「じゃ、お先にね~」byコタル

2020年、今年もあとわずか。
新型コロナ禍で大変な年ももうすぐ終わりです。
ニンゲン社会がバタバタするそんな年。
11月4日早朝に、コタルは虹の橋を渡っていきました。
19歳と4か月、まだ完全に猫又になりきらなかったんだけど・・
この3年ほど、糖尿病になり毎日2回のインシュリン注射が欠かせなかったけれど、
変わらずのマイペースで、ニンゲンたちとの関係もかわらず暮らしていました。
10月末頃からゴハンのえり好みがより強くなり、何を出しても食べないことが多くなりました。
安定していた血糖値も上下するようになり、次第に弱っていきました。
11月3日は祭日、ずっとコタルと過ごせたのはニンゲンたちにとって良かったのかな。


「まあ、最後まで気を使ってやったんだよ。」
「僕もそろそろ疲れてきたしね。先にいくけど、橋の向こうでマメが迎えに来ているから、あとはよろしくね～。」
「ダンナとオクサンが後から来るときは、マメと一緒に迎えに出てやるからさ。」


「マメ。お待たせ。マメが先に行った後ニンゲンたちが悲しがるからさ、来るのに時間かかっちゃったよ。」


「また一緒に、みっしり寝れるな。」

「マメ、相変わらデカイな。」
「何言ってるんだよ、コタル兄だって充分デブネコだよ。」

ニンゲンたちもいつかそちらに行くけど、それまで2匹で仲良く遊んでいてね。
こちらから行くときは、迎えに来るのを忘れずにな。
んじゃそれまで、しばしバイバ～イ。