べべ、2025年3月18日永眠。
奇しくもララと同じ15歳9ヶ月の犬生でした。
べべの体からララが亡くなる前に嗅いだ独特のニオいを僅かに感じたときから覚悟はしていました。
それでも食欲はあったし、部屋の中もいつも通り歩き回っていたから、今すぐどうこうと言うことはないだろうと楽観的に考えていました。
急変したのは日曜日の夜。
食欲もなく、水も自分では飲めなくなりました。
強制給餌をやめて、シリンジで水のみを飲ませました。
立ち上がることができなくなったのは昨日の昼。
いつも好んで寝ている夫のふとんから立ち上がろうとして滑り落ちました。
慌てて抱き上げると「キャン、キャン」と今まで聞いたことのない声で何度も泣きました。
立てない足に見えない目、きっとすごく怖かったんだろうと思います。
それからずっとべべを抱っこしたまま過ごしました。
夫が仕事から帰ってきたら交代でべべを抱っこしました。
夜中はわたしが抱っこしました。
明け方ごろ全身から力が抜けて首を自力で支えられない状態になったので、抱っこよりも寝かせたほうが呼吸が楽になりそうだったので夫の横に寝かせました。
夫とべべとわたしの川の字で夜明けを待ちました。
そして、仕事に行く夫がシリンジで水を飲ませて「いってきます」とベベに声をかけて家を出た数時間後、小さな咳を何度かしたのち静かに息を引き取りました。
尽きそうだったべべの命をなんとか繋ぎ止めてから3年3ヶ月。
その命をべべは立派に全うしてくれました。
よく頑張ったね、べべ。
偉かったよ。いっぱいいっぱい偉かったよ。
一人っ子生活は1年限りだったけど満喫できたかな?
今までそばに居てくれてありがとう。
本当にありがとう。
愛してるよ。
明日、虹の橋へと旅立ちます🌈
ララが居るから大丈夫。怖くないよ。
きっと入り口を飛び出して迎えに来てくれるよ。
だってララは今もべべのお母さんだから…。
ありがとう、べべ。
さようなら。