(前のエントリー『サーシャ、お帰りなさい~』から続く)
サーシャのSPの演技を見てから、色んな比較画像や動画を見つけて見ているうちに、『ある考え』が頭の中を駆け巡りだしてしまいました。
それは、キム・ヨナさんが、今まで見た他のスケーターとは異質な感じがぬぐえない理由についてです。
ただ、これはご自身がという事ではありません、あくまでも周りのスタッフやメディアがしている事だという視点で書いています。
また、これは、あくまでも、私の私見であることをご了承いただいて読んでいただけたらうれしいな、と思っております。
その『ある考え』というのを韓国のメル友に話したところ、全面的に同意してくれました。そして、以前のこんな記事を探し出して送ってくれました。
以下、メル友からの情報を転載します
(2009年の世界選手権の後、SBSの8時のニュース)
【技術 演技 歴代最高】
キム・ヨナは、今や「伝説のフィギュア女王」カタリーナ・ビット、またミッシェル・クワンと直接比較する対象になっています。彼女達の全盛期の時と比較しても、キム・ヨナの演技は卓越しているという評価が出ています。
キム・ヨナはフィギュアの教科書として通じています。弱点がほとんどありません。正確な技術と芸術的な感覚を全て持ち合わせています。
技術:キム・ヨナ>カタリーナ・ビット(オリンピック2連覇)
80年代のフィギュア女王のカタリーナ・ビットよりもジャンプでは1枚上です。
3-2回転連続ジャンプ 3-2-2回転連続ジャンプ
ビットが駆使した最高難度のジャンプはトリプル・トゥーダブルトゥ連続ジャンプでキム・ヨナの高難度連続ジャンプより基本点数2点以上落ちます。
技術:キム・ヨナ>ミッシェル・クワン(世界選手権5連覇)
世界選手権5回優勝に輝くミッシェル・クワンは表現力ではキム・ヨナとほとんど同じですが、ジャンプ力はずっと落ちます。
芸術:キム・ヨナ>伊藤みどり(初めて3Aジャンプ成功)
トリプルアクセルを初めて成功した日本の伊藤みどりは機械的な演技を繰り広げました。
カリスマ溢れるキム・ヨナと比較すると、相当な格差が出ます。
ジャンプ成功率:キム・ヨナ>スルツカヤ(GPファイナル3連覇)
技術性と芸術性を満遍無く持ち合わせたという評価を受けたロシアのスルツカヤは、技術成効率でキム・ヨナより落ちます。
キム・ヨナはトリプルフリップとトリプルトゥの連続ジャンプの成功率は90%に肉薄する唯一の選手です。
カート・ブラウニング 世界選手権4回優勝者
「キム・ヨナは『つなみ』と同じ様な感動をくれました。私達が見るスポーツの概念を変えて、全世界の選手達が表現力を学ぶような予感をくれました」
キム・ヨナは伝説を飛び越えて、新しい伝説を作っています。
今や自身を越える事だけが残っています。
(転載以上)
お断りをしておきたいのですが、私はキム・ヨナさんは実力のあるスケーターだとは思ってます。特に上半身と顔の表情を使った表現はすばらしいと思うし、3-3ジャンプの成功率と高さ幅もすばらしいと思っています。
ただ、この前から色々な画像を見ているうちに、その他の、スピン、スパイラルのポジションの美しさとか、柔軟性とか、後半のステップの切れとか、エッジ系のジャンプなどについては、他の選手達の方に分があると思っています。
去年から良く使われている 『トータルパッケージ』で見ても、私は飛びぬけて卓越した実力の持ち主だとは思えないんです。スケアメ、ファイナルでは、かなりのミスも出ていましたし。
しかしながら、ヨナさん陣営は、ヨナさんを過去のスケーターの中でも卓越した女王様に祭り上げたい、祭り上げる必要があるのでは?と感じています。
では、そのためにはどうすればいいのか?
私は、もしも自分がその立場(ヨナ陣営)だったらどうするのだろう、ってちょっと考えてみました。
それが、私の頭の中を駆け巡ってしまった『ある考え』でした。
要するに、他の選手を下げる事で自分が上がること、公園にあるシーソーの原理なのではないかと。
シーソーって相手が下がらないと自分が上がっていきませんよね。
名付けて『シーソー作戦』なのではないかと思ったんです。
私は、自分が知っている限りの過去のスケーターの中で、あれほど他の選手を引き合いに出す(自分のすばらしさを強調するために)選手を見たことがありません。
実は、メル友が送ってくれた紹介記事を見て、少なからずショックを受けているのも事実です。
日本の選手(特に真央ちゃん)だけでなかった。ビットさんやクワンさん、スルツカヤさんや、みどりさんまでシーソー作戦に巻き込んでる!
メル友が面白い事言ってました。
『SBSのニュース、人の名前を字幕で出す時、必ず「肩書き」が付くんですよね。
たとえば、“5回世界選手権優勝”のクワンとか。一流の肩書き。そうすることによって、さらにシーソー効果を狙ってるんじゃない~?』
って。思わず読んで、苦笑してしまいました。
私は、こう思います。
こういう報道をすると、韓国国内の人々は喜ぶのかもしれない。
でも、ご本人(ヨナさん)にとってそれがプラスになっているとはとても思えないんです。
昨日までの全米選手権女子シングルを見ていても思ったのですが、アメリカも、日本も、ロシアも、フランスも、イタリア、フィンランド、みんな国内で切磋琢磨して向上していきます。ライバルでもあり、すばらしい仲間でもある。
でも、韓国にはそれがない。
キム・ヨナさんの今一番戦わなければいけない『相手』というのは、もしかしたら、国内のこういう報道、プレッシャーなのかもしれないですね。
キム・ヨナさんが、自国開催の大きな大会(四大陸)に2度も連続で不出場(一回は故障とのことですが)という結果になってしまったのは、ヨナさんは国内のこういったプレッシャーとの闘いを放棄したのではないのか?なんて想像してしまいました。
話は変わりますが、別記事で、真央ちゃんの韓国入りのニュースをアップしました。
まきのっち~、今度こそパパラッチをはじき飛ばして下さいね~
下記に、サーシャのバレエジャンプの画像を探していて見つけたほかの画像を一部ご紹介します。
アラベスク比較
シットスピンのポジション比較
上の写真は、1つのエレメンツを切り取って並べただけに過ぎない写真だとは思います。
これを元に、真央ちゃんがキム・ヨナさんと比べて卓越しているなんて、言うつもりもないし、私がそんな事言える立場でもありません。
こういった比較をして、気分がいいなんて思うわけもありません。むしろ嫌な気分になりそう。
だから、過去のスケーターまで持ち出して、シーソーするの、もうやめようよ~って、お願いしたいです。
それに、今採点ルールって『絶対評価』だったんじゃ?
都合よく絶対評価、相対評価を使い分けられている印象がぬぐえないのですが、どなたか分かるように説明していただけないでしょうか~
なんだか、暗くなってしまったので、最後に1つばか話。(さむ~くなりたくない人はスルーですよ~)
シーソー、といえばオバンザメ的に思い出すのが『ちりとてちん』末っ子弟子の四草さんなんですが、私大好きだったんです。加藤虎ノ介さん。いまいずこに~??最近お見かけしませんが・・・ 今年は寅年ですよ~
ここでなぞかけをひとつ。
『ちりとてちんの四草(シーソー)とかけて』
『キムヨナ陣営のシーソー作戦(絶対女王にするために、他選手を下げる作戦)と説く』
『その心は?』
『も~え~ (萌え~)』ちゅうねん!
もう一個浮かんじゃった!
『キムヨナ陣営のシーソー作戦とかけて』
『オバンザメ2号のギャグと説く』
『その心は』
『お、おねがい、もうそれ以上やらないで~』(人々の声)
すんずれいいたしました~
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