ひとりで3役をこなす わたし…

発達障害児(高機能自閉症・アスペルガー症候群)+ADHDの母親であり、 妻であり、でもその前に私は私です…

高機能広汎性発達障害・・・NO.7

2005-05-06 15:26:36 | 診断が下るまで…
2004年4月22日(木)

PT  聴力検査

左耳が正常範囲のボーダーラインのギリギリの所だそう。
そんなには気にする事はないけど、頻繁に中耳炎を繰り返しているので
耳鼻科にはきちんと通う様に言われる。

言語については 特に異常は無いとのことでしたが
来年小学校になるし、もう1度検査をすることになった。

そのPTの方の話だと
「体を動かす事が hoku君は苦手なのを自分でわかっているから、
 やっても出来ない→おもしろくない→やりたくない→話を聞かない
 という構造になっているのではないか?」
と言われる。

子育て日記 Ranking

高機能広汎性発達障害・・・NO.6

2005-05-06 15:13:24 | 診断が下るまで…
2004年4月19日(月)

OT 2回目 テスト

先生と hoku のテストのやりとりを 病院のビデオでママが撮る。
(これは あとで診断の時に使用する為)

「ケンケン パ」
「スキップ」
「ギャロップ」
「背筋力」
「腹筋力」
などを出来るかどうかを調べている様子。

「肘を反対の手でさわって下さい。」と先生が言葉だけで指示をして
理解出来るかどうかを調べる時に hoku は肘ではなくて
ほっぺたを触っていて、先生が3回言った時にようやく肘を触った。

「両手を頭にのせて 両膝を曲げて下さい。」という指示では
両手を頭にはのせることは出来たけど、片足をあげた。
全然 理解していない様子。

子育て日記 Ranking

高機能広汎性発達障害…NO.5

2005-04-27 13:32:20 | 診断が下るまで…
2004年 4月5日 (月)
 

AM 11:00 作業療法(OT)

1年間 hoku のOTを担当してくれるのは 若い男の先生だった。
やはり初めに 今までの経緯や気になることをお話しする。
何回かに分けて 色々なテストを受けるとのこと…

hoku の運動面での気になる点

 階段が1段ずつ 左右の足で交互に降りられない。
        右足で1段降りたら 左足を右足に揃える。
        それから また右足で1段降りる といった具合
 ボール(キャッチボール)遊びが苦手
 両足飛び 安定して飛ぶ事が出来ない(保育士からの指摘)
 片足で飛ぶ時 置いてあるフープにあわせて飛ぶ事が出来ない(保育士からの指摘)

広いOTの部屋で行ったのだが 周りが気になってしまいテストに集中出来ない。
次回からは個室でテストを行うことになった。

人気blogランキング

高機能広汎性発達障害…NO.4

2005-04-20 03:18:38 | 診断が下るまで…
2004年3月15日 月曜日

AM9:20 療育病院

待合室で親子3人で待つ。
hoku は絵本を持ってきて「ママー読んで!」とご機嫌。
20分ぐらい待つと名前を呼ばれた。

診察室に入ると挨拶も早々に hoku は玩具へ駆け寄って行った。
ドクターに促されて、やっと椅子に座る。
これから パパとママと先生はしばらくの間 話をするという説明を受け
名前 歳 保育園名 家族の事などドクターが質問する事を
hoku は答えていった。

パパとママは どうして療育病院に来る事になったのかという経緯を話し
その後、産まれてから現在に至るまでの細かい生育暦を話す。
こだわりや気になる点も話した。

ドクターが 言語療法(PT)と作業療法(OT)を受けて検査をすること、
早くても1ヶ月先じゃないと予約が空いていないこと
1ヶ月に2回のペースで来てもらい 6月の半ば頃にその結果をみて
病名を診断する と話された。
そして CTとMRIも撮る事をすすめられた。
撮るには1時間20分の間 絶対安静の状態で撮るので
静脈注射で眠らせて撮るので 考えてから決めて欲しいとのこと。
これはハイリスクだけど、かなり脳の状態がわかるので
ドクターとしては撮った方が良いとのこと。
これまた予約がいっぱいで2~3ヶ月先になるので
早目に決めて欲しいとの事。
最後に 何で5歳になるまで気がつかなかったの?気づくのが遅かったね。
来年小学生だからある程度はみんなと同じ様に出来る様にするには
時間が少ないけど 1年あるんだから頑張りましょうと言われた…

その後は病院内を案内してもらう。
訓練をしている子は色々な子が沢山いた。

帰宅後、MRIはパパも「hokuに辛い思いをさせるのは可哀想だからやらなくていいよ。」
と言っていたので 撮るのはやめる事にした。
訓練の日程を決める電話を待つ という日がしばらく続く…
ただただ 無駄に時間だけが過ぎるのを待つというかんじで過ごしていた。

人気blogランキング

高機能広汎性発達障害 ・・・NO.3

2005-03-27 02:16:37 | 診断が下るまで…
2004年2月

ドクターと会う日がやってきた。

パパとママと hoku の3人で行く。

広い部屋に連れて行かれしばらく待つ様に言われる。

部屋では、ぎゃぁ~ぎゃぁ~と泣き叫び嫌がっている子、

静かに座っている子、その様子をみて

(パパ… hoku はこんなにひどくないから違うよね…)

と目で語るわたし。

パパも(hoku は違うよ…)と同じ様に目でうったえてきた。

しばらくして 名前を呼ばれて別室に連れて行かれる。

マットが真ん中にひかれてあり、おもちゃが色々置かれてある。

hoku は部屋に入ると、すぐに靴を脱ぎ おもちゃへ突進!

その様子をおばあちゃんドクターがじっと観察しながら hoku に話しかける。

「おなまえは?」「どこの保育園に行ってるの?」「積み木は好き?」「電車は好き?」

簡単な質問ばかりをしている。

hoku はドクターの顔を見ないで(恥ずかしがりやだから目を見れないと思っていたら、
これが自閉症の特徴の目が合わせられない だったのだ…)

おもちゃで遊びながら次々と質問に答えていく。

少ししたら hoku を外して親と話をしたいとドクターが言うので

案内をして来た女の人が「あっちの部屋にも沢山おもちゃあるよ!」と

言いながら hoku を部屋から連れ出した。

今までの生い立ちやどうしてこの相談に来たのか、今 気になることなどを話していく。

ドクターの答えは

「病院を紹介します。詳しく調べてもらって下さい。今ははっきりとした事は言えません。」

と言う事だった。

この時ははっきりとした診断が出なかった事で パパは

「やっぱり、hoku は普通なんだ。」といい様に解釈していた。

わたしも そう思いつつも hoku の異常な行動を考えると

やっぱり普通じゃないのかも、おかしいから病院を紹介したんだ… 

と色々考え込む日々だった。

3月末に病院へ行く予約をする。


高機能広汎性発達障害 ・・・NO.2

2005-03-21 00:56:19 | 診断が下るまで…
2003年12月 健康相談に行った。

そこで hoku の様子を見ながら、わたしが気になること、

先生に集団行動に入れない事などを一通り話すと

その心理相談員の女性が

「LDの可能性があります。健康相談に専門医が見てくれる日があるので

 そのドクターに診てもらって 療育が必要だったらドクターが

 紹介状を出しますので 病院に通う事になります。」

と説明を受けました。

(何 LDって?)

今 我が身におきている現実にまったく理解出来ませんでした。

ドクターに診てもらう日程は2月、あと2ヶ月も先…

不安な毎日を過ごす事になりました。

高機能広汎性発達障害 ・・・NO.1

2005-03-18 01:05:02 | 診断が下るまで…
子供の事について 書いて見たいと思います。


長男 hoku(ホク)は6歳。4月からピカピカの1年生になります。

次男 kai(カイ)は2歳。もうすぐ3歳なります。


ホクは去年 ”高機能広汎性発達障害” と診断されました。

4歳児クラスにいた運動会シーズンの時 担任の先生に


 「ホク君は集団行動に入っていけないんです…」 


と 言われました。先生はそんなに深刻って感じじゃなかったけど、

わたしは 「…もしかして…?」 っていう不安がよぎりました。

ネットで色々検索しては読みあさる毎日でした。

不安が確信に近づいて わたしは市の健康会館の相談へホクを連れて行きました。続く…