アイヌモシリで初めて「ふきのとう」を見つけた時、
その、あまりにやわらかな薄黄緑色に息を呑んだ記憶があります。
私がちいさい頃から見慣れていたふきのとうは、もっと力強い黄緑色。
写真では違いがわかりづらいですが・・・。
沖縄で見つけたツユクサの花の色も印象的でした。
沖縄の、とっても淡い瑠璃色のツユクサ。 ↑
肉厚で、力強ささえ感じました。
こちら ↓ はこの辺り(東海地方)で見られるツユクサ。
とても薄くて繊細な花びらです。
どうして、このような違いが見られるのでしょうか・・・。
「想いは現実を引き寄せる」ということ。
動植物をよくよく観察すると、なるほど。。と感じさせられます。
生物の進化というのは、つまりは「こうなりたい・・」と願ったことが現実化した結果なのだと思います。
「大空を飛びたい」と願い、翼を得た鳥、
「敵の目からうまく逃れたい」と身体の色を変える術を得たカエルやカメレオン、
「もっと遠くまで子孫を増やしたい」と願い、種子にプロペラを付けたり、(松やモミジなど)
アリに運んでもらうため、種子に甘い突起(エライオソーム)をつけたり、(スミレやカタクリ)
・・・。
ちいさな昆虫、ちいさな草花でも、とても巧みな知恵を持ち合わせています。
これらは彼らが「意思」を持ち、長い長い時間をかけて祈り続け、
その想いを現実化させた結果(証明)なのだと思います。
その真実を人間に向けた時、祈ることの大切さを想います。
ジョン・レノンの「イマジン」の世界を、多くの人々がこころから願えば、
現実化されるのでは・・・と感じます。
瞑想して、こころを空にすることも大事かもしれない。
でも、祈ること、想像することは、
きっと、もっともっと大事なことですよね。。
写真のふきのとうやツユクサたち・・・、
どのような想いの違いが、このような差を産み出したのでしょうか。。。