバ、ショーちゃん。


このほかに、ミケ、チビの２匹を加えた６匹がこの一族。
シロさん♂がここにいるクロちゃん♀を孕ませ、
次々と増殖した一族なのである。
しかし、ウチのニンゲンたちの涙ぐましい独り地域ネコ活動により、
シロさん以外はすべて去勢避妊済み。
シロさんは、去年の夏頃からどこかに放浪の旅に出てしまい行方不明。
もうけっこうな歳のはずなので・・きっと今頃は・・

この一族のほかに、ノラとカオデカの２匹がいて、
総勢８匹がウチの常連である。


「おい、いつまで待たせるつもりだ。」
コイツサバは、去勢済み♂だが一応この一族の最年長♂。
侵入者にも果敢に挑み縄張りを守っている(つもりらしい)。
気持ちは充分だが実際は弱いのが玉にきず。


「ねえ、早くしてよ～。腹ペコなんですけど～。」
と、ショーちゃん。
外ネコなのに、超デブ。そしてニンゲンに甘えるのが大好きなフレンドリーネコだ。
きっとウチのほかにもいくつか餌場を持っているはずだ。
じゃなかったら、あんなにデブになれないもんね。


そのうちミケ♀もやってきた。
あれ？・・手前の薄汚い白いネコ・・
ひょっとして・・


なんと、シロさんが来ている。
半年ぶりだろうか。
まだ生きていたのかあ。
いったいどこに行っていたんだろう。
♀を追いかけて旅に出ていたのかなあ。
それ程弱っているふうもなく元気そうだ。
変わったところといえば、時々ドライフードが歯に挟まり、前足を振り回して妙な動きをするくらいか。

しばらくみていると、クロちゃんの後を追いかけ、嫌がるクロちゃんの首をかんでアタックしていた。
相変わらずのエロボケじじいぶり大炸裂のシロさんなのであった。
あーあ、また１匹増えるのかあ。(とオクサンがぼやいていた。)