すると、すぐに激下りが始まり、ロープを頼りにグングン高度を下げていきます。
30分ほどで勾配は緩やかになりコンクリート道に出合いました。
昔、葛原集落があった所らしいですが、その頃の道路なのでしょうか?
コンクリート道
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/13/229279fc797e4631b9923d8312f51946.jpg)
この辺りは日が当たるので草がよく茂っています。
もし道がコンクリートでなかったら、あたり一面草の海でしょう。
コンクリートのちょっとした継ぎ目にも茂っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/73/38a20285d637488d93e2f6a7c46ea31e.jpg)
標識有り
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/d4/e779e70839e34f42aa0d51d57391f00f.jpg)
「金毘羅の景」?
” Konpira Viewpoint ” とあるので、眺めの良い所のようです。
もちろん寄り道をします。
なんだなんだ…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/2b/acc4e86a6d2bc554444049616033f888.jpg)
石碑が建っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/1f/c6d8fc8953e393484b9e6f6610c66df3.jpg)
石には「金毘羅大権現宮拝所」と。
その先にはこの景色が待っていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/7d/7782f81bcb0b7553cbcfb584069d8d2d.jpg)
「岩戸耶馬」の岩峰
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/cd/6364065e5f4ae8ef6daf5e708e96d04b.jpg)
海の向こうに姫島が見えています。
なるほど、” Konpira Viewpoint ” に納得。
やっと自分が思っていた国東半島の山らしくなってきました。
さらに進むと、またもや標識が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/a7/931dd63153533fd54f38ca20d7ae4984.jpg)
「ごろた平へ」
ごろた平?
地図で確認すると細尾根の先は断崖のようです。
もちろん寄り道をします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/bd/b7cda96bf0bcd371dc781a6080caf356.jpg)
後で分かったのですが、石がゴロゴロしているので「ごろた平」と名付けられたそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/03/01925ae68794aec5587b4a169aa865d7.jpg)
その先にはこの景色が待っていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/5d/a708a7f7e683b15935c5d78ccd093a50.jpg)
先ほどの「岩戸耶馬」をさらに近くで見ることができました。
元の道に戻り地図を見てみると
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/88/eba8ed1b4cc8906ed794021a92b0acce.png)
(YAMAPの地図)
行く手に「葛原展望所」とあります。
地図には「金毘羅の景」や「ごろた平」が載っていないのに、「展望所」と表示される「葛原展望所」への期待が一気に高まります。
はたして葛原展望所
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/6d/8de52cb5eac7e508b5a2f4bb78266d0c.jpg)
ピークには石仏が2基。
さぞかし見晴らしが良いのだろうと、胸をときめかせながら来てみれば、木が茂っていて展望どころではありません。
葛原集落が存在していた昔はきっと見晴らしがよかったのでしょう。
もうすこしで文殊仙寺というところ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/1c/89e1a0db10a4f0cb72f5f042f1e7b57a.jpg)
寺の裏の方に出てきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/f7/90c1e8c41070ac12de8a94c51aa391ac.jpg)
ゴールです。
周回コースですが、山頂を過ぎると「裏文殊山…」と「裏」という言葉を使ってありましたが、個人的にはその「裏文殊山」の方が変化に富んでいていいなと思いました。
なお、国東半島には「国東半島峯道ロングトレイル」というのがあって、修験の山と史跡にふれながら自然の中を歩くルートが整備されています。
今回旅してみて、国東半島をより深く味わうには、そのトレイルコースを歩くのも一つの方法だなと感じました。